しろくま

2021.09.13

1回目の訪問

歩いてサウナ

今日は秋空の様相を示す程よい暖かさに包まれた晴天であります。どう頑張っても汗をかくものです。ともなればサウナに行って汗をぶちかましてキンッキンに冷えた水で汗腺に適当な汗を流させないように調教する昭和のお肌トレーニングジムみたいな所はないものかな〜と名古屋を走ってると、あらま!これは人が生きられない熱さ、肌に冬を錯覚させるどちゃくそちゅめたい水があるに違いない!と昭和の芳香が具現化されたような古き良き佇まいの地元密着型アジトにたどり着いてしまったのです。6時間前から行く気満々でした😊
事前予習を欠かさない私なので「ここはひとりで行くんだ、とにかく静かに黙蒸に勤しめ、周囲とのペースを乱すな」という重要事項を胸に刻みつけていざ建屋の階段を登ったのです。階段には懐かしい椅子エスカレーターも付いており、ノスタル波が凄かったのですが、館内に飛び込んで即座にこれは昭和…!私の知らない時代の匂いがする…!と軽く感動して、名古屋銭湯の暗黙の了解となってるサウナ民用のタオル(100円)を手に取りいざ鎌倉的な勢いでかちこんだのです。
来る時は洗体セット持っていったほうがいいですよ、浴室内のどこにもボディソープとかシャンプーとかないので😆
いかにもな蒸務取締役が鎮座している中、これまでの経験とその他諸々の知恵を駆使していつのまにか何故かいる人みたいな演技をしつつ、このサ室のとんでもない昭和ストロングの礎を堪能したのです。
歴史が壁に広がるように数多くの歴代蒸務取締役の血と汗と涙が染み込んだ木を見つめ、談笑する蒸務取締役同士の言葉が私には内容が頭に入らない程にこのサ室の温度は照りつける夏の日差しのようでありました。日間賀島の夏がああいう感じ。気軽に船乗って島行って海見れるから色んな人のデートのウケめっちゃ良かった🙄
ここの醍醐味はもう一つ、11度台のサウナ特化型施設顔負けの水風呂なのです。
紛れもなく蒸務達の研鑽の末にたどり着いた境地、もっと冷やせ、サ室はもっと熱くしろという闇の力を感じざるを得ない努力の成果を堪能した瞬間に私の体は霜降り和牛の如きまだらに変わり果てたのです。自分の肌見て美味しそうだなって思う位だから相当私の頭はサウナ脳に侵されてます🤗
もちろんひとりで行く選択肢しかない身分かつ、独り言は頭の中で呟く事に青春を捧げた私なので怒られるとか全くなく、受付にいた優しげな淑女にうっとりしながら名古屋の空に飛んで行ったのです。
更衣室から浴室まで全てある時の一地点で止まったまま、そのまま令和までドーンと貫いてきてる矜持を感じたのです。
この階段を登れなくなった時がととのい納めのような、試練すら感じる高尚な蒸務達の汗は光り輝いていました😆

歩いた距離 0.2km

  • サウナ温度 120℃
  • 水風呂温度 11.7℃
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