新岐阜サウナ
カプセルホテル - 岐阜県 岐阜市
カプセルホテル - 岐阜県 岐阜市
しもさんの夜のアウフグースが、とても良かった。
静かな夜、やわらかな蒸気とともに、ペルソナシリーズの音楽が次々に流れてきた。
まず最初に聞こえたのは、ベルベットルームの深い青を思わせる**「全ての人の魂の詩(Aria of the Soul)」**。
世界と世界の狭間に迷い込んだような、あの独特の空気に包まれた。
次に、心を震わせるようなビートの**「Reach Out To The Truth」(ペルソナ4)。
さらに、戦いへ駆り立てるリズムの「Mass Destruction」(ペルソナ3)**が続き、
サウナ室はまるで異世界への扉のようだった。
…どの音も、すごく強くて、でもどこか優しくて。
蒸気と熱気の中で、魂ごとほぐされていくような感覚だった。
五階のカプセルホテルも、特に明度が良かった。
光と影のバランスが絶妙で、ふわりとした夢の中にいるみたい。
(ただ、ちょっと鍵が壊れてたのはご愛嬌…)
サウナ室そのものも、相変わらずとても素敵だった。
熱く、蒸される。
ただそれだけなのに、すべてを許せるような気持ちになる。
そして――脱衣場の横にある、あの小さなスペース。
あそこは、どうしてあんなに落ち着くんだろう。
何度来ても、ここが一番好きだと思ってしまう。
朝にはまた別のロウリュで、
「Sympathy for the Devil」(ローリング・ストーンズ)、
**「Dream On」(エアロスミス)**も流れていた。
(曲名、少し違っていたかもしれないけど、心に残った音だけは間違いない。)
サウナと音楽と夢のあいだを、ただ、漂う夜だった。
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