2020.08.18 登録
[ 東京都 ]
開業1周年を迎えたばかりのかるまる池袋。
屋上外気浴、ケロサウナ、炭酸泉、シングル水風呂、セルフロウリュ、オートロウリュ、アウフグースなど人気サウナ施設の特徴的な部分をこれでもかと取り入れられている。サウナブームから少し遅れての開業ではあるが、その分リサーチを済ませてから作ることができるためその完成度の高さには屈服するしかない。まさにこれはリサーチを済ませてから人気アイドルの移籍などをさせて謎の資金力でねじ伏せるゼロイチファミリアと同じだ。
最近の流行りのアイドルは丸顔で目がぱっちりしていて低身長な感じだと思っていて、可愛いという要素をパワーで殴ってくる。サウナもこのようなパワー系が流行りなのかなとも思う。特に自分が好むのは高温多湿のサウナ室で数分で汗を流して、冷たすぎる水風呂で瞬間的に体を冷やして、外気浴で到達という方法。逆の低温のサウナ室でじっくり汗をかきそこそこの温度の水風呂でゆっくり体を冷やしていく方が体の負担は少ないが、外気浴でキマろうと思うと前者のパワータイプの方が良いだろう。この施設ではケロサウナからのサンダートルネード水風呂で実現できる。
これが都内の池袋という好立地の場所で出来るので平日でもかなり集客があるのは当然だろう。その分スタッフの巡回が多くてちょっとでも喋ってるところを見られると注意が入るので完全にそこはピンチケの多いアイドル現場と同じだ。1人で行って温浴との対話を楽しみましょうという感じだ。
入浴料が他施設よりも割高ではあるのでたまの贅沢で利用したい。
[ 東京都 ]
サウナシュラン2019の7位でおなじみの東京ドーム天然温泉 スパ ラクーア。
温浴施設界隈では温泉オタクとサウナオタクの争いが絶えず、第三勢力として岩盤浴オタクまで存在している。これはアイドル界隈で地上アイドルのオタクと地下アイドルのオタクの争いが絶えず、第三勢力としてアイドル声優のオタクまで存在するのと同じ構図だと言っても良いだろう。
このスパ ラクーアでは温泉、サウナ、岩盤浴を全て揃っている施設であるのでどの温浴施設界隈のオタクが行っても楽しめると感じた。
自分は温泉や岩盤浴はほとんど行かないので良し悪しはわからないが、サウナに関しては間違いがなかった。サウナ室の種類が豊富でそれぞれ好みの差が大きいサウナのオタクを大きくカバーしてる点は評価が高い。
自分はヴェレ(中高温サウナ)がお気に入りだ。30分に1度のオートロウリュが物凄い勢いで熱波師が蒸気を拡散しなくてもサウナ室全体の体感温度の急激な上昇を感じられ、汗が噴き出てくる。
水風呂に関しては適温とされる15〜17℃くらいのものと、水風呂が怖いと思っている人向けの22℃がありここでも幅広い層をカバーしてる。
外気浴に関しては東京ドームを一望出来たりと景色も楽しめる。これは屋上施設の強みである。
サウナに関してこれだけのクオリティの高さであるので温泉や岩盤浴に関しても同程度のクオリティだろう。
アイドル界隈ではなかなか幅広い層を取り込むことは難しいが、温浴施設界隈ではこのスパ ラクーアに行けば良いだろう。
[ 千葉県 ]
テレビ番組「サウナを愛でたい」で紹介されたことでおなじみの船橋グランドサウナ。
今は少ない乾燥したサウナにそこそこ冷えた水風呂の昭和ストロングと呼ばれるもので、ターゲット年齢層は昨今のサウナブームの逆張りで高年齢向けという感じ。
かなり落ち着いた雰囲気でサウナを通じて己との対話をするにはもってこいの施設だと言える。
トレンドばかりを追い求めて芯がなくなってしまった時に訪れたい場所だ。
[ 神奈川県 ]
サウナシュラン殿堂入りでおなじみのスカイスパYOKOHAMA。
サウナ室はメインサウナと塩サウナ。浴槽底に水流のある16℃の水風呂。ととのい場はととのい椅子の上に空気孔があり室内にいながら外気浴してるように感じられた。
メインサウナは12時から21時まで1時間に1回のアウフグースとオートロウリュもあり常に湿度が保たれている状態で高温過ぎず息苦しさもない。
このようにトレンドに合った上質なサウナだと言える。
しかしこの施設が有名である理由は“熱波師”にあると思う。今回は朝から泊まりで滞在することで“三銃士”全ての熱波を浴びさせてもらった。
14時の回ではスカイスパ永井、物理的に日本で最も熱くする熱波師。
16時の回ではスカイスパ鈴木、サウナ室が揺れるほどの大胆さと華麗なタオルさばきをする熱波師。
20時の回では箸休めサトシ、2019年熱波師甲子園秋覇者。
特に箸休めサトシのエンターテイメント型アウフグースはかつてない衝撃を受けた。ヒーリング音楽を流しながら優しい熱波を丁寧に拡散していたと思ったらアッパー系の音楽に切り替わった瞬間に厚手のタオルで熱波を大拡散、さらには氷を投入してブロアーで大熱波を大拡散。落ちサビで手拍子を求めて最後に大量の氷を投入して終わり。
サウナは己との戦いという側面が強く熱波師のアウフグースによって“ととのい”に影響を及ぼすのは良しとは思わないが、1つのサウナの楽しみ方として考えていきたい。
[ 東京都 ]
サウナシュラン2018の3位でおなじみのニューウイング。
金曜日の夜ということで混雑が予想されたが、そこまでではなかった。
なぜ混雑しそうな金曜日の夜にここへ来たのかというとサウナ室のテレビに映るMステに出演するNiziUを見てJ.Y.Parkみたいな笑顔になりたかったからだ。
21:40過ぎにサウナ室に入りちょうど体が温まったタイミングでNiziUの登場。「会エテ嬉シイデス。始メテクダサイ!」と口をこぼしそうになるが、サウナ室は感染症対策で私語は厳禁となっているので我慢。
NiziUのパーフォマンスが終わり「キテクダサイ。」と言いたいところだがそこそこの時間をサウナ室で過ごした為そんな余裕もなく即水風呂へ向かった。この施設の注目すべき点はやはり泳げるほど広いプールの水風呂。「サウナ施設デイチバン大変ナコトハ何カワカリマスカ?水風呂ノ『温度管理』デス。水温ハ“ととのい”ヘ直接影響ヲ与エルカラデス。20℃デハヌルク15℃デハツメタスギルノデ17℃位ヲ維持スル必要ガアリマス。」かなり広い水風呂なのに水温がきちんと管理されており驚いた。そのおかげでととのい椅子に座った瞬間にJ.Y.Parkのような笑顔に到達した。
[ 東京都 ]
サウナシュラン2020の第二位でおなじみのかるまる池袋。
サウナのテーマパーク「サウナランド」と呼ばれるようにとにかくサウナ室と水風呂の種類が多い。その分どれが自分の好きなサウナかわかってないと最大限に楽しめない上級者向けという印象を持つ。もちろん自分の好きなサウナがわかっていればそれに越したことはないがサウナ室も水風呂も1つ1つのクオリティが高いため初心者でも楽しむことはできると思う。
ある意味さまざまなアイドルが集まるフェスみたいなものでアイドルを知らなくてもそこそこ楽しめるけどやっぱり最大限に楽しむには自分の好きなアイドルを把握しておいた方が良いことと同じだと感じる。
自分のお気に入りはサウナ室はケロサウナ、水風呂は水温シングルのサンダートルネード。
サウナ室は温度が高ければ高いほど良いと思ってしまいがちだが湿度とのバランスでどれだけ汗をかけるかが大事である。ここのケロサウナは温度と湿度そして木材の香りのバランスが良く気持ちよく汗がかける。アイドルも顔が良ければ良いのではなくダンスや歌などのパフォーマンスも必要みたいな事と同じだ。
水風呂はアイドルの年齢と同じで低ければ低いほど良いと言われるのでシングルというのは魅力的だ。サンダートルネード式のバイブラであるため水の衣ができることないのでここは好みが分かれそうだ。
そして、外気浴場に関してはビルの屋上で気持ち良い風を当たることができて最高のととのいを体験できる。
一度は行くべき、ぜひリピートしたいサウナだ。
[ 東京都 ]
銭湯サウナで初のサウナシュラン入りを果たしたことでお馴染みの黄金湯。
まず驚いたのは番台がライブハウスのバーカウンターみたいになっていたことで、DJ機材なども置かれており実際にDJを呼んだこともあるらしい。ビールサーバーも設置されており浴後にはクラフトビールもいただける。サウナ入浴の場合は目印としてリストバンドを受け取るのだが、こんなライブハウスみたいなことをされるとこれからライブでも始まるのかという気持ちになる。
しかし銭湯はよくある下町銭湯という感じでこんな熱い湯には入れないみたい風呂も用意されており客層もおじいさんが中心だった。
ところが銭湯エリアに隔離されているサウナエリアは違った。サウナ室は麦飯石で体を芯から温めてくれ、高頻度のオートロウリュにより湿度管理はバッチリで気持ちよく汗がかける。サウナ室に出てすぐのところにキンキンに冷えた水風呂があり、外気浴場にもすぐに移動できる。ととのいまでの導線確保が完璧でここは銭湯だが「最高のセットリストが組まれている。」と言った方が良いだろう。若年層に向けた大改装の末にこのような施設になったらしくサウナエリアはサウナキッズが中心だった。
銭湯サウナで初のサウナシュラン入りを果たしたことに納得した。
[ 千葉県 ]
平日の昼間に行くことで人混みを避けられじっくりとサウナと向き合える。アイドルの対バンライブも平日に行くことで人が少なくじっくりアイドルと向き合えるのでこういった時を家で過ごすのではなく積極的に外出していきたい。でもなんだかんだでここは人気施設なので平日でも貸切状態とまではならない
[ 東京都 ]
ドラマ「サ道」の聖地としても知られるこの施設は、サ室、水風呂、外気浴と特別な個性はないものの質は高く文句のつけようがない。しかしながらこういったシンプルサウナだからこそ感じられるクオリティの高さは有象無象のアイドルを見た上で感じる乃木坂46のような正統派こそに良さを見出せることと同じように思う。自分の中の“サ道”が“到達”できたらまた訪れたい
[ 愛知県 ]
深夜25時のロウリュ、夕方の満員状態とは打って変わってサウナ室に4人しかおらず、こんな時間にも熱波を浴びたいと思うガチのサウナ好きしかいない印象があった。まさに平日昼間にある会場がスカスカのアイドルの対バンの様相である。それを理解してなのかアイドルの太客への対応かのように熱波師の大城さんは通常のアウフグースとは桁違いの力強さ、おかわり自由の大盤振る舞いである。
そして翌朝8時のロウリュ、そこそこサウナ室内には人が集まっているものの目覚めの一撃は体に良い鞭を打ってくれると感じる。
ウェルビー栄に宿泊するなら、最終ロウリュと最初ロウリュで、鍵閉めと鍵開けを体験して欲しい。