さうなんだ

ハイクオリティ・コンパクトとはここ柴田温泉にこそ相応しい形容です。浴室、湯船、サウナ、水風呂、そのすべてが小ぶりですがどれも質が高くて快適。外気浴もできて露天の寝湯まであってとにかく浴場のサイズからは想像できないほどです。しかも、浴場の外は小料理屋で飲食もできるのですから。

サウナはガスストーブのからからのドライ。温度計では100℃以上になっています。5人が限度の広さですが、遅い時間は独占できることもしばしばです。ここも日によって温度の高い・低いのばらつきがありますが、概して熱めだと思います。水風呂も十分に冷たく、風の通りの良い外気浴もできるときたら言うことなしです。

サウナの入れる450円の銭湯としては名古屋最強の一つだと思いますね。唯一の欠点は駐車スペースの少ないこと。満車のときは路上駐車はしないように。警察の取締りが結構あります。

今日は久しぶりにここ白山温泉さんに来ました。雨なので22:00くらいにインすればいくら大人気の白山温泉さんでも待たずにサウナに入れるだろうとの目論見。メインの目的はスチームです。駐車場はガラガラだったのでシメシメ。

入場して早速スチームに直行。先客はいませんでしたがすぐに二人外国人さんが入ってきて満席に。しかしさすがに60℃のスチームは熱い。スチームファンでスチームに慣れているわたしでも久しぶりにここのスチームサウナに入ると熱さがビンビンきます。結局10分を4回入りましたが、評判が高い割りにはみなさんドライの方に行くのはやはりきついからでしょうか。春日井温泉のスチームも強力でしたが、やはりスチームナンバーワンはここでしょうね。薬草の香りが良いのは言うまでもありません。

ドライの方にも一回入りましたがスチームに較べればマイルドだと思います。浴場全体には客が多くはなかったのにドライサウナはなかなか上段に空きが出ないのは大人気のサウナだけのことはあります。温度はそれほど高くありませんが快適なサウナです。12分で出るつもりでしたがスポーツニュースで井上尚弥の試合結果が知りたくて結局14分に伸びました。😀

ここ八幡温泉には高温ボナサウナとスチームサウナ(塩サウナ)の二つのサウナがありますが、特徴的なのは後者のスチームです。白山温泉や春日井温泉のような強力蒸気噴射型でもなく、御嶽温泉の蒸気モワモワサウナでもありません。蒸気が静かに立ちこめているスチームサウナで、蒸気で視界が曇るようなことがなく透明な空気です。それでいて湿度が高くすぐに発汗してスチームサウナにありがちな息苦しさのない非常に快適なサウナです。

ただし昔の学校の物置のような部室を思わせる、率直に言って古くて半分壊れかけた部屋もそうですが、スチーム装置の老朽化が激しく安定していません。45℃くらいから50℃というように温度が高い日と低い日があって、高いときは天国ですが、低い時は湯通しなしでは物足りません。かっては人間燻製マシンとして猛威を振るっていたようですが、今はおとなし目で最近ようやく50℃を越えるようになりました。50℃を越えたら身体の姿勢を変えるために少し動いただけで熱さが刺さってきます。まさしくオートアウフグースですが(笑)、この熱さは癖になります。

またこの八幡温泉は煙突のある銭湯で、薪で焚いた温度高めの湯も最高です。教会のドームのような天井の高い浴室にはステンドグラスまであって雰囲気は最高です。古びてはいますが、この味のある銭湯でスチームサウナを体験してみませんか。

今日ご紹介する色物サウナはここ娯楽湯のミストサウナです。「温霧浴」と書いてある狭いガラス張りの部屋に入るとザーという滝のような音が耳に飛び込んできます。ミストを生成している音ですが相当うるさくて密室での閉塞感を高めます。部屋の温度は50℃です。

経験のある方はもうお分かりでしょうが、スティームサウナやミストサウナの50℃はヤバイ設定です。高温サウナしか知らない方は50℃と聞くとぬるくて入れないと思うでしょうが、ここ娯楽湯のミストサウナに10分以上入れるのは相当熱さに強い方だけでしょう。わたしにとっては最も熱いサウナの一つです。

ここは水風呂がないので水シャワーで代用します。あまり利用する人がいないので90%の確率で貸切り状態になるのも良いところ。ミストサウナのみの銭湯も珍しいですが、話のタネにでも一度この不思議な空間を訪れてください。サウナはドライだけじゃありません。😎

某テレビ番組で刺激的な銭湯として紹介されていましたが、七福湯さんの名誉のために異議を申し立てます。

七福湯さんは全体的に実にマイルドな設定で変に刺激的なところはありません。サウナの温度設定もマイルドだし、お湯の温度もそう、薬湯もまったり浸かるタイプで、電気風呂に至っては他の銭湯では悶絶するような強度設定してある揉兵衛も控え目になっています。刺激的にしようと思えばサウナは110℃超、水風呂は15℃以下に設定しているでしょう。

ミスリーディングなマスコミの紹介で間違ったイメージが広まるのは許されません。目くじらを立てるほどでもないと言われるかも知れませんが、あらかじめ｢刺激的くくり」でテーマを無理やり設定した上でのマスコミの情報操作であることに違いはありません。

七福湯さんの良いところはマイルドなことなのです。これから初めてここを訪れようという人には「刺激を求めて行けばがっかりするがバランスの取れた快適な風呂を求めるならば大満足できる」と申し上げておきたいと思います。

初めて大人気の春日井温泉に行ってきました。かねてから行きたいとは思っていましたが、わたしの住んでいるところからは17kmの距離で車で40分はかかるのでちょっとした温泉旅行をしたい気分になるまで待っていました。

浴室に入ってシャワーで掛け湯をした後サウナ室を探します。ドアを開けるとそこは誰もいないタイル部屋。なかなかサウナ好きの心をくすぐる雰囲気です。スチームサウナと聞いていましたが、浴室にはミストサウナと書いてあります。どっちなんだ。答えはスチームミストサウナです。一定の時間が経つと横の穴の開いた鉄板からは熱いスチームが噴き出し、それと同時に天井にある噴霧器からは霧雨というよりは水滴に近いミストが噴き出して部屋に散ります。室温は50℃もないくらいですが、体感温度はドライサウナ並みかそれ以上です。御嶽温泉のようなちょっと息苦しいようなモワモワスチームでもなく、娯楽湯のようなびしょ濡れミストでもなくて両方の中間のような威力あるサウナで気に入ってしまいました。

ドライの方は90℃の弱さを感じさせないのは湿度のせいでしょうね。肌に刺さってくるような高温ドライの刺激はありませんでしたから。広さもあって人気なのも理解できます。みなさんがおっしゃっているように熱風が吹き出すとじわじわと沁みてきますきますなー。

遠いのであまり行けないでしょうが、いい銭湯だと思いました。

サウナは高温ドライしか経験ないとか、高温ドライに限ると思っている人たちに色物とも言えるサウナをご紹介します。それがここ御嶽温泉のラドンサウナ。ラドンとはなんじゃいなと思われるかも知れませんが、正体はスチームサウナ。ミストサウナと間違えている方もみえますがここのは生粋のスチームサウナです。ミストサウナはじょうろのような小さなシャワーで熱い噴霧が噴き出して部屋を満たすサウナですが、ここのは噴き出しているのは蒸気だけで天井からから落ちてくるのはただの結露した水滴です。

この御嶽温泉のスチームサウナは室内温度50℃ですからドライサウナの半分程度です。温度が高くなければと思い込んでいる人たちには意外でしょうが、これが100℃のドライサウナと変らないくらい熱く感じるんです。湿度が高いせいなのですが、この御嶽温泉のスチームは特に湿度が高くて空気が｢モワモワ」で蒸気の圧を感じるくらいです。50℃なんてたいしたことないとお思いの方は是非一度トライしてみてください。10分後には考えを改めることになることと思います。しかもドライサウナと違って肌には優しく、サウナは苦手という方にもおすすめできます。

柔らかい肌触りでしかも身体の芯まで温まる、それがここ御嶽温泉のラドンサウナです。

さくらでもグレープフルーツでもここに来るかどうかには影響しない。多分ここに来る人はほとんどがそうだろう。熱いサウナに待たなくて入れて、冷たい水風呂と外気浴で整いたいというときにはここならハズレがないからここに来る、というのじゃないかな。入浴の一部としてのサウナなら近くの銭湯でも手間がなくて良いのだが、今日はサウナでビシッと決めたいというときにはここの安定して高いクオリティーは頼りがいがある。格が違うと感じさせる店は多くはないが、ここはその少ない店の一つだ。