サウナサン
カプセルホテル - 長崎県 佐世保市
カプセルホテル - 長崎県 佐世保市
サウナサン2日目
昨夜一緒にサウナを楽しんだ若者たちは雨の中早々と帰り、日付が変わる頃には館内にはほとんどお客さんは居なかった。今回の旅では初めてのカプセルホテルだったがほぼ即落ちで深い眠りについた。朝になったが周りがゴソゴソと動く音はほとんど聞かれず、布団の中でダラダラと過ごして8時ごろにようやく浴室へと向かった。
#サウナ
朝の報道をボーッと見る。五島列島の天気を深刻そうに説明するアナウンサーが映っている。知らない地名が出るたびに、頭の中でどんな街なのか想像する。とにかく今日の長崎県は大荒れだそうで、外出も控えるべきだという結論が出たところで水風呂へ向かった。
#水風呂
今朝もサウナサンシステムは絶好調である。12.2℃のよく冷えた水風呂は寝起きの体には刺激が強すぎる。あまりの気持ちよさに一瞬別の世界に逝きそうになる。
#スチーム・和香サウナ
あのプレジを彷彿させるスチーム、キャプテンスタッグの団扇とニヤニヤしながら階段を登ってくるレジェンドゆう氏が見えるような気がする。2つともしっかり熱いので水風呂が気持ち良い。浴室には私を入れて3名、天国かここは?
食堂へ向かい宿泊者は無料の朝定食を食べる。鯖は表面がパリッと香ばしく、身はふわりと柔らかい。味のりにはくまモンのイラストがあり、さらに出すと本州で提供されるよりも幾らか分厚いような印象である。これで卵かけご飯を巻き、お手製手巻きの完成だ。気がつけばほとんど鯖に手をつけずにご飯茶碗が空になったのでお代わりをする。
「外は凄いですよ、大雨ですよ」
チェックアウトまで残り30分だったが、食堂のお姉様からの情報で1時間の延長を決める。幸いみなと口発のジャンボタクシーの搭乗時間までまだ時間がある。この辺りの地酒を尋ねると六十余州があるとのことで、それを注文する。残った味のりと鯖で日本酒をチビチビ、お姉様も会話に付き合って下さりとても楽しい時間を過ごせた。
少し酔いが回っていたのを見破られたのか、歩いて駅まで行こうとしたのを受付のお姉様に止められる。よく見ると外は大雨、タイミングを見計らったかのように白い閃光とスマホに大雨警報の通知が。
「五番街までタクシーで行きなよ、その方がいいよ」
横にいたお客さんも同意する。あんまり短いと良くないのではと思ったが、傘の意味もないようなこの雨の中、歩いたら風邪を引きそうだった。
結局タクシーを呼んでもらいサウナサンを後にする。
次回は五島列島の観光ついでにバイクで来てみたいが、バイク駐車場は無いらしい。でもどうにかしてまた来たいなぁ、、そんな素敵なサウナでした。
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