ぶっころりー

2024.04.14

1回目の訪問

横浜ツーリングの後に友人を背中に乗せて訪問。

デカいバイクなので停める場所に困ったが「コインランドリーの横なら過去にバイクを停めてるお客さんを見た」と常連のお姉様からのアドバイスを受け目に見えない何かに謝りながら停める。お邪魔だったらホント申し訳ありません。

こう宮殿作りのようにドーン!ジャーン!と現在してる外観ではない。駅から数分の裏道にある交差点の横にビルと同化して駒の湯は存在する。バイクを停めながら交差点を観察しているとと、チャリでフラフラしているおじさんやシルバーカーを押しながら歩くマダム、親子連れの間を足早に駆けるOLなど様々な人々が行き来する。一見ガラス越しに街の営みを見ているようだったが、時々その中からスッと暖簾をくぐる人が現れる。暖簾から現れる人もまた誰かと二言三言挨拶をして交差点から街の中に溶けていく。まるでジャンクションだ。銭湯と生活の境界線が良い意味で曖昧で、それが駒の湯に対する第一印象だった。

#湯船
私はどうも着替えるのが遅く、一方で友人はさっさと服を脱ぎ浴室に入る。なので私がはち切れそうな腹部に泡を塗りたくっている頃には、彼は湯船に浸かっていることが多い。
先にサウナか、それとも夏日で熱った体を冷やすかと悩んだが、あまりにも気持ちよさそうに湯船に入ってるので、まずは湯船に入る。バイブラやジェットが激しく吹き出している。まるでナブラのようだ。足先を入れた時点でかなり熱いのが分かった。一気に首元まで浸かると全身を電気が走ったような緊張、そして湯に溶けるように脱力。熱い湯船は最高だ、思ったよりもバイクで体が冷えていたらしい。

「やっぱお湯って大切だよなぁ」

バイブラ越しに聞こえる声に無言で頷く。


#サウナ
私は身体が大きい分よく常連のおじ様に絡まれる。
今日は入室早々

「兄ちゃん大きいんだから上の段に行きなよ」
「ほら早く動くんだよ、太ってるからだよ、遅いなぁ」

こうなると私の悪戯心に火がつく。よりゆっくり、より贅肉をバルンバルン震わせながらオクサレ様のように歩く。

「その席なら俺は6分だけど、兄ちゃんは12分だ。針が一周するまでは出ちゃだめだよ。俺は外で見張ってるからな。」

少し頑張ってみたが5分が限界だった。デブの耐久力の無さを舐めないで欲しい。また手刀を切りながら膝頭をすり抜けて出る。何か言われるかなとワクワクしてたが既に常連さんの姿は無かった。まあ人生こんなもんですよね。


#水風呂
キンッキンに冷えてる。長方形と正方形が組み合わさったデザイン。手足を上手く使って好みの体勢で冷やす。水質もかなり良い。好き。


外に出ると家族連れが増えていた。
オレンジ色の三軒茶屋、良い街だなぁ。

ぶっころりーさんの駒の湯のサ活写真
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