【閉店】よしかわ天然温泉ゆあみ
温浴施設 - 埼玉県 吉川市
温浴施設 - 埼玉県 吉川市
鬼のように混んでいる外環下をひた走り草加ICを横目に急ぐ。
右に曲がれば我が愛するラッコ🦦が待っているが、今日は我慢である。1つは今週に銭湯の常連さんをエスコートするため、もう一つは日本一の薬湯風呂を堪能するためだ。
今のところ記憶に残る薬湯風呂というと、健康センターとスターらんどホテルである。特に健康センターはまさにチンピリで、慣れるまでは5分も入れなかった。
だがしかし、何度か通う中で私のJr.は成長し、そんじょそこらのチンピリ程度ではモーマンタイになった。スパジアムジャポンの炭酸水風呂なぞそよ風みたいなモノである。
私は強くなった!!そんな自信を胸にゆあみへ入館した。
#薬湯風呂
2階更衣室から入る浴室目の前にそれはある。サカツにも書かれていたが、ほのかにカレーのような香り。先日新宿で食べた謎のチャーハンと全く同じ香りだった。身体を清めて湯に身を沈める、思ったほど熱くなくて温度だけで言えば何分でも入れる気がした。草加の薬湯以上に皆さん身動きなく沈んでいるので、こちらも雰囲気に飲まれて徐々に動きが取れなくなる。
5分ほど経った頃だろうか…Jr.から緊急信号が届いた。
『こちらJr.…!敵襲です!気がついたら…クソ!』
どうした!?ナニがあった!?
私の声掛けに一層声を荒らげてJr.が応対する。
『新型のガスです!カレーみたいな香りだったので油断してましたが…これは…もうダメかもしれません!』
そもそも風呂の中でカレーの香りがする時点で、人が裸で浸かって良い訳がないだろう。やむを得なかったら貴様はカレーの風呂に入れるのか?と疑問が浮かぶ。
『もうダメです!ベイルアウト(緊急脱出)します!ご武運を!』
ちょうどそのタイミングでダンディな旦那さんが入り口付近に座った。気持ちよさそうに溜息をつくその幸せそうな横顔に私は絶望を見た。今出たらこの旦那さんの至福の時間を邪魔することになる、腐っても元温浴スタッフ…お客様の時間を邪魔することなぞ出来ない!
Jr.が必死に脱出レバーを引くのが分かる。既に痛みは激痛に近かった、こんなに痛いのは出来立てのカップヌー◯ルをズボンの上からこぼした時以来だ。最初あった自信なんてとっくに消し炭と化している。
歯軋りをしながら我慢をしたが、一向に慣れそうもない激痛に心が折れて脱出した。
慌てて奥にあった源泉と書いてある湯船に浸かる。一般的に源泉というと冷泉が多いイメージだが、吉川は48℃の激アツでオマケに超高濃度の高品質温泉なのだ。つまりキャノピーに穴の空いたJr(文字数
Jr.が大変なことにw
ありがトントゥです! 3Fの水風呂で救われました笑
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