地図からサウナが探せる！

友の湯

銭湯 - 東京都江戸川区

ぶっころりー

2022.01.09

1回目の訪問

かるまるで遊び富士丸を食べ明け方に家に帰り気絶。目が覚めたら昼過ぎだった。

まずはサウナだ、と昨日も遊んだ水風呂に入れない系のサウナー友人に連絡する。
「スチームサウナで有名なところあるから行こうぜ！」
決して嘘は言っていない。あと軟水で有名だと伝えた。湾曲された事実に気付くのも世を渡る術なり、と呟きながら中野で合流していざ新小岩へ。

内装はかなり綺麗。番頭さんにサウナについて聞くとあり得ないほど熱いとのこと。桶でドアを開けて入ると吉…？どうやら今までの常識が通用しない世界に来たのだと察した。
友人は猫が居ないことを嘆いていた。

#サウナ
ドア越しに見るとそこまで蒸気は見えず平和な印象。違和感としてはお客さんの殆どが勾玉キーを持っていないことである。

サウナハットを被りタオルを持ちいざ入室。ドアを開けた瞬間灼熱の蒸気が顔面を叩く。不用意に吸った息に乗り肺胞が焦げるような感覚。パニックになりそのまま水風呂まで逃走する、今までの３年9ヶ月、熱い熱いと言ってたのは何だったのか…友の湯はファーストコンタクトから殺意満々だった。

その後近くにいた常連さんに入り方を聞くことが出来た。感謝です。

①サウナハットを被りその上からタオルで顔全体を覆う。
②上半身をバスタオルで覆い、天井に対して被弾面積をなるべく減らす。
③中腰で移動して心が折れる前に逃げる。

この通りにやってみると3分は入ることが出来た、凄い。

ちなみに友人は最初に蒸気を食らってから姿を消した。発汗もクソもないリアル地獄、防具(サウナハットなど)と今までの知識と経験を総動員して堪能する競技性、一周回って楽しくなってくる。
それにしても軟水の水風呂が優しいこと優しいこと…甘みというか真っ赤な熱傷を撫でる。

これは完全に自業自得だが、４セット目に足元に蛇口があるのに気づいた。捻ると冷たい水が！これは恵みの水だと歓喜し、何を血迷ったか木製の椅子に思い切りかけてしまった。
……熱すぎて痛すぎた。立ち上がった瞬間に呼吸器と顔面に火傷を負うのが分かっているので安易に動けない。すると更に体感温度が上昇して眼球に痛みが走り始める。マジで○ぬと思って何とか地面を這いながら脱出した。
フィンランドのサウナが瞑想の場ならここは闘争と逃走である。ただ熱を浴びるだけでは無く、適切なタイミングで逃げ出す判断力が必要となる。
これはサウナではない！男塾名物油(ry

「熱すぎです！最高でした！」
そう挨拶をした後の番頭さんの笑顔が印象的だった。
今度は別のサウナー友人を連れて来ます。また凄いところを知ってしまったなぁ…