地図からサウナが探せる！

サウナセンター稲荷町(旧サウナホテルニュー大泉稲荷町店)

カプセルホテル - 東京都台東区

ポンポコサウナ〜

2020.10.30

1回目の訪問

またひとつ、最高のサウナに出会えた。
その悦びを、噛み締めながら、帰路に就く。

以前同じ最寄駅の寿湯の帰り道、その佇まいを目の当たりにした時から、気になっていたニュー大泉。その施設名や年季の入った建物の外観、ノスタルジー漂うネオンサイン。さぞ昭和ストロングスタイルなバチバチな施設なのだろうと、私は勝手に想起していた。しかし、その内実は全く異なるものであった。なんて優しさだろう。

サウナ室は90度。カラカラかと思いきやしっとりとした熱が身体を包み込む。
上段も位置によってその表情が変わる。
入り口側では、90度の高くもなく低くも無い温度としっとりとした湿度が、相まってこの上ない心地よさに癒される。
奥側のサウナストーブ前の位置では、十勝岳の石を使用したサウナストーンからの熱で、体の芯まで蒸される。
どちらにしても、こんなにも、心地よく汗をかけるサウナは稀有だ。

19度の水風呂。優しい水温と柔らかな水質。心地良さ。漫画、翔太の寿司では審査委員長である柏手の安は、美味い寿司を食べると柏手を打つ手を止められない。それと同じく、私はあまりに気持ちの良い水風呂に入ると「んんぬぅわぁーっ！！」というボイスを発するのを止められない。
ニュー大泉の水風呂、「んんぬぅわぁーっ！！」を浴槽に響かせたのである。

浴室内のテレビの音の大きさを避け、休憩は、稼働時間を終え、電気も消されたスチームサウナのスペースの椅子に腰掛けて。
ソフトな整いにいざなわれ、安らぎを享受した。

ニュー大泉、ここは紛れも無い名店である。

PS
脱衣所と浴室、サウナ室の前、至る所に段差有り。浴槽の跨ぎも高い。床はやや滑りやすいので、皆様注意が必要です。お気をつけて整われて下さい。