Sompasauna
温浴施設 -
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フィンランド🇫🇮サ旅⑪
みんなで創ってみんなで入る、奇跡のサウナ
これは、たまげました。またひとつ、圧倒的な体験をしてしまいました。管理人不在。自分たちで建てて、自分たちでストーブを温め、自分たちで入る。市民の良心によって運営されている奇跡の公衆サウナ、ソンパサウナ。
更衣室はないので、外で着替える。男女問わず気遣いあう、優しい世界。貴重品ロッカーはあるが、南京錠を持参したら使えるらしい。水道がないので、飲み物は必須。
サウナ小屋は3つあるが、1つはリノベ中(DIY感満載。良いサウナになること間違いなし)とのことで、今日入れたのは2つ。
#大サウナ
中央にストーブがあり、左右に向かい合うベンチがある、左右対称の横長のサ室。最大20名。天井が低い。計算されてる。
私が来たときにはすでに温まっていたが、早く来た誰かが火を入れてくれたのだろう。感謝。常に火を絶やさないよう、定期的にチェック。薪が減っていたら追加する。私もくべましたが、自分たちで運営するって、こんなに楽しいんですね。
頻繁なロウリュのお陰でずっと熱い。ストーブのパワーに対してサ室の広さが丁度いいのかも。
#小サウナ
9名までのコンパクトなサ室。初めに「ロウリュしていい?バケツある?」と聞いたら「まだ温まってないから10分待って」と言われた。もう結構温かいけど?と思ったが、後にその意味を知ることになる。寺島浴場のように、サ室に対してストーブがオーバーパワーなのだ。本領を発揮すると非常に熱い。いや、非情か。特にロウリュ時は、私のフィンランド経験の中で最も熱い。これこそ灼熱地獄。頭に巻いたタオルが加熱されすぎてセルフ根性焼き状態。もう他のところで気軽に「灼熱」という言葉を使えない…。
最大灼熱時は、現地民にも相当こたえるらしい。すでにヤバいのに無慈悲に追加されるロウリュ。彼らと一緒に「ヴゥー…」と唸りながら身を屈め、鬼のような蒸気を耐え抜いた経験は忘れられない。
#海
バルト海が川となって流れ込んだ、半分海・半分湖のような水。塩辛くない。冷たすぎず超気持ちいいー!特に灼熱後の入水は最高で、全身がめちゃ引き締まる。
#外気浴
みんな各々くつろいでいる。一人で休む人、談笑する人、楽器を弾く人、海への階段を降りていく全裸爺、上裸で瞑想するお姉さん。自由。楽園。世界にはこんな場所があるなんて…。海を眺めながら、人の声を聞きながら、ここが存在する奇跡を全身で噛み締めた。言葉にならない。
もっと運営を手伝わにゃ!むしろ喜んで手伝うよ!と思い、薪割りもして帰った。来れるなら明日もまた来たい。ソンパサウナの一部になりたい。キートス。
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Sompasauna、本で読んでいましたが、ひつじさんのイキイキとした描写に改めて感動しました✨サウナ後に楽器?自由で素晴らしい。灼熱のくだりに寺島浴場が出てきて和みました😊キートス!
さすがNORIさん、ご存じでしたか。本当に自由で、でもちゃんと秩序はある、素晴らしい場所でした。灼熱は、日本の皆さんに少しでも伝わればと思い、喩えてみました。笑 キートス!😊
ローカルのロウリュは激熱ですね。小さい方が熱いんですね!
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