スッカマ 源氏の湯
温浴施設 - 京都府 相楽郡精華町
温浴施設 - 京都府 相楽郡精華町
30分ほど寝ていた。深く眠れたのか身体が軽かった。お風呂へ。サウナも素晴らしかった。セルフロウリュウを楽しめる低温サウナから高温へ入っていくという造りで面白い。3セット楽しんで。水風呂の水質も抜群だった。間違いなく大好きなサウナ施設のひとつになった。
体を拭いて髪を乾かして出る。外は寒い。玄関前に綺麗でそれでいて可愛い人が。目が合う。素敵は人だな。さあ帰ろう。あれ?この人?化粧していてわからなかったけど多分そう。話しかけてみる。
「もしかしてスッカマ一緒でしたよね?」
「はい私も思ってました笑」
そこから立ち話して彼女の事少し聞いて。どうやら送迎バスで駅まで行くみたい。車だから送りましょうか?良いんですか?車に乗る。ちょっとドライブしよかってなってめちゃくちゃ盛り上がっちゃって。結局食事に行く事に。彼女はお酒を飲んで。サウナ上がりだからか酔いが回ると言っていて。きめ細やかで白い肌が少し火照っていた。
「熱さに強いよね先に出たもん」
「そうかな?サウペン君は悩んでるように見えたけど」
ああ思考はぐるぐるとしていたから。
「失恋でもしたんかなと思ってた」
ああそんなふうに見えてたんだ。まあしたはしたんだけど違う事考えてた。
「あとなんか猫っぽいなと思って。スッカマでキョロキョロしてる感じとかぶつかられた時のリアクションとか笑」
犬顔とは言われた事あるけど猫とは初めて言われた。実家で飼ってる猫に似てるって。ゆりかごで寝てる姿はまさにそっくりだったらしい。
姿勢良くいるから周りからは凛として見られているかと思っていたら全く違った。またただの勘違いハッピー野郎だった笑 もしかするとモテているというのも自分の思い過ごしなのかも知れない。
少しゆっくり過ごした後彼女を家まで送る。ありがとう出会えて良かった。
スッカマで過去を見た。不思議と彼女の事は思い出さなかった。きっとまだ過去ではないという事だろう。ならば一度会いに行こう。この車が嫌いだというからバスにでも乗って。まあどうなるかはわからないけど。
人生は出会いと別れだ。きっとまた色んなドラマが起こるんだろう。これからも毎日サウナに行く。サウナと共に日々の生活を楽しんで自分らしく歩んで行きたいと思う。姿勢を正して。またハッピーな勘違いをしながら。
男
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