スッカマ 源氏の湯
温浴施設 - 京都府 相楽郡精華町
温浴施設 - 京都府 相楽郡精華町
猫とスッカマ
初めて出来た彼女は中2の頃。学校のマドンナだった。ずっとモテていたけど勢いで茶髪にしてみたらもっとモテた。そんな事でモテるくらいの田舎。大人のふりして煙草もふかしてみたら流行りで着けていた軍手が煙草臭くなった。
なんでそんな事思い出すんだろう。煙たいせいか。長く付き合った彼女と別れた。別に病んではいない。
今日ずっと来たかったスッカマに来た。毎日サウナに入っている。珍しいスッカマ。
先にご飯を食べる。女性達からチラチラ見られる。自分は特に格好良い訳ではないのに光を放つ。だからモテる。そして自分をよく知る人達には勘違いハッピー野郎だとも言われる。
少しゆっくりして岩盤浴へ。鞄にタオルとスマホとリップを入れて。下茹で。いくつかの岩盤浴で1時間程過ごす。
本命スッカマへ。火入れがもうすぐ完了する。座って並ぶ。もう何人かが先に並んでる。前に目つきが鋭い彼氏と彼女。後ろもカップルで彼女が美人。その後ろのカップルも綺麗な彼女。先頭には異様な雰囲気の男が2人。
係員の案内がありスッカマへ入る。暗い。中は想像していた以上の煙。神秘的な空間。全然熱くない。香りこれはアロマ?いや違うこの木。焼いている木。サロペットとかそういう宗教的な物に近いのかも。説明された通りタオルを深く被る。自然と思考の世界へ入る。
タオルの隙間から周りをチラチラ見渡す。目が鋭い彼の彼女と目が合った。美人な彼女とも目が合う。もう1つ後ろに座っていた綺麗な彼女は何処にいるか分からない。きっと自分はそんな可愛くはないの色気がある女と一緒。妙に異性を惹きつける。視線を集める。熱い。さっきはそんなだったのに今はとても熱い。目が鋭い彼氏とも目が合う。心配だからか少し睨んできてる気がする。
初めて出来た彼女は中2の頃。学校のマドンナだった。ずっとモテていたけど勢いで茶髪にしてみたらもっとモテた。そんな事でモテるくらいの田舎。大人のふりして煙草もふかしてみたら流行りで着けていた軍手が煙草臭くなった。
なんでそんな事思い出すんだろう。煙たいせいか。長く付き合った彼女と別れた。別に病んではいない。
続く
男
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