定山渓 鹿の湯
ホテル・旅館 - 北海道 札幌市
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本日は鹿の湯なり♨️🦈
何度も日帰り利用はしてはいるものの、今回は宿泊である。その理由は何を隠そうサウナの為!
朝時間の大浴場は男女入れ替わる為、日帰りでは利用出来なかった方のサウナに入れるのだ!念願も念願である。
まずはいつもの女性用サウナとお風呂を紹介させてもらうドン。
浴場は広めで、脱衣場から階段を降りると辿り着くという構造になっている。ミュージックステーションのBGMを脳内再生させながら全裸で得意げに降りていこう。
お風呂の種類は
大きめの熱いお風呂(42度)
その隣にぬるいお風呂(35度)
そして露天風呂と水風呂。この水風呂が実は2種類ある。15度程のノーマルな水風呂と、9度のキンキンな水風呂。その名もしびれ水。私はこのしびれ水を制覇した事が無かった。足を浸けただけで噛みつかれるような冷たさに恐怖し、どうしてもその先に進めなかったのである。しかし今宵は違った。
まずは先にサウナの紹介。
鹿の湯の女性用サウナは変わった造りになっている。
ゆうに10人以上は入れるレベルの広めの空間のサウナのど真ん中に、まるで御神体のような巨大なサウナストーブが鎮座し、異様な存在感を放っている。
それを囲む様に座っていくのだが、この部屋には3つの角がある。そこの角だけ段差が存在し、そこに座る事が出来るのだ。3つしかないのだが、私はそこを『四天王ゾーン』と密かに名付けている。そこに胡座をかいて座り込もうものなら、さながら御神体を囲む四天王の様に見えてくるのである。
温度は89度とそこまで極端に熱い訳ではないのだが、20分に一度のオートロウリュが中々に手強い。
あー熱いなぁもう無理だ!出るぞ!と思い立ち上がると床はもう鉄板。バレエ『白鳥の湖』の如く美しい足捌きで出口に向かう事になる。
水風呂は巨大な桶の様な浴槽2つ。先程にも説明したノーマル水風呂としびれ水。サウナ4セット目を終え、四天王ゾーンから出てきた私は覇気を纏いながら、いつもは敬遠していたしびれ水に静かに身体を沈めていった。
私も遂にしびれ水に入る事が出来たのだ。
あれ程恐ろしかったしびれ水が、今は心地良い冷たさで私を迎え入れ冷やしてくれた。
これで私はようやく一人前のサウナーになれた気がした。ほおを伝うこの水は、汗なのか涙なのか…( ˘ω˘ )
ととのい場は最高。椅子はColeman。外にも数台設置されていて、定山渓の渓流の音を感じながらそよそよとととのう事が出来る。たまに温泉と川の混じり合った匂いが風に乗り、亀の水槽を思い出させてくれる。
サウナストーブを祀り、四天王と化し、しびれ水に迎え入れられてみたい方は是非挑戦してみて欲しい。
あなたの頬を流れるのは一体何の水なのか。
女
ほらよっ(っ'-' )╮三
ありがトントゥ!🐷ぶひぶひ
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