源泉 那須山
温浴施設 - 栃木県 那須郡那須町
温浴施設 - 栃木県 那須郡那須町
那須で2泊3日のキャンプを楽しんでいる。
冬用のニューテントを買ったので、その試し張りを兼ねているが、このテントがすこぶる良いのだ。
今頃の那須は紅葉も過ぎて冬の始まりを告げている。底冷えと引き換えに、夜空は星がなんと美しいことか。
さて、そんなキャンプのさなかに源泉那須山でととのえようという魂胆だ。
サ室は外にある。身を清めて入ってみると、なんともぬるい。
天井近い温度計は85℃を指しているので、ひな壇はもっと低いと思われる。そしておそらくは湿度が低いのだろう。体感温度としては極めてマイルドだ。
TVはなく、J-POPのイージーリスニングが流れている。じっと座ること実に25分。ようやく退室の目安である心拍数130を超えた。
水風呂は浴場内に戻ったすぐの場所にある。この水風呂はなかなかよい。地下水掛け流しとの情報があるが、目立った匂いはなく、水温は体感で16℃程度と快適だ。
休憩は椅子が外に3脚並んでいるが、床がコンクリートだ。露天風呂から溢れる湯が常時流れているような床ならいいが、そうではないコンクリ床では、晴れた日に自然と暖められるのでなければちと冷たかろう。
本日は晩秋の薄曇りの午前中だ。足から身体が冷えていくのが気になっては、快適な休憩とはならないだろう。
かくして場内の大浴場の縁に座して休憩とする。ああ、これはなかなか快適だ。
2セット目からは洗い場の横に積んである椅子を失敬して、太い柱の前に置き、柱に背中を預けて休憩した。
源泉那須山の建築は屋根に太い梁を張り巡らせた重厚な造りになっており、浴場にも天井はなくそうした力強い建築の美を眺めながら入浴ができる。
外気浴もいいが、内部の建築を眺めながらの休憩もまた良いものだ。
蓄熱に時間をかけたので1時間半で3セット。
今夜の夕飯は那須牛スネ肉の赤ワイン煮込みを作るのだ。ふふふ。
ああ、今日も良い日ですな。
男
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