2020.07.15 登録
[ 東京都 ]
『わらわらと 整う人と 箸休め』
GW明けは比較的空いているという情報を聞きつけサウナ東京へ。
待ち時間0で入れたはいいが、とりあえず人は多い。ただハコがでかいので待ち時間はなく入れるサウナが多い。
1時間でサクッとだったので、入ったサウナは3つ。昭和遠赤、蒸喜乱舞、戸棚蒸風呂。
蒸喜乱舞では箸休めサトシさんのエンタメ性高いアウフグースを受けることができたが、自分にしっくりくるのはやっぱり昭和遠赤。
場末の掘り出しサウナで静かに整うが好きなんだよなーと改めて実感した次第。サウナ東京は都会過ぎた。
とはいえ、随所にこだわりがありいいサウナであり、もう少し空いてくればオススメである。
[ 東京都 ]
『ゴールデン ウィークの日差し 浴び気絶』
サウナ東京がオープンし盛り上がる赤坂。
そんなサウナ東京を横目に見ながら赤坂見附方面に進み、駅近くにあるのがSPA:BLIC 赤坂湯屋。
サ室は「薙(NAGI)」と「荒(SUSA)」の2つ。どちらも温度がものすごい高いわけではないが、NAGIはオートロウリュ、SUSAは手動ロウリュにより、常に程よい高温に包まれる空間。
15℃の水風呂に入り、曇りガラスから差し込む太陽の光が温かい整いスペースで気絶。
全体的にハイクオリティな都会サウナでした。
男
[ 島根県 ]
『暗闇で 浮かぶランプの 光知る』
体を洗ってサウナに直行、狭めのサウナ上段でたっぷり9分。水風呂を出て丸太に座ると目の前にランプが。
そこでやっと「らんぷの湯って、ランプがあるからそういう名前なのか」という単純な事実に気がついた。
サウナは狭めで入り口が開くと外気がわりと入ってきてしまうので、上段でないとなかなか温まらない。風呂でブーストしてからサウナに入るのが良いかもしれない。
男
[ 島根県 ]
『民芸館 姿くらます 池の風呂』
む?ここは民芸館なのか?
と思うほど、風呂施設には見えない外観。
外見はほぼ民芸館、中に入ってもほぼ民芸館。
しかし奥まで進んでいくとしっかり風呂がある。
外の温泉は大きく池のよう。源泉かけ流しなので少し温度は低めだが、伸び伸びとくつろげる。
サウナは…なぜか匂いが…
サウナマットをひいていないからなのか、その日たまたまなのか…
サウナには期待せずに温泉を楽しむのが良さそう。
男
[ 東京都 ]
『春の雨 滴る岩を 見て整う』
取材記事によると江戸時代にはこの地で運営していたというぐらい老舗の銭湯がリニューアルをし、強いサウナ銭湯になったと聞いたので行ってきた。
まずサウナが強い。詰めて11人で満員のそこまで大きくないサウナに、電気ストーブとロウリュ用の小型ストーブがある。定期的にオートロウリュがあり、狭いサウナ室は熱気に包まれる。
近々の水風呂(10℃、冷たい・・・)に浸かった後には、リニューアル前からある岩壁を眺めながら整えるトトノイ椅子スペースがある。
今日は雨、岩に滴る雫を眺めながら昇天。
そして常盤湯、サウナだけではない。
今回リニューアルにあたって採掘した温泉。
しっかり炭酸が強い炭酸泉(炭酸泉と言いながら、ただのヌルい風呂のところけっこうある)。
強い。
全体としてはDIY感があるが、逆に言えば「元の歴史ある銭湯の様相を残している」ということなのだろう。前述の岩壁や天井がド高い風呂スペース。歴史と新しさが融合している。
リピートしたい、が混んでそうなのでタイミングには要注意かな。
男
[ 東京都 ]
『変化ない セントラルサウナ ありがとう』
都内は新しいサウナがどんどんできている。
それらのクオリティは高い。日々洗練されてきているように感じる。
しかし何か物足りないのだ。「君たちはこれが好きだろう?ほらどうぞ?」と強制されているようで、若干の居心地の悪さを感じてしまう。
そんな時に戻ってくるのが「神田セントラル」だった。
昔ながらの昭和ストロングサウナを貫いていて、通っていた期間、古びた場所を回収したりはしたが、いつ言っても変わらない、安定したサウナを提供してくれていた。
安定していたのは客層も同様だ。ピカピカサウナでは見かけなかったり居心地が悪そうにしているオジサマやスミの入った方々が伸び伸びしている。
セントラルに来ると「あ〜戻ってきたな」としみじみ思う。
変化が生じたのは22年11月。セントラル横の天一が閉店したのだ。
セントラルからの天一チャー定セットほど幸福なものはなかったのだが、その流れが寸断されてしまった。そして23年4月のセントラルの閉店告知、、故郷の家を失ったかのようだ。
3月中、最後に何とか行かねばと思い、日曜の午前に訪問してきた。
やはり変わらぬセントラル。カリッカリのストロングサウナと15度の水風呂でしっかり整える。
整いながら従業員さんが清掃する姿をボーっと見ていたのだが、「そうかそういうことか」ピンときた。神田セントラルを好きだったのは前述のような理由もありつつ、”清潔であること”も重要だったんだなと。
1971年からある施設なので古さはある。しかし清掃がすごく行き届いているので、全く嫌な感じはない。今日も丁寧に丁寧に、洗面所などを清掃されていた。
快適な空間をありがとう。
セントラルよ、永遠に。。
男
[ 東京都 ]
『寝転んで 北京五輪の 金を知る』
私の自宅にはTVがない。なのでサウナは貴重なTVを見る機会だ(ないほうが好きではあるのだが)。
TVがないということは、オリンピックの情報もあまり入ってこない。サ室内で、ロシア選手のドーピング疑惑のあれこれ、平野歩夢選手の金メダルの件を知った。
後者に関して金メダルを取った後の平野選手のインタビューを放送していたのだけど、それが良かった。
彼がとても淡々とこう話すのだ。
・夢の1つが叶いました。
・夢を持っている人の何かになればそれでいい。
彼のことを全然知らないのでその言葉から語るしかないのだけど、実に謙虚なのだ。そして「夢の1つ」と言っているように、他にも夢があるようで、金メダルは通過点だと感じさせるような表情だった。
その姿を見て前向きになった。
あらゆることは通過点、謙虚に、淡々と、目標に向けて頑張ろうと。
サウナでTVを見るとだいたい落ち込むか呆れるのだが(日本のワイドショー、ニュース番組これでいいのか…と)、今日は違った。
寝転べるサウナで金メダルに元気をもらう。
そんな土曜日。
男
男
[ 東京都 ]
『寒いから 全年代が あたたまる?』
なごみの湯の客層が不思議だ。
駅チカ、都心チカ、そこまで料金高くなくサウナも良い。これだけ聞くと若者を中心に混みそうだが、そんなことはない。
他の年代も多くいるのだ。5年以上前のサウナ施設の雰囲気が漂っている。異世界に迷いこんだかのようだ。その異世界は居心地が良い。
荻窪サウナでなごんだ日曜だった。
男
男
[ 千葉県 ]
『パチパチと 焚き火が弾け 無心なる』
レインボー本八幡といえば何だろうか?
最上段130℃近いアッツアツの高温サウナ?
私にとってはそうではない。
瞑想サウナこそレインボーだと思っている。
しかし真っ暗闇にボォっと光るテレビで何が流れているかによって、雰囲気はガラッと変わる。
正直、最近流れている映像は微妙だったのだが(紅葉、雪の国、海など)、今日は違った。
当たりとも言える「焚き火」映像の日だったのだ。
目をつむってパチパチという音をきいていると、焚き火にあたって温まっている気分になる。
そして静寂の世界へ…
飽きるとかないので、ずっと焚き火映像にしてください。レインボーさん。
男
[ 東京都 ]
『見上げると 夜空にオリオン 水素水』
数年前にドラマ『サ道』で紹介されたときには相当混んでいたであろうなごみの湯だが、平日夜はかなり落ち着いていた。
年齢層もバラバラで、近ごろの混雑サウナのように若者ばかりではない。
都心からアクセスのいい駅で駅チカ、施設わりと大きい、そこまで高くない施設。もっと人がいてもいい気がするのだがそうでもなかった。
サウナはロッキーサウナとボナサウナ。前者はカラカラ、後者はじんわり湿度が高いサウナだ。
水風呂は16度前後、そして特筆すべきは外気浴スペース。露天の横にあり、開けているので、荻窪の空がよく見える。イスに座ると目の前にオリオン座。最高だ。
また中にも整いイスがある。浴場の壁には「水素水あります」ポスター。久々に見た気がする。
久々のなごみの湯は、全体的に平均点高いサウナでした。
男
男
[ 東京都 ]
『年始め 西荻の空 広かった』
一部分だけ、何とか空間を作って空が見えるようになっている外気浴スペースはあるが、ROOFTOPぐらい空に開けていて外気浴スペースが広いサウナはなかなかない。しかも都心で。
それを実現しているのが、徹底的に無駄を排除し「シャワーを浴びる→サウナに入る→水風呂に入る→外気浴する」というフローに特化した施設だ。
湯船はない。しかし、大箱のサウナ(最大30人ぐらい入りそう)、15℃、17℃の水風呂、3タイプのチェアが用意された外気浴スペースはある。
自分は、無駄な施設、味がある施設も好きでここまでシステム化されていると少し物足りなさもある。しかし、スペースが限られる中で実現できる都会サウナの極地という点において、これはこれで良い施設だと思う。
男
[ 東京都 ]
『年明けに 心機一転 セントラル』
2022年初サウナはセントラルへ。
リニューアルしたという看板は見ていたが、時間がなくその時は素通り。サ室を新しくして初訪問だ。
どうだったかというと、何も変わっていない笑
サ室内の板を全て新しくしているが、ほとんど床に敷かれている分厚いタオルに隠されていて見えない。目立つものとしては、サウナ時計が木の枠に囲われている(なぜ)。
変わっていないのは悪いことではなく、むしろいいことだ。安定の高温サウナ。最上段は唇がヒリヒリする。
今年も、帰ってきたくなるサウナとしてよろしくな、セントラル。
男
[ 東京都 ]
『冬の空 浅草キッドの すぐそばで』
劇団ひとり監督・脚本のNetflix映画『浅草キッド』を鑑賞し訪れた浅草。
その作品の舞台となったフランス座の近くにあるサウナといえば「浅草ROXまつり湯」だ。
浅草ROXまつり湯野サウナは決して大きくはないがほどよい温度と湿度である。
ここの特徴は「露天風呂&外気浴スペースから見える東京スカイツリー」と「様々なタイプの風呂」、そして「巨大な宴会場」だろう。
宴会場は、この規模で都心のサウナではない大きさだ。舞台まである。芸人の街「浅草」の施設ならではのように思う。
外気スペースでスカイツリーと空を見上げてみた。ビートたけしの下積み時代にもこうして浅草の空を見上げていたのだろうか(当時スカイツリーはなかっただろうが)。
そう考えると、何か未来、2022年に向けて前向きになれる気がした。
男
男
[ 千葉県 ]
『白い木と 静かに整う レインボー』
パチンコ屋右の階段を登っていると何か違和感がある。ふと横を見ると白樺の木が4,5本並べられている。こんなところにあったかな?と思いつつ、サウナが待っているので足を止めずに階段を登り切る。
レインボーといえばカラッカラの最上段130℃前後のサウナが有名だが(これは新小岩の方も)、私は瞑想サウナが好きだ。
1周目は迷いなく瞑想サウナへ。
すると広がっていた。
「サウナの扉をあけるとそこは雪国だった」
いや、そんなはずはない、ここはサウナ。
よく見ると白い白樺の木とテレビで流れるアラスカの光景だった。なんとレインボー本八幡さん、白樺大量投入をしたようだ。
テレビの横にはヴィヒタも吊るされている。
暗いので熱気と香りに集中できる。
なんと最高の瞑想空間。
レインボー本八幡、また進化していた。
男