2020.07.08 登録
[ 青森県 ]
まだ山頂に雪が残る岩木山を愛でるためやすらぎ温泉へ。サウナーとして初訪問。
14:50入館。館内も浴室もサ室も露天風呂も系列店のせせらぎ温泉くりそつ。場所を移動させただけかのような見分けがつかない双子状態。
当然、アツアツのストーンサウナもぬるめの水風呂も開放的な外気浴スペースもほぼ同じ。
90度のサ室はロウリュもアウフグースも不要なほど完璧な激アツかつ湿度ありの極上セッティング。ああ、汗が止まらない。
水風呂は谷地頭温泉で鍛錬した身には切ない温度。マイ温度計22.5度。
そして外気浴。岩木山の山頂から約12km。視界を遮るものは何もない。田植え前の広大な田んぼを隔てて岩木山と対峙する。あたたかな風が蒸された身体を愛撫する。絶景かな。BGMの演歌を聴きながら、岩木山には雪がよく似合うと思う。
椅子はととのい椅子ではなく石が5つ。三沢空港温泉にあるタイプ。背もたれ好きのため、壁面にもたれて津軽の雄峰を眺める。
2セット後、内湯で休憩していると見てはいけない光景を見てしまった。かけ湯ポスターがあるにもかかわらず、サ室から水風呂へ直行する方がまた1人また1人、さらにまた1人。おまけに潜水に次ぐ潜水。ここはプールか。かけず率0.6%の日曜の午後。
わかってはいる。十分に承知している。サウナ利用者全てがサウナーではないことを。かけ湯がマナーであると考える人がいるのと同様にそれが作法だと思わない方もいることを。
ただただ、悲しかっただけ。ああ、悲しみが止まらない(杏里)。
あと2セットしたかったが、水風呂を敬遠するため代替としてあつ湯と外気浴を2セット。
退館して夕暮れの津軽平野を眺める。岩木山は人々の営みを見守っているだけだった。
男
[ 青森県 ]
季節外れの最高気温19.8度。寒暖差が20度の1日。Tシャツ姿でみそラーメンを食べた後、わがホームサウナのドーミーイン弘前へ。
太陽が眩しい外気浴日和。岩木山を借景とする10階外気浴の絶景を待ちきれず、思わずMOTLEY CRUEの曲を口ずさむ。
I’m on my way
I’m on my way
Home sweet home
夕焼け外気浴に合わせて10階岩木の湯へ17:30入湯。
サ室95度、水風呂14.8度。どちらもいつもより2度ばかり魅力増し。たった2度の違いだが正直な身体は正直に反応し、普段以上の状態に仕上がる。
テレビは外食番組。ヨハン・シュトラウス1世の「ラディツキー行進曲」が繰り返し繰り返し流れる。そう言えば今年の元旦はニュー・イヤー・コンサートを観なかったことを思い出す。やれやれ。誰にでも忘れることはある。
その影響でサ飯にウィーナーシュニッツェルを食べたいと思ったが、すでにメンチカツバーガーを購入済みだったため断念。それにしても、弘前でウィーナーシュニッツェルをメニューに掲げる店はあるのだろうか。
露天スペース。霞の中に岩木山の優美な裾野が浮かび上がる。何度見ても心が揺さぶられる愛すべき風景。春らしい淡いオレンジ色が津軽の夜の帳を下ろす。反比例するように重点措置解除後の鍛冶町ではネオンが輝いているのだろう。
ほぼ貸切で静寂に包まれた5セット。
唯一人の声を耳にしたのは外気浴中の選挙カー。明日は弘前市長選挙。
もし弘前市サウナ長選挙が行われたら、僕は投票用紙に迷わずこう書くだろう。
「ドーミーイン弘前」
心も身体も洗われた清き一票を投じる。
男
[ 青森県 ]
アサヒサウナが4/1に営業再開したと聞き、感涙しながら鍛冶町の朝日会館へ偵察に向かった。
思い返すと、最後の滞在は2020年2月。休憩エリアにあるテレビのニュースでさっぽろ雪まつりで感染者が発生したことを知り、遠い世界での出来事だと感じたことを鮮明に覚えている。
その後、2020年6月から営業自粛。
サウナー前の当時、アップルマラソンや弘前公園ランの後、そして鍛冶町で呑み歩いた後によく利用していた。津軽唯一の温泉付きカプセルホテルが大好きだった。
あれから約2年、COVIDに翻弄されながらも見事に復活。更にサウナ室全面リニューアルの吉報。数々の想い出を胸に17:20入館。
懐かしい靴ロッカー、フロント、レストラン、リラックスエリア。まるで変わっていない。変わったのは大量のアクリル板。
浴室も脱衣所も当時のまま。温泉は2種、38度と42度の源泉かけ流し。
■ラウンド1
サ室のドアを開けると正面に巨大なテレビ、チャンネルはABA。椅子はイギリス議会型。ストーブには大量のストーン。
「サウナ室で洗濯物を干さないでください」という意味不明の看板はそのままだが(笑)、壁面や床の木が新しく、北欧デザイン感増し増し。座面のサウナマットの他に足下にもタオルがある。
温度計は92度。ストーン独特の熱さが心地よい。
水風呂はマイ水度計で21.2度。
休憩は浴室内に4脚あるととのい椅子で。薄明の岩木山が美しい。
ととのい中、スタッフの方がバケツ片手にサウナ室へ入るのを目撃。え、もしかして?と思い、追いかけてサ室に入ると、なんとロウリュを始めていた!うおー、アサヒサウナでロウリュとはー!信じられない!
■ラウンド2
尋ねると「1時間に1回、毎時に24時間ロウリュしてます。昨日から始めたんですよ。熱いのお好きですか?」とのこと。熱いのだーい好き!と思っていると速攻で極上の熱波が。おお、めちゃめちゃ熱い!これはドーミー弘前よりもふるセンよりも熱いではないか!
最高。
水風呂がぬるいため身体が冷めるか心配だったが、浴室内は換気がよく微風があるため問題なし。
■ラウンド3&4
ほぼソロでドアの開閉が少ないせいかサ室の構造のせいか、ロウリュの熱が持続しており発汗良好。
素晴らしいロウリュサウナだった。
2022年青森県サウナ10大ニュース(津軽編)のベスト3にランクイン確実のアサヒサウナ復活に歓喜。
都民には北欧があり、道民にはニコーリフレがあり、府民にはニュージャパン梅田とルーマプラザがある。
そして、青森県民にはアサヒサウナがある。
男
[ 青森県 ]
春うららの青空の下、ラジオサウナを体験するため9:50到着。
浴室は南部によくあるタイプの長方形の格納庫型。湯はとろっとろのナトリウム一塩化物温泉、濁りある良泉。温泉自体がニフティ温泉ランキング受賞の実力、館内も温泉も素晴らしい。
★高温サウナ(ラジオあり、99度)
椅子2段のストーンサウナ。座面が広く、ヨガスタイルに体育座りを織り交ぜながらゆったりと蒸される。
ラジオに耳を傾ける。本日はNHK第1、センバツ甲子園を中継している。試合は石川の星稜VS岐阜の大垣日大。金城温泉と大垣サウナが対決しているような錯覚に陥ってしまうのは、サウナ番組の見過ぎか。
まるで人里離れた山小屋で携帯ラジオを聴いている感覚。ここは街の中ではなく、電気がない深い森の中にあるサウナのような気がする。テレビでは絶対に体験できないラジオ独特のぬくもりと安らぎが存在する。
温度は極上の高温。まるで高校球児が2塁打とホームランを連打して1回の攻撃で10点以上を得点するような猛攻に次ぐ猛攻。6分で限界。
素晴らしきラジオサウナ。
★中温サウナ(テレビあり、65度)
テレビは高校野球。当然同じ試合だが、急激に訪れる現実感に当惑し、すぐ退室。
★水風呂
広々6人サイズ。水温は風呂18.8度、蛇口16.0度。温度差があるのは入浴客数と水量のバランスだが、それでも心地よい水風呂にゆっくり浸かる。最近はシングルのオンパレードだったため、水風呂とは1分かけて味わうものだということを思い出した(笑)。
★休憩(露天スペースなし)
3脚あるととのい椅子に座って休憩。浴室の奥、陽があたらない場所にあるため洞窟にいるような気分。
脱衣所の扉の側に水道水の蛇口があり、セットの間にゴクゴク飲む。7.8度と冷え冷えのうまい八戸の水。
2時間4セット後、脱衣所でいつものを探すが販売されていなかったため珍しくポカリスウェット。
ラジオサウナは最高だった。サ室にラジオとは見事な発想。DJとリスナーの相互通行が人との繋がりを伝えるラジオと、1人静かに自己の内面を見つめるサウナの相性は抜群だった。1人だが1人ではない。それが共通点だった。
帰路の音楽は、辻仁成のバンドECHOESのOne Way Radio、そしてBON JOVIのRadio Saved My Life Tonight。春風に吹かれながらはちのへ温泉の余韻に浸った。
男
[ 青森県 ]
「2階にあるサウナ室と水風呂」という情報が気になり初訪問。15:00到着。
昭和の風情を残しながらも2014年5月にリニューアルされた館内にはモダンな雰囲気が漂い、清潔感は十分。脱衣所のBGMはTHE BEATLES。京都の東山湯温泉といい、銭湯界では人気なのだろうか。
銭湯では珍しくTポイント対応、券売機で450円で購入した入湯券を番頭のおねーさんに渡し、Tカードのバーコードをスキャンしていただく。
★サウナ室
浴室の奥に階段がある。18段の狭い階段を登ると水風呂とサウナ室のみの2階に到着。かなり斬新な建築でオモロい。浴室で裸体のまま階段を登る体験は、函館のセンチュリーマリーナと大阪のニュージャパン梅田を思い出させる。
温度計はメトスの古いロゴ(赤地に白抜きのやつ)、90度。好物のストーンサウナ。椅子は2段のコの字型で、ぷるぴっとさんご指摘のとおりイギリス議会型。議会だが議論せずに黙浴。TVはNHKで大相撲。
発汗良好。
特筆すべきは外に面した窓があること。窓を覗くと住宅街が見える。視点が2階のため空が大きい。くもり空、雨が降り始めた。晴れの日には八戸を囲む稜線が見えるのだろうか。
★水風呂①(2階)
サ室から2歩、4人サイズ。マイ温度計で20.4度。
★水風呂②(1階)
階段を降りて1階にある青森ヒバの1人サイズ。19.0度。個人的にサウナ後に汗を流すのはお湯派のため、すぐ側に温泉の浴槽があるこちらの水風呂がお気に入り。
サイズ感が最適。両手と両足を浴槽の縁に上げると身体がぷかぷかと浮かぶ。呼吸すると肺の空気が浮力となり身体が上下する。気持ちいい。COVID以来、プールに行っていないことを思い出す。
★休憩
露天スペースがなく外気浴不可のため、浴室に2台あるデッキチェアに横たわる。めちゃ心地よい。寝ながら全裸でくつろいで物思いに耽ること、その贅沢感はサウナが教えてくれた。
4ラウンド、2時間の旅。
ドライヤー3分30円は少々高いなと思いながら髪を乾かし、ロビーでいつものコカコーラゼロ。
サウナは面白い。全国に9,000軒以上あるというサウナ施設には個性があり、同じ施設は皆無。そんな個性と出会うのが好きだ。
長寿温泉に浸かり、少しは長寿できるかな。
男
[ 青森県 ]
過去1年の水風呂の水温と外気温を月単位のグラフにまとめてみたのでアップします。かつぬしさん、ご助言ありがとうございました。施設ページの写真ギャラリーにも掲載しておきます(削除されなければ)。
■まとめ
・4月までシングル。
・5〜6月は一般的に心地よいと言われる16度前後。
・7〜10月は20度前後。
・11月は16度前後。
・12〜3月はシングル。最低6度代。
水温と気温の相関関係は浅学のため解明できず。ただ、水温は最高気温と最低気温に正直に連動している印象。
ふるセンラバーの方々と水風呂愛好家の方々のご参考になれば幸いです。
さて本日は10:20入湯。水温7.2度。
いつものように脱衣所の風呂道具置き場にサウナセットを置き、洗体+入浴後に風呂道具置き場から赤いマイマットを取ろうとすると、「ない。あれ、なーい!わが最愛の赤いマットがなーい!」。
先月忘れ物をして谷地頭温泉からわざわざ送ってもらった大切なマイマット。これは一大事と思って探しまくる。脱衣所、ゴミ箱、内湯、どこを探しても発見できず。
「ああ、きっと盗難にあったのだな」と悲しい気持ちでサ室に入ると、見知らぬおじいちゃんが赤いマットに座って気持ちよさそうに蒸されている。何と、ここにあったのか!
おじいちゃんに「すみません、それは・・・」と話しかけると、「ごめんごめん、忘れ物だと思って使ってまったじゃ」とのこと。
その後無事に返却いただき、丁寧に洗ってから使用した。
丁寧に、丁寧に、洗ってから。
因みにサ室ミュージックはUSEN H12、ストリングス・オーケストラが復活していた。歓喜!
そんなわけで、マイマット盗難事件に遭遇した今日のサ活だった。
男
[ 北海道 ]
JRインで回転寿司食べ放題の朝食後、徒歩にて谷地頭温泉へ。約2.9kmの散歩道。
途中、建設中の「ラビスタ函館ベイ・アネックス」の前を通過。看板には「2022年初秋開業予定です。ご期待下さい」とある。
約11階建て、函館山に面した南側の最上階には、サウナ室と露天エリアと思われるスペースが見える。露天エリアの天井は円形に吹き抜けており、これは雨の日は雨に濡れずに外気浴を楽しむことができ、晴れの夜には星空を眺めながら休憩できる設計なのかもしれない。
ラビスタ本館と函館山を見渡す立地。きっと眺望が素晴らしいのだろう。
共立メンテナンスの次なる斬新なアイディアに期待が膨らむ(はい、期待します)。
さて本題。12:10谷地頭温泉到着。駐車場はほぼ満車の日曜昼下がり。老若男女が次々と入口に吸い込まれていく。そして私も後を追う。
わずか2日ぶりだが、この巨大な浴室にいるだけで大きな仕合せを感じる。茶褐色の湯も90度のサウナもシングルの水風呂も春風の外気浴も、すべては最高の温浴体験のためにある。何ひとつとしてととのいへの道を遮るものはない。
水温4.7度。
この季節限定の貴重なシングルを1セットにつき1回しか味わえないのは勿体ないと思い、実験として、サウナ→水風呂→外気浴の後、サウナを経ずに再び水風呂に浸かってみる。
2秒で限界だった。
真冬のバレンツ海に放り出された気分だった。
水風呂で戯れた後、王様のデッキチェアに横たわる。浴室を見渡すと、人々は洗体し、入浴し、休憩している。名も知らぬ方々ばかりだが、谷地頭の民がとても愛おしい。この場所にいるだけで勝手に一体感を覚えてしまう。そんな不思議な力がこの温泉には潜んでいるような気がする。
計4セット、2時間30分。
今日もありがとう。
歩いた距離 2.9km
男
[ 北海道 ]
水温4.9度。
季節の移ろいを全身で感じ、再び谷地頭の民となる。
津軽海峡を東西へ航行するロシア艦艇の十字砲火に遭遇することなく安全に航海し、青森から函館へ上陸。
函館公園を散歩した後、13:50、104個のカランが待つ浴室へ。
航空機の格納庫のような巨大な浴室、人生史上透明度が最も低い茶褐色の温泉、遠赤だがストーンに匹敵するセッティングのサ室、蛇口からゴクゴク飲める水風呂、そして五稜郭を模した露天風呂が鎮座するオープンエア。
もう説明は不要だろう。ここは世界遺産(勝手に)。
☆Sさん(従業員)
黄色いTシャツ、魚市場で目にするような白い長靴を着用し、いつも丁寧に細やかに手際よく浴室の清掃をなさっているSさん。年齢は60代だろうか、日高吾郎に似てハンサムでダンディな方。毎回お見かけし、その心遣いにいつもこころを動かされている。
歴史ある施設でありながら清潔感に満ちている。湯温やサ室が一定のコンディションに保たれている。カランが未使用のときは必ず桶が裏返しに置かれている。
Sさんをはじめとする従業員のハードワークの賜物として、入浴客は何の気苦労も不安も恐れもなく、安心して温泉とサウナに身を委ねることができる。
一介の旅人という身ではあるが、深く感謝している。
☆デッキチェア
休憩の最適な椅子の数々。オープンエアに椅子3脚、浴室に椅子2脚とデッキチェア5脚。
フランス製ゴーフィレックス社のデッキチェア。どの温浴施設にもありそうなチェアだが、谷地頭温泉のチェアは全ての人類に安らぎと心の平安を約束する極上の椅子と化している。
何故なのだろう。
座って目にする風景の影響なのだろうか。浴室の温度や湿度、開放感の影響なのだろうか。
同じ椅子でありがながら、置かれた環境によって全く別の椅子となる。そんなことに気付かされる。
計4ラウンド、4時間。
①6分→10秒→20分
②8分→10秒→60分(40分うたた寝)
③8分→10秒→20分
④8分→10秒→20分
常々「サウナは2時間の旅である」と思うが、谷地頭温泉では図らずも2時間以上の旅となる。
休憩三昧の4時間。
人生も仕事もサウナも、休憩が大切だと感じる。
谷地頭温泉、ありがとう。
Sさん、ありがとう。
歩いた距離 0.1km
男
[ 青森県 ]
青い空と乾いた風、きっと外気浴が最高だなと思いながら14:20入湯。外気温5.6度。
サウナ小屋には手作りのうちわと椅子2脚が新しく設置されていた。さらに入口にはマット6枚がお目見え(洗い流す湯や水が遠いため、清潔感にも少々遠い気がするが)。
試行錯誤を重ねながら進化を目指す心意気に感心した。
ほぼソロだったためセルフロウリュのラドルで水を何度もおかわりし、ヘヴィ級の湿度に仕上げる。サウナ大好き。
13.8度の水風呂を経て、デッキチェアでトド寝する。
青空に浮かぶ春の雲がムンクの絵のように歪んで見えた。
男
[ 青森県 ]
三寒四温。小春日和の昨日から一転してみぞれ降る本日、南部の十和田市へ。
車内ではドイツのFAIR WARNING。3月、冬の出口に毎年聴く音楽。残雪の奥羽山脈にシュヴァルツヴァルトの雪景色を重ね合わせる。
バラ焼きランチの後、十和田が全国に誇るスーパーマーケット、ヤマヨへ。いつか訪れたかった。ずっと行きたかった。激安、そして攻めて攻めて攻めまくるPOPで有名なスーパー。ついに念願が叶い初上陸。
豚肉こまぎれ1kg1,000円、ノルウェー産さば4枚498円、各種弁当250円。段ボールのまま積み上げられたカップラーメンのタワー、ユーモアとセンス溢れるPOP。
圧巻の一言。
ニャロみかんさんが購入された1,000gで380円の焼きそばは残念ながら本日なしだったが、竜田揚げやマキシマムなどを買い込んだ。
このスーパーは観光名所と呼ぶべき名店だった。
とここで終わると「スーパーイキタイ」というサイトへの投稿となるため(あればですが)、本題へ。
紅葉には早いが紅葉の湯へ。店名とセンスがあるロゴに魅せられて初訪問。経験上、ロゴが素敵な施設は期待を裏切らない。
照明が美しい。ロビーも浴室も電球色で統一され、オレンジ色のやさしいあかりに包まれている。
温泉は、低温、中温、高温、電気風呂、寝湯、水風呂、そして露天風呂と茶碗風呂。ここはちょっとしたスーパー銭湯だと知る。
サ室は遠赤外線、12人サイズ。メトスの温度計は85度。サ室入口にふるセンと全く同じ看板「利用基準温度90度」があるが、本日は低めのセッティングなのだろう。
ふるセンが誇るヘヴィ級のロッキーと比較するとバンタム級といったところか。
水風呂はマイ水温計で20.3度。やさしいサウナにやさしい水温。これも悪くない。仙台の汗蒸幕のゆを思い出す。
オープンエアで紅葉の木とご対面。アートの領域で語られるべき哲学的な岩と木々の配置。見事な造園だ。背後にある壁の柵は黒色のため、きっと紅葉の赤が映えるのだろう。
休憩はととのい椅子、そして中央のステージのようなスペースで直ケツからトド寝へ。内陸だがトドのう。
サウナ2ラウンド後、好物の茶碗風呂と寝湯を満喫。
夕暮れ、浴室内すべての照明がオレンジ色のあかりを発し、湯煙を幻想的に照らす。ここは何時間でもいれる。
だが、日帰りのため何時間でも滞在できるわけがなく、名残惜しく帰途に着いた。
2軒目のスーパーもロゴどおりの素敵な施設だった。次回は紅葉狩りでととのうこととしよう。
男
[ 青森県 ]
春の入口のドアがノックされた1日。強さを増した陽光の下、冬仕様の重いコートから春用のモッズコートへ衣装替えし、板柳へ向かった。
14:40入館。午後の日差しに照らされた脱衣所はもう肌寒くはない。
第1ラウンド。
サ室はいつもの92度だが、外気温が高いせいかロッキーの状態がよいせいか、熱い。かなり熱い。5分でリングを降り、マイ水温計7.8度の水風呂を経てオープンエアへ。
外気温6.0度。雪が溶けきった外気浴スペースでととのい椅子に着席。
西の空を見上げると、ととのいの木の背後で太陽が後光のように輝いている。まるで、ととのいの木からととのい光線(ととのいビーム)を浴びているかのように、太陽光が裸体に降り注ぐ。
召される。
2022年初の外気浴10分、続いて浴室で10分休憩。永続しそうな開放感。サウナの醍醐味は休憩にあり。
計4ラウンド後、コカコーラゼロ片手に日刊スポーツと陸奥新報。
3.11から11年。IRON MAIDENのチケットを払い戻した記憶が蘇る。
ふるさと温泉、今日もありがとう。完璧でした。
男
[ 青森県 ]
3月7日はサウナの日。
3+7=10。
10月10日はトドの日(勝手に)。
そんなわけで、今年のサウナの日はトド湯でトドのうことにした。
というサ活を書こうと思いトド湯へ到着すると、館内は真っ暗。なんと閉店したのかー!ついにトド湯も閉店なのか!回数券があと4枚も残っているのに!
と思って玄関のシャッターをよく見ると「定休日 月曜日」と書いてある。閉店ではないことに安堵するも、定休日がある温泉があったとは不覚だった。
アリューシャン列島で泳ぐトドにも休憩が必要だと独り言ちし、気を取り直して車を東へ走らせた。
約1年ぶりのフラワー温泉。約1秒のオートロウリュを待たずともサ室は蒸し蒸し。水風呂は相変わらずの温水で、マイ温度計23.8度。
水温が高いためととのわないと思ったが、浴室の壁にもたれていると次第に全身が浮遊する感覚に陥り、無事にととのったことを知る。
月曜日が休息日のトドの代わりに、花畑でトドのった。
かけずおじさん率と潜水率が異常に高かったため、しばらく敬遠しよう。次回フラワー温泉を訪問するのはずっと先の8月7日だろう。
花の日だけに(失礼)。
男
[ 青森県 ]
日曜日の夕方、函館発青森行きの帰りのフェリー、カーペット敷きのスタンダード客室。
折りたたみマイサウナマットを枕代わりにして横になろうと思い、サウナ袋から取り出そうとすると、「あれ、ない」。谷地頭温泉にマイマットを忘れたことに気付いた。
おお、またまた忘れ物だ!今年に入って3回目!函館、仙台、そして函館!よりによって気軽に回収に行けない場所だ。うおー!(笑)
津軽海峡のど真ん中でフェリーから飛び降りて函館まで戻ろうとも考えたが、クロール100mしか泳げないため断念。イルカの背中に乗ろうともするがイルカは見当たらず。
結局、帰宅後に谷地頭温泉に電話し、着払いで送っていただくことに。
昨年は家にサウナセットを忘れてサウナに行ったことが2度あったが(笑)、今年はサウナ施設に忘れ物3回。物を忘れるほど素敵なサウナだったということにしておく。
話は変わり、3/2から始まったサウナイキタイメンバーズ。同日夜に申し込もうとしたが、希望のロッカー番号5150、802、6969は既に先を越されており、結局5489にした。
ホームサウナであるドーミーイン弘前の電話番号下4桁。
そして気付いたのは、ドーミー弘前の電話番号は0172-37-5489だということ。サウナご予約(笑)。
気になって全国のドーミーの電話番号を調べてみると、86施設中70施設、81.4%が下4桁5489だった。地域別では関西と九州は100%。きっと戦略的にこの番号を取得しているのだろう。面白い。因みに「サウナご予約」は弘前だけだった。
前置きが長すぎたが、本日のサウナはドーミーイン弘前。
16:20入湯。入浴客は2〜5名、静寂感満載。
93度のボナサウナ、18.0度の水風呂、そして雪溶けしたオープンエア。晩冬らしい曇天と小雨の中、美しいオレンジ色のあかりに照らされた日本庭園を眺める。
融雪設備がないエリアの床に約200cm x 80cmの融雪マットが新設されていた。これによって積雪時に岩木山ビューのととのいスポットへ安全に快適に辿り着くことができる。
お客さまの声、ドミニスタのアイディアと実行力。進化とカイゼンは自由の同義語だと知る。
4セット、2時間の旅。休憩処でいただくチョコバーとチョコモナカは何と味わい深きことか。部屋でいつものようにサッポロと中三の鶏唐揚げ。
どうか明日は忘れ物がありませんように。トントゥに祈る。
男
男
[ 北海道 ]
昨年10/14にロウリュ付フィンランドサウナ小屋とソルトピット小屋が新設されてから初訪問。
サウナ小屋の和風庭園側とソルトピットの洋風庭園側が男女週替わりの施設、本日の男湯はソルトピットの洋風庭園側。期待していたロウリュ小屋ではないが、浴室のサウナは洋風庭園の方が好みのため、これはこれで問題ない。
入館前、近くのホーマック石川店で「札幌黄」という品種の玉ねぎの種を購入(北海道限定)。来週セルトレイに種まきして今シーズンの家庭菜園開始。北国にも春の息吹が聞こえる。
15:50入湯。
ソルトピット?一体何なのだろう?
皆さんのサ活を読んでずっと不思議に思っていた。露天スペースに建設されたソルトピット小屋には看板には以下の説明がある。
「ハンガリー発祥の岩塩洞窟。特別に調合された塩水「ソマドリン」を塩レンガに染みこませることにより大量のマイナスイオンを発生させ、自然治癒力を高める。呼吸器系疾患や花粉症などのアレルギー性疾患の治癒に用いられる。室温19~20℃、サウナや入浴後のクールダウンに利用するとよい(一部加筆)」
なるほど、ソルトピット=salt pitという訳か。塩サウナのような温浴系かと期待していたが、休憩のために設けられた冷えた部屋だった。道内初でなかなか貴重なものであるらしい。
試しに入室すると、約3m x 3mのほの暗い室内に塩が入った器が数個置かれ、3脚ある椅子に座って休憩することができる。
特段気持ちよくない。椅子に背もたれがないので落ち着かない。個人的に2回目はなかった(施設の方、すみません)。
看板にはヨーロッパの地図がある。ハンガリーの隣国はウクライナだったのか。今週ロシアの侵略が始まったが、ウクライナ国民の一部は戦火を逃れるためハンガリーの国境を目指すのだろうか。なんと、おそロシア(言ってみたかっただけ)。
因みに休憩する場所は露天にも浴室にもととのい椅子やデッキチェアが充実しているため全く困らない。
17時のサ室マット交換タイム。サウナTシャツを着たサウナ愛溢れるスタッフの方の「これからマット交換しま〜す!」という号令に従い、入浴客が軍隊のように一斉にきびきびとマット交換を手伝い、計11枚のマットを1分弱で交換し終えた。前回も感動したが、今回も感動。素晴らしいスタッフと素晴らしいお客さま。
3セット、2時間の旅。水風呂17.8度も心地よしだった。
お洒落な湯上がり処でコカコーラゼロを飲み、函館駅行きのバスを待つ。きれいでお洒落でセンスがよくて何時間でもくつろげる。
花の湯さん、いつ来ても最高。
女
[ 青森県 ]
朝起きてカーテンを開けたら大雪。気象庁HPで積雪量を確認すると昨夜から20cm以上積もっている。積雪140cm。やれやれ。かまくら車と格闘した後、板柳へ向かった。
吹雪がオンとオフを繰り返す津軽平野。なごり雪を愛でながら10:20到着。
入館前に散歩していると、歩いてふるさと温泉を訪れるおばあちゃんと遭遇した。完全武装して雪道を黙々と歩く姿、こんな何気ない雪国の風景がとても愛おしい。
92度の極上のロッキーサウナと6.9度の水風呂の後、外気浴スペースへ。
あれ、鍵がかかっている。こんなことは初めてだ。鍵を開けて外へ出ると、一面の雪。2脚のととのい椅子も雪に覆われている。きっと安全のために施設の方が鍵を締めたのだろう。
かけ湯で雪を溶かし、ととのい椅子に辿り着く。
ああ、とても落ち着く。本当にこころが安らぐ。露天風呂がない完全な外気浴スペースでひとり静かに空を眺める。小雪が舞い、雲が流れる。
と思いながらも無邪気さを抑えきれず、雪ダイブ。きっとこれが今冬最後の雪ダイブになるのだろうと思い、いつもより4秒長めに。
マイ水温計をAmazonで購入してからちょうど1年。毎月訪れるふるさと温泉の水風呂の水温を過去のサ活から月ごとに拾ってみた。自分の参考にために、そしてふるセンラバーの方々への情報提供として。
2021年
3/13 9.0度
4/3 10.2度
5/3 10.8度
5/22 15.2度
6/19 17.8度
7/17 21.8度
8/22 22.4度
9/19 22.1度
10/10 20.2度
11/20 14.4度
12/25 9.4度
2022年
1/22 7.8度
2/23 6.9度
外気温や時間帯、入浴客数によって変動があるはずだが、概ね12月〜3月はシングル、7月〜10月は20度代といったところか。水温で季節を感じるのもいとおかし。夏場は水温は高くとも外気浴で風に吹かれるのが最高のため四季を通じて訪れてしまう。結局、ふるさと温泉はどの季節も天国。
天国と呼べる施設が身近にあることは何と仕合せなことなのだろう。
いつもありがとう、ふるさと温泉。
男
[ 青森県 ]
先程テレビを見ていたらナカちゃんさんが納豆のCMに出演していた。ととのった後の撮影だったのだろうか、とてもおいしそうに笑顔で納豆を食べている。いいなあ、今夜は納豆を食べよう(青森の太子納豆ですが)。
今日は久々に湯ったら温泉へ。
実はやってみたいことがあった。セルフロウリュのサウナストーンに雪玉を載せること。
佐賀のらかんの湯には「キューゲル」というアロマ水をボール状に凍らせた氷玉があるとドラマ「サ道」で知った。雪国の青森には雪玉がある。セルフロウリュOKのストーンに雪玉を載せると、アロマの香りはないが雪玉がゆっくりと溶けて蒸発する様子を楽しめるのではないか。
14:30入湯、平日午後はとても空いている。
屋外のサウナ小屋入室前にウッドデッキに積もった雪で野球のボールほどの大きさの雪玉を作り、いざプレイボール!
高さ1.5mのストーンに雪玉を置く。水をかけたときのようなジュワ〜という音はないが、ボールの下面から徐々に雪が溶けていく。ゆっくり、ゆっくりと。雪玉は雪合戦のためにあると思っていたが、このように溶ける様子を眺める楽しみがあるとは知らなかった。
雪ダイブ、雪ケツに次ぐもうひとつのサウナ冬の風物詩。
だが、当然のことながら十分な蒸気を発するには至らず、桶から水をすくいラドルで3杯。
ジュワ〜、ジュワ〜、ジュワ〜。
うん、この音だ。
雪玉を迎え撃つかのようなシングルヒット3連打。
温度計106度。
貸切だったためセルフアウフグースで室内の蒸気を循環させ、好みの状態にセッティングする。自分でカスタマイズできるセルフロウリュはやはり素敵。
追い打ちをかけるように更にラドルで1杯注ぎ、左中間を破る走者一掃の3塁打を放つ。容赦なく流れ続ける豪雨のような汗、8分で雨天中止。
3セットでゲームセット。水風呂は内湯8.9度、露天10.8度。まさにコールドゲーム。
退館すると外は猛吹雪でホワイトアウト。球春にはまだ遠い雪国だった。
男
[ 青森県 ]
先日ドーミーイン仙台ANNEXの部屋に忘れたタオルが着払いで到着し、丁寧に梱包された封筒を開けると手書きのメッセージカードが添えられていた。何気ない心遣いに感動した。
この愛用のタオルには札幌の大切な思い出が詰まっており、失うわけにはいかなかった(だったら忘れるなー)。
そのタオルをサウナセット袋に詰め、せせらぎ温泉に向かった。
サウナ前めしは「笑福亭」で若どりむね肉の唐揚げ定食(甘辛ダレ)。絹のように滑らかでジューシーな食感の若どりが絶品のタレに絡む。2022年の唐揚大賞に他薦したいほどの美味。
14時到着。満たされたお腹を落ち着かせるため、施設の側にあるりんご畑を散歩。深い雪に覆われたりんご畑と雪化粧の岩木山。津軽の美しい風景を眺め、ととのいへの準備が完了した。
そして、実は初訪問となる秒の男さんのホームへ入館。
☆浴室
広々として天井が高く、2面がほぼガラス窓のため開放感が抜群。高張性中性高温泉は茶褐色で底が見えない。まるで白馬龍神温泉のようだ。
★サウナ室
12人サイズでこちらも広い。温度計は90度だが、サウナストーンがてんこ盛りで馬力十分。温度以上に熱く感じる。ロッキー、やるではないか。
サウナマットがないため座面が濡れている。小鉄さんの自作サウナマット普及活動、こういうことだったのか。
★水風呂
3人サイズ、マイ水温計で18.4度。やさしい冷水が心地よい。1分、じっくりと身体を冷やす。
★外気浴
確かにジャズが流れ、見事な日本庭園が見える。
ととのい椅子を内湯のガラス窓へ移動させ、窓の柱に頭をもたれてととのう。庭園には3つの大きな岩が配置され、まるで南禅寺の虎の子渡しのようだ。さらに、天井と柱が額縁のように風景を切り取り、絵画を眺めているような気分になる。美術館外気浴。これは詩仙堂へのオマージュなのか。
小京都の弘前で京都を想う。
気温3.9度、外気浴は3分にとどめ、浴室に移動して低温歩行風呂の前にマイマットを敷き、体育座りで庭園を眺めながらととのいを再開。とても静かだ。
ふと水風呂を見ると、かけ湯率6%、潜水率82%の恐るべき光景が広がっていた。
すぐにサウナ警察に通報しようかと思ったが、浴室にも脱衣所にも水風呂前にもかけ湯を呼びかけるポスターがなかったことを思い出し、ローカルルールなのだと諦める。
とてもよい施設だったが、かけずおじさん率94%が唯一残念だった。
それでも、四季折々の庭園とりんご畑を眺めるために、そして心地よいサウナを味わうために再訪するだろうと思いながら帰途に着いた。
男
[ 宮城県 ]
昨日、汗蒸幕のゆで感動のサウナ体験をした後、ドーミーインEXPRESS仙台広瀬通に預けた荷物をピックアップし、ドーミーイン仙台ANNEXにチェックイン。引越の仙台ドーミー巡り、こちらはいかに。
汗蒸幕のゆでのととのい感を持続させるため、夜は温泉のみ。サウナは翌朝のお楽しみにした。
そして今朝、朝食後に3階青葉の湯へ。
★サ室
6人サイズのボナサウナ。温度計は95度だがそれほど熱さはない。窓から隣接する露天スペースが見えて開放感がある。
テレビはNHK(ナイスー!)、番組は「おはよう日本」。人生初の仕事前サウナ、3連休明けで出勤が億劫な全国の方々には大変失礼だが、出張の特権としてドーミーで平日朝のこの時間帯に蒸されるのは何と非日常で贅沢感満載なことか。
★水風呂
ポスターには「チラーこざいません→期間限定シングル記録!10度前後!!」とある。
いざ入水するとめちゃんこ冷たい!シングル確定!マイ水温計で8.8度!
★外気浴
まさか仙台でシングルを味わえるとは思わず、外気浴の開放感が半端ない。朝の新鮮な冷気を全身に浴び、朝サウナの醍醐味を楽しむ。
見上げる空は、高いビルに囲まれているためカットしたチーズケーキ型。最近、チーズケーキを食べていないなと思いながら、ととのい椅子から空を見上げる。
仙台中心部の3棟の中ではANNEXが一番好きだ。客室の快適さは勿論のこと、3階レストランの洒落たイタリアンレストランのような設計(夜はフリースペース)、シームレスな館内移動、そして初体験だった1階の宿泊者専用ロッカー。
朝食も美味。仙台名物の牛タンシチュー、そしてトマトの味がやさしい具だくさんのラタトゥイユ。これで1,000円は安い。
9時前にチェックアウトし、仕事場へ向かった。途中、ANNEXとEXPRESSの中間の広瀬通を挟んだ場所に建設中の「御宿野乃」を発見。看板には「2022年春OPEN予定」とある。気になってドーミーHP「新棟オープン情報」を確認するがまだ掲載されていない。
函館と青森の新規オープンも楽しみだが、仙台も期待大だ。
そんなわけで、東北の「サウナ奥の細道」を辿った旅だった。
と、ここで終わるはずが、帰宅後に部屋に愛用のハンドタオルを忘れたことが発覚(笑)。やれやれ。ANNEXに電話すると、着払いで送っていただけるとのこと。
先月のセンチュリーマリーナ函館といい、失態の日々が続く(笑)。
男
[ 宮城県 ]
朝10:30、地下鉄に乗り広瀬通駅から泉中央駅へ向かった。朝の散歩をかねて駅から歩いて汗蒸幕のゆへ。太平洋側の冬の朝の乾いた冷たい空気がうまい。
泉区に降り立ったのは大学1年生の夏休み以来。東京から青森へ帰省する途中、仙台の大学に通う友人と焼肉食べ放題に行き、歩けなくなるまで食べた記憶がある。
そんなことを思い出しながら、20分で到着。北欧の他に韓国も好きな身としては念願の初訪問だった。
11:30イン。館内着に着替えてまずは腹ごしらえ。野菜たっぷり、辛さ十分のユッケジャンチゲで前戯の汗をかく。
★サウナ室
3つのサ室がある。汗蒸幕、ロッキーサウナ、黄土サウナ。どれも素晴らしいが、個人的に衝撃だったのは黄土サウナだった。
ほのかなあかりに包まれたサウナ室には5台のベッド、黄色いサウナマットが敷かれている。おぼっちゃまくんスタイルで横になり、目を閉じる。音楽はオルゴールJ-POP。
温度計は65度、ゆっくりゆっくりと時間をかけて蒸される。思えば、サウナ高温主義者として生きてきたが、この程度の温度で横たわりながら汗をかくのは何と気持ちよきことか。コロンブスの卵級の大発見だった。
★水風呂
併設の温度計で18度前後。いい意味でシングルとはまた違う魅力がある水質だ。
★外気浴
大きな青空、柵の向こうに落葉したカエデの木が見える。圧倒的な開放感に身もこころも飲み込まれてしまう。
雪深い津軽から訪れた身にとって太陽の光は貴重だった。まるで北欧の人々が短い夏の太陽を異常なほど浴びるように、あたたかい陽光を惜しみながら全身に浴びる。
☆露天風呂
寝湯、寝湯、寝湯。
黄土サウナといい寝湯といい、仰向けになり目を閉じるとこころが動き出す。ピロートークで思わず本音を言ってしまうのも、睡眠中の夢はこころのイメージであるのも、きっとそんなことなのだろう。
太平洋側の冬の空気に数年ぶりに包まれて、過去に過ごした東京や仙台の日々がこころに浮かんでくる。感情が動きだして止まらない。
友情、愛情、そして人情。
あの日々があったからこそ今の自分があり、そんな自分とこれからの人生を生きていく。うん、悪くない。
最高すぎて5時間、館内着での休憩を挟みながら人生初の7セット!(笑)感動のサウナ施設とそれを体験する自分のこころがとてつもない癒しをもたらした。
カムサハムニダ・・・。
「バイパス入口」というバス停から17:04発の路線バスに乗り仙台駅へ。ネオンが輝く車窓から、あおば通りを歩く18歳の僕が見えた気がした。
歩いた距離 2km
男