地図からサウナが探せる！

あおもり健康ランド

カプセルホテル - 青森県青森市

Mazo Itoh

2021.05.02

2回目の訪問

約3ヶ月の休業を経て5月1日に営業再開したあおもり健康ランドに行ってきた。果たしてバージョンアップはあるのだろうか？

過去のサ活を振り返ってみると、前回訪れたのは今年の1月3日、2021年の初サウナだった。

靴ロッカーの番号はいつもどおり「5150」（VAN HALEN）。よく考えると、5,000番台の靴ロッカーがあるのが凄い。

前回気になった2階の休憩エリアも体験するため、フロントで3時間450円の他に館内着280円も注文したところ、スタッフのお姉さんは「今は館内着を着用しなくても2階をご利用いただけます」とのこと。少々迷ったが、館内着のデザインや材質が気になったのでオーダーすることに。

そしていざ浴室へ。

★サウナ室
この5月でサウナー2年生になるが、この1年のサウナ歴で学んだことは「サウナはストーンに限る」ということだった。日本式の遠赤外線ストーブは大抵の施設で物足りなく、ヨーロッパ好きとしてはサウナ発祥の国フィンランドの伝統に則したストーンこそがサウナだという結論に至った。

だが、世の中のどんなことにも例外があるように、遠赤外線ストーブにも優れたものがある。それが横手市クオードインであり、ここあおもり健康ランドだ。

馬力が凄い。METOSの温度計は92度。空気の対流が風を生み出し、常に熱波に吹かれ続けているような感覚だ。熱波師もアウフグースも必要ない。発汗そして発汗。湿度があるため本当に気持ちがよい。

★水風呂
冷たい印象はこれまでなかったが、2月に購入した水温計で初計測すると20.6度。やっぱりぬるい。

★外気浴
1月はととのい椅子が撤去されて浴室内のあかすりコーナー付近に移設されていたが、今日は広々とした露天スペースに3脚設置されていた。

男湯の露天は西側に面しているため、午後の太陽を全身に浴びることができる。まるで天気がよく空気が乾燥した日に布団を干すように、久しぶりの日光浴だった。

☆温泉
メインの内湯もカランの湯もぬるい。以前はもっと熱かった気がするが、一体どうしたことか。

4セット後、清潔だが少々くたびれた館内着で2階へ。リクライニングチェア、マッサージ室、喫煙室、そしてムービールーム（笑）。かなり古びていて閑散としている。それでも、入浴後にゆっくり過ごすことができる貴重なスペースだ。

個人的に期待していた再開後のバージョンアップは残念ながらなかった。施設も浴室も休業前と同じ。水風呂はあと2度低くしてほしかった。

だが、青森市屈指の高温サウナ室とととのいスペースの充実度はやはり素晴らしかった。