谷地頭温泉
銭湯 - 北海道 函館市
銭湯 - 北海道 函館市
♪わ〜たしはひとり〜 連絡船に乗り〜
凍えそうな水を求め泣いていました
♪ああああ〜 サウナ海峡冬景色〜
by 石山さゆり
津軽海峡を渡ってサウナに行く。それが私にとってのサウナ海峡。2023年初サウナは青森〜函館航路を選んだ。
何事も最初が肝心。2か月前に購入した谷地頭温泉の回数券を家に忘れないため、旅立つ1週間前から財布に入れた。
3時間40分、2,180円の船旅の後、11:20に函館港へ着岸した。
とも子、ただいま。
焼肉番長でランチの後、市バスで函館山の麓へ向かった。
15:20に入湯すると茶褐色の湯が迎えてくれた。同時に37人は入浴できるであろう巨大な浴槽が3つもある。その中の低温風呂に身を沈め、ナトリウム塩化物泉を肌で味わう。この色合いもいいが、泉質が何よりもいい。身体が喜ぶのがよくわかる。私の身体はいい温泉に正直に反応するようにできている。
90度のサウナ室では多くの方々が汗をかいていた。
真夏の汗は苦手だが、発汗する気持ちよさを覚えたのはサウナの後に水風呂があると知ってからだった。水風呂を待つサウナ、それは私のサウナの概念を覆した。まるでコロンブスの卵のように、私の殻を打ち砕いた。
泣いて求めた水風呂は4.8度だった。まさに凍える水風呂。今日の津軽海峡の水温は11.1度。この海を泳ぐマグロもきっとこの水風呂では凍えるのだろう。
サウナと水風呂の温度差が大きいほど精神が研ぎ澄まされていくような感じがする。映画も音楽も物語も、ドラマティックな方が好みに合う。
その後、マイナス0.4度の外気浴を経て浴室の王様の椅子でくつろいだ。この心地よさは睡魔を誘い、40分の昼寝を避けることができなかった。
ちょうど夕暮れの時間帯だっため、サウナは3セットに留めた。
個人的に「函館の日高吾郎」と呼ぶ湯守のSさんも元気だった。私は彼の機敏な仕事ぶりに憧れを抱いている。定年後は温浴施設で働くのも悪くないのかもしれない。
2時間半の入浴後はサッポロビールで乾杯した。久々の黒ラベル、星が輝いて見えた。
ふと「これは北海道産なのだろうか」と気になり検索した結果、缶の底に製造所固有記号があり、「T」は北海道恵庭市の製造所とのことだった。好奇心はおっさんになっても衰えていなかった。
サ酒の続きはホテルの部屋でセコマ大会。人はどうしてその土地にしかないものを求めるのだろう。
そう言えば、今日もとも子に会うことはできなかった。
だが私は知っている。とも子はこの街のどこかでかくれんぼうをして遊んでいるだけなのだと。
男
Mazoさん、津軽海峡渡っちゃってる⤴️船🚢賃が2180円とはやはり安い🙆♀️大好きな谷地頭温泉♨️にinですね。サウナ90℃からの水風呂4.8℃は、もはや衝撃的です✨精神も研ぎ澄まされて透けてしまいそうです(笑)透けてませんか〜😆
ニャロさん、新年早々渡ってしまいました。だって近いし安いんだもん(笑)。精神はもちろん透けてしまい、おやじギャグのネタ帳も透け透けです(笑)。
サライさん、祝2023⭐️。未だ最高だった2022年の余韻に浸っていますが、そろそろ23年も発動です。吾郎さん、STVのスタジオでサインをいただいたくらい大好きです(画像追加)。生ワイドは残念ながら観れませんでしたが、スーパーサンデーは観てました。今年もお世話になります!
はい、また出ました(笑)。引きずってしまいすみません。♪探し物は何ですかー を歌いながら明日も海風に吹かれます。
すけきよさん、今日も会えながったすわー。どごさいるもんだべが、とも子。ぬぐいどごもいいっすな。だどもわーは冬でも北へむがうっすなー。演歌の影響だべがなー(笑)。
さすがの返し!aaveさんは仙台から新幹線で函館ですね(2.5時間くらい?)勿論さぶちゃんを口づさみながら。♪あ〜まみ出る出る は〜こだて〜(笑)。
気になりますよね。訪問するきっかけとなっていれば、青函サウナ大使館の職員としては嬉しいです。とも子は秋に旅立ったのです。きっと冬でも旅をつづけているはず(笑)。
大将にお褒めいただき光栄です。サビしか思いつかなくてすみません(笑)。
温度計の目盛りが急降下していく光景がオモロかったです(笑)。冬の谷地頭、ぜひ神々に会いにいらしてください!
フェリーで行くとこがさすが旅人、シブい! ちなみに、私の姉の名はともみです(笑)
新幹線だと4,000円代ですがフェリーが安くて快適なので、ついつい乗船してしまいます。ともみ様、ともこがあまみを纏っているような素敵なお名前ですね。
はい、いつもサクサクっと気軽に出かけます(新幹線なら片道1時間で日帰りもOK)。忍術、なるほどですねー。いつも忍者巻きなのでお許しください(笑)。
起承転結がある文章が好きなので、終わり方もつい気を遣ってしまいます。突っ込んでいただき感謝です!「羅生門」の終わりは覚えていませんが、村上春樹の最後の文章が好きです。特に「ノルウェイ」の電話ボックス。コレアで焼肉食べまくりたいー!(笑)
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