地図からサウナが探せる！

HOTEL&SPA センチュリーマリーナ函館

ホテル・旅館 - 北海道函館市

Mazo Itoh

2022.01.09

1回目の訪問

オートロウリュの情報を得て、2019年春に開業したこちらの施設を初訪問。JR函館駅から徒歩5分、函館朝市を抜けると巨大なホテルが迎えてくれた。

5つ星ホテルらしい洗練されたゴージャスな雰囲気のロビーからエレベーターで14階のスパへ。

12:00イン。かなり空いている。

☆内湯
広い浴槽には谷地頭温泉と同様のナトリウム塩化物強塩泉がかけ流されてる。函館山の眺望が素晴らしい。これは風景だけでととのうとうやつではないか。

★サウナ室（ストーン）
毎時15分と45分のオートロウリュに合わせて3セット。すべてソロ。

北側に面する窓に目を向けると、遠方の駒ヶ岳から眼下の函館朝市まで、そして東西は函館空港から七重浜まで一望できる。

高層階で絶景を眺めながら昼からサウナに入るのは何という贅沢なのだろう。

メトスの温度計は86度。約6秒のオートロウリュ後は極上の熱波に全身が包まれる。もの凄い発汗。できたてのイカ飯のように蒸されていく。

至福の時間。

★水風呂
マイ水温計で15.2度。十分に冷えた冷水で一気にイカソーメンの気分になる。

★外気浴
露天風呂、そして階段を上がって15階の天空露天風呂「インフィニティスパステラデッキ」で0.1度の冷気を浴びる。雪まじりの海風が火照った身体を冷ましていく。

そして浴室には壁面に2人用の石製ベンチがあり、函館山を眺めながらゆっくりと時間をかけて休憩する。

セットごとに場所を変え、函館山と戯れる。

約2km離れた函館山。1セット目は山頂が見え、2セット目は吹雪で全く見えず、3セット目は再び眼前に。わずか短時間で気象が急変する雪国の風景は、急激な温度差を旅するサウナに通じるものがある。

それにしても、函館山山頂のロープウェー駅は映画「女王陛下の007」のロケ地であるスイスアルプスの「シルトホルン展望台」に似ているといつも思う（行ったことないけど）。

2時間の旅を終えてラウンジへ。アルコールと軽食を楽しめるバーカウンターとラグジュアリーなソファーが並んでいる。

またお気に入りの施設を発見してしまった。再訪確定。

と思いながら青森に帰宅して荷物をほどいていたら、マイ水温計とシャンプーセットを浴室の風呂道具置き場に忘れたことに気付いた。早速電話し、着払いで送ってほしいと願い出たところ、忘れ物が見つかり、明日発送していただけるとのこと。

気持ちよく対応いただいたスタッフの方に感謝。

そんなわけで、オートロウリュと絶景、そして思いがけず高級ホテルならではのホスピタリティに感動した1日だった。