地図からサウナが探せる！

大福温泉

銭湯 - 青森県青森市

Mazo Itoh

2021.05.29

1回目の訪問

初めての道、初めての地域、そして初めてのサウナ。何歳になっても初めてはドキドキするものだ。

そんな訳で、新規開拓として冒険の旅に出た先は大福温泉。お気に入りサウナーさん達のサ活に魅かれ、導かれるように上陸した。

18:20到着。住宅街の中の住宅街、超ローカルな住宅街の中にひっそりと佇む施設。大福という名前なので、番台で大福もちを販売していると思ったが、そんな訳はなかった（笑）。

まだ明るい土曜の夜の始まり。浴室は閑散としていて入浴客は4名程度。

カランは昔ながらの赤と青のレバー。湯通し前にかけ湯をしようと赤のレバーを押し、ケロリンの桶でお湯を身体にかける。

あつ！！

何だこれは！すかさずマイ水温計で計測すると、水温計の最高温度55度をぶっちぎっていた！ボイラーの故障なのか、循環パイプの異常なのか、55度以上のお湯は危険すぎるよー（笑）。

赤と青のレバーを同時に押して適切な温度で身体を清めた後、湯通しのため内湯へ。

内湯は42.2度。個人的には物足りないが、至って一般的な温度。

そしていざサ室へ。

★サウナ室
4名サイズの遠赤外線ストーブ。93度。温度計は小さいMETOS、2度刻みの相当古いタイプ。初めて見た型だ。

テレビはNHK。12分計はなく、テレビ前の目覚まし時計。サウナマットがないのでマイサウナマットが大活躍。

遠赤だがサ室が小さいので十分に熱い。なかなかよきサ室だ。

テレビでは天気予報が映っていた。明日も雨の予報。ここ数週間は晴れない週末が続いている。北ヨーロッパのように乾いて爽やかな5月の週末は今年は訪れないようだ。

★水風呂
サ活のとおり冷えた水を期待したが、22.0度。水道水のためか、季節変動が大きいのだろう。のんびりと身体を冷やが、わがままな身体が17度の水温を求めているのがわかる。

★外気浴
露天スペースがないため、内湯のへりに腰掛けて休憩。へりにマイサウナマットを置くと、背中が痛くなくて快適だった。

入浴客が少ないためくつろげる環境ではあったが、水風呂がぬるく、外気浴がないため、ととのいの境地に達することはできなかった。さらに内湯が好みの熱さではなかったため、珍しく2セットで終了した。

因みに脱衣所に戻る前に念のためカランのお湯の温度を計測したら、50.0度だった。それにしても熱い。

今夜の温泉は、サウナはないが極上のあつ湯がある出町温泉にすべきだったのかもしれない。

次があるとすれば、秋冬の冷えた水風呂に期待しよう。

新規開拓、当たりもハズレもあるが、新しい発見が何よりも楽しい。