スチームボーイ五号

2020.11.28

1回目の訪問

金曜夜に仕事終わりから友人と熱海に泊まって翌日昼前にイン。
全体的にシャレオツな雰囲気で清潔感も満載。
浴場に入ると、白を基調としたシンプル&ラグジュアリーな空間。目の前にはガラス越しに見える海景色。すごすぎるッ!
躍る気持ちを抑えて身体を洗い、まずは水素泉なるお風呂で全身をほぐしてサウナへ向かうと、扉横に「温度45度・湿度60度」の表記。
45度ってどんな感じなんだろうと思いながら入室すると…本当に全然熱くなくてむしろぬるい。。ひとまず窓から望める海を眺めながら無心に蒸すものの、一向に熱くなる気配なし。
仕方なく目を瞑ってジッとしていると、次第に汗が滲み出てくるのが感じられてきました。どのくらい入っていたのかわかりませんが、いつもの1セット目(5〜6分)より長かったはず。気付いたら全身ガッツリ汗が噴き出ていました。

なんだこれは…?と驚きながら水風呂へ。温度計が無かったため水温不明ですが、体感的には19~20度ほどでバイブラは無し。この水風呂からもガラス越しに海が見えて、身体をすっぽり沈めるとまるで水平線と一体化したような感覚。

休憩は源泉掛け流しの露天風呂スペースにあるベンチにて。波の音を聴きながら、ぼんやりと海を見つめて過ごす外気浴のなんと気持ちの良いことか。。

2セット目。今度は時間(サウナタイマーは無く普通の時計のみ)を見つつ蒸してみる。
10分までは特段変化が無かったのに、だんだん15分過ぎあたりで腕に無数の微小な汗が。そして20分経過すると、その汗が玉のように大きくなっていました。この汗の変化に妙な感動を覚えつつ、最初はぬるすぎると思っていたサウナが何だか無性に愛おしく感じました。

ふと、このぬるさがFuuaのサウナとしてのアイデンティティなのではと気付きました。
普通の温度だったら20分も入れないのに、ぬるいからこそ20分もいられる。
このぬるさをじっくりと味わわずに、ぬるいぬるいと言って出ていく方々がいて、心の中で「なんてもったいない」と思ってしまいました。

勝手に推察するに、ぬるいからすぐ退室する→別の利用者が入ってくる→ぬるいからすぐ退室する→以後繰り返し、ということで室温がさらにぬるくなってしまうのでは。。
ただ、これについては感染症対策として定員5名までという制限が、そもそもサ室内の渋滞を発生している気がします。
あと、施設自体はサウナがメインではないので、利用客としてのマナーやエチケットも微妙でしたがこれも仕方のないことですかね。。(サ室内でタオル絞らないで~)

個人的には「こんなサウナもあるのか!」と感動したので、ぜひ再訪したいです。

  • サウナ温度 80℃,45℃
  • 水風呂温度 19.5℃
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