夏休み最終日、ひとりでイン。
特にやることがなくて暇を持て余していたところ、友人からおすすめしてもらったので雨降る小雨日和の中、足を運んでみました。
北浦和駅の東口から歩いて数分の五叉路で無料送迎バスに搭乗。昼もとっくに過ぎた時間帯で利用客は自分ひとり。20分ほど揺られて到着。
靴箱の鍵を受付に渡して入館。この鍵は館内の食事など会計に使用し、退館時にまとめて精算する流れです。館内に進むと食事処があり、さらにその奥に大浴場、岩盤浴と2階に仮眠室。全体的に思ったよりも広くてびっくり。

大浴場は逆にコンパクトでした。カランはクローズタイプ。場所によってソープ類の揃えが異なってました。身体を洗ってまずは内湯へ。源泉の加熱・非加熱で湯船が分かれているのは新鮮でした。ただ、非加熱のほうは本当にぬるい。むしろ常温の水風呂みたいな感覚でした。
外の露天風呂もぬる湯、熱湯、浅湯、源泉非加熱と種類豊富でした。中でも熱湯は温度計表示で44.5度くらいと、都内の銭湯でもあまり見かけないバチバチなセッティング。大好き。

程よく身体を作ってサウナへ。4段のコンパクトなドライサウナ。室内にもマット敷かれてますが、入口前にあるビート板も使用します。初っ端から最上段に座ってアツアツ4分攻め狂い。汗の噴き出方が火の玉ストレートな感じで気に入りました。
サ室を出てすぐ左手に掛け水があります。全身に冷水ぶっかけて水風呂へ。動線は申し分ないです。深めで3〜4人は入れそう。バイブラは無く、表示20度ですが体感18度くらいかと。
ふと既視感を覚えて考えていたら、このサ室と水風呂の配置が「さやの湯処」とほぼ同じだと気付きました。すごく親近感が湧いたところで露天スペースに移動。ととのいイスなども複数あり、外気浴は混雑なくできました。
一発目からリクライニングチェアに座って深呼吸すると、目の前にある庭園の風景がうねり出して「あ、久々にキテルやつだ」と直感。そのまま半眼状態でぼーっと眺めると木々の緑がめちゃくちゃビビットかつ立体的に浮かび上がってきてすぐさま昇天。ととのう感覚を正直全然わからない身からすると、このトリップ感がいわゆる「ととのう」ということなのか…と不思議な気持ちになりました。

結局その後は5セットくらい回して終わり。バスの出発時間まで中途半端なタイミングだったし、腹も空いてないため仮眠室でだらだら過ごしてから退館。自販機でチルアウトを注入して帰路へ。バスの窓から眺める夕闇に染まった風景と、イヤホンから流れてくるフジファブリックの『若者のすべて』が妙に相まって、センチメンタルな気分になりながら最後の夏休みを噛み締めました。

  • サウナ温度 90℃
  • 水風呂温度 18℃
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