【閉店】かぷせるイン赤坂
カプセルホテル - 東京都 港区
『シャイニングサウナ』
『サ道』以降良くも悪くもサウナが混んでいる。職場至近のオリエンタルも激混みでなかなかゆっくりできない。そんな折、こちらの施設が”ガラ空き”そして冬にはとても良いというウワサを聞き仕事の合間に。
入った瞬間、まさにシャイニングの世界。老朽化した施設は昭和50年代で時間が止まっている。1700円払い、23時までと受付で告げられ、一路ロッカー室へ。エレベーターからしてもうやばい。ロッカー室はシンメトリックでしかも人っ子一人いない。お化け屋敷型サウナだとしたらアミューズメント要素がなさ過ぎる。
ガウンに着替え浴室へ。そこでも先客が一人いたがほどなくして退場。改めて浴室を見るとコンクリートはむき出し、取れたカラン、湯の張ってない浴槽など、まさに手の込んだホラー型サウナという趣き。
サ室はストーンが申し訳程度に置かれたストーブ。温度は80度。誰もいないのでタオルを絞ってセルフロウリュ。テレビも音楽もない。聞こえるのは外の水風呂にちょろちょろ流れ入る水の音のみ。ロウリュしたせいもあり、程よいスチーム感でセッティングはなかなか。ちなみに当然ここも貸し切り。
水風呂は、雑な町場の銭湯と同じ感じか。20度くらいか。外気浴スペースはもちろんなく、取っ手が取れそうなぼろっぼろの窓を開けて赤坂から六本木の高層ビルを臨む。これはこれで悪くない。2セットして、むしろ霊安室という言葉が似合いそうな休憩室へ。ここも誰もいないので仕事にいそしむと意外とはかどった。
色々書いたがキライではない。真冬はいいかもしれないのと、知人を話のタネに連れてくるのはアリだと思う。貸し切り状態を楽しめるし。
ただ、古すぎるのがちょっとなぁ。確実に人を選ぶ施設だと思った。
サウナ：8分 × 2
水風呂：1分 × 2
休憩：5分 × 2
合計：2セット
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