サウナ&カプセルホテルレインボー本八幡店
カプセルホテル - 千葉県 市川市
カプセルホテル - 千葉県 市川市
サウナを勉強し始めた頃、本場フィンランドではサウナの世界大会があることを知った。(諸事情によりもう開催していないらしい)
屈強な猛者達が120度超えのサウナで、どれだけ入っていられるのかを競う大会だ。
日本からは元光GENJIの諸星和巳氏が参戦した。(結果は51位)
そして絶対的覇者のティモ・ココネン・・・白い肌を赤鬼の如く赤く染め君臨するその存在にシュール通り越して勝手にリスペクトの念を抱いていた。
そんな事をこちらのサ室の温度計を見てふと思い出した。
温度計が125度を指していたからだ☆
こうなったら最上段に登るしかないではないか。
自分はどこまでやれるのか?
大きな山を見つけた人類はその山を登らざるを得ない衝動に突き動かされるものだ。
肌がヒリヒリ痛む程の高温、15度の水風呂と休憩に想いを馳せながら口を小さく開き深呼吸を続ける。
まだいけるか?いけるだろ?と内なる自分に問いかけ続けるなか、人生初めてのサウナ体験の時を思い出していた☆
あれは高校生、レスリングの県大会前日の軽量で800gオーバーしてしまった自分にコーチが一緒に来い!と連れてってくれたのがサウナだったのだ。
コーチは何も言わず自分の横に寄り添い、滝のような汗を流していた。
体重を減らす事が目的なので水風呂など入ることは出来なかったが、そんなコーチの姿を見つめ、自分と一緒にコーチも闘ってくれているのだと、不甲斐ない自分を奮い立たせ、軽量をクリアし試合に臨むことが出来た☆
そして今、自己の快楽の為にただ一人125度という熱に立ち向かっている。
結果は8分。
二桁はいかなかったが、水風呂の冷たさに休憩椅子で神経が飛び立ったことは言うまでもない☆
整いながら、コーチはいつもトレーニング時にリズム感を養う為にと音楽を掛けていた事を思い出した。
中村雅俊のベスト盤で、よく掛かっていたのは【恋人も濡れる街角】であった。
未だにこの曲でどうのればいいのか分からないが、わかった時にはきっと一つ上の男に俺もなるのだろうなとひとりごちたレインボー本八幡で迎えた素敵な夕暮れ☆
素敵なサ活にギフトントゥ!
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