渡り温泉 ホテルさつき・別邸楓
ホテル・旅館 - 岩手県 花巻市
ホテル・旅館 - 岩手県 花巻市
新花巻からレンタカー利用。途中、バカボンドというホルモンとニンニクたっぷりのラーメン屋で腹ごしらえをした後、渡り温泉へ。
銀河鉄道の夜の暗闇を感じながら、花巻南温泉峡へ入り、しばらく走ると渡り温泉の看板あり。平日夜にて宿泊者は7名。玄関入口に表示があり。歓迎○○様と。フロントで着くと○○様ですねと尋ねられる。おそらく宿泊者の中で最後の入館者であったのだろう。館内の説明を受けて、しばしホテルのロビーを散策し、部屋へ。パソコンで仕事をした後、寛ぐべく地下1階の温泉へ。
大きな脱衣所から浴場に入るとすぐサウナ室があり。お楽しみの前に、洗い場に向かい身体を洗った後、壷から温泉が流れ出てくる内湯へ。低張性弱アルカリ高温泉の泉質。
露天風呂は、周りに明かりもあまりなく、漆黒の闇を前にして浸かることができる。露天風呂に入りつつ、外気浴の場所を探りながら見渡す。露天風呂の屋根を支える丸太棒を背にして座ることができ、かつ足を伸ばすことができる置き岩もあるので、目星をつけることができる。
いよいよサウナ室へ。室内灯が5つあるうち4つが灯されており、明るいサウナ室。温度は97度といい熱さ。5分の砂時計が2つあり。TVも音楽もないため、じっくり自分と向き合えるサウナ。最大で8人は入れそうなサウナ室を独占。
水風呂は、蛇口から絶え間なく水が足されており、かなり冷たい温度。深さもあるため、入りがいもあり。寝転がるのに適した浅い水風呂より、すっぽり浸かることができる水風呂の方が好みだ。ホームのキュアがそうなこともあるかもしれない。
暗がりの露天スペースでくっきり見える星を眺めながらのととのいタイムは最高に気持ちがいい。3セット、お風呂からサウナまですべて独占、一人も浴場で鉢会うこともなく、贅沢なサ活ができた。
直近ラクーアでたくさんの人を浴室内で見かけたのとは大違い。平日の温泉旅館のサウナは贅沢極まりない。
宮沢賢治が教師をしていた頃、給料日になると天ぷら蕎麦と三ツ矢サイダーを花巻の蕎麦屋で注文し、教え子にもご馳走していたことから、渡り温泉から三ツ矢サイダーを宿泊者に差入れするサービスがあり。
風呂&サウナ後、花巻南温泉峡で飲む三ツ矢サイダーも格別の味わいであった。
あまみくっきり。
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら