白山湯 高辻店
銭湯 - 京都府 京都市
銭湯 - 京都府 京都市
2月11日夕刻。
都内で休日出勤を終えて、弾丸覚悟で京都へ。
前から来てみたかった白山湯高辻店へ来ました。
サウナの入口にフォント60くらいの大きな字で「体臭のきつい方がいるので、必ず身体を洗ってからサウナにお入りください」との注意書きが2枚連なって貼ってある。
これは誰への注意書きなのだろうか。
誰にどうして欲しいのかがよく分からない日本語だ。
「体臭がきつい方へ」で始まるなら分かるが、「きつい方がいるので」という順接に「身体をよく洗うように」という文言だと、前後の原因関係が成り立たない。白山湯の場合、体臭がきつい方に身体をよく洗わせないと意味がないので、この書きぶりだと逆に「私の体臭はきつくないから身体を洗わなくても良いでしょ」と誤認識させる可能性がありそう。
待てよ。もしかして、これは外国の方に向けたメッセージなのではないか。だとすれば、「wash your body before getting into the sauna‼」だ。
そもそも、普通は万人に(体臭の有無にかかわらず)身体を洗ってからサウナに入って欲しい訳だから、「お客様へ 必ず身体を洗ってからサウナにお入りください」とシンプルに訴えかければ良い話じゃないか。
でも、ここまで考えて私は思った。
この遠回しな、宛先知れずの注意書き。
これこそ、京都風の注意喚起なんじゃないかと。
アンタに言ってんのよ!と名指しせず、あえて謎めいた文言にすることで「え?私が言われてる?」と自己問答を促しているのだ。きっとそうだろう。
京都、恐るべし。
この注意喚起を見た先入観だろうか。
確かにサ室はほんのり異臭というか、ちょっと違和感のある匂いな気もした。でも、温度も高く(2段目だと割と早く汗かける)広々していて充分に温まった。
露天も水風呂も気持ちよく、オバちゃん達の京都弁も耳に心地よく、良い時間を過ごすことができました。
※この日はおばんざいのお店で夕飯。京都は美味しそうな惣菜のお店があって良き。
女
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