定山渓 鹿の湯
ホテル・旅館 - 北海道 札幌市
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今回の最終目的地である鹿の湯。日帰りの入場規制をしているとのことなのでちょっと早めに行き整理券をもらう。
数十分待つけど、ラウンジでコーヒー飲めるのでありがたく頂戴し休憩していると時間になったので入浴。
浴室のライトに鹿の湯のエンブレムがあしらわれており洒落ている。温泉が三つ、水風呂が二つ、そしてサウナ室。これは期待できる。
サウナ室は四段掛けで、座面が扉側1段目が1番広く、どでかいストーブに向けて段々と狭くなっていくような作りで、段が上がるごとに座れる面積が小さくなる。
オートロウリュが20分に1度の高頻度で行われており、精々1人か2人しか座れない4段目で受けると肌が痛くなるまでは行かないものの息を吸い込むには若干厳しいくらいの中々ハードなセッティング。ミリオーネと同様にいつ入っても熱さ又はデザートサウナを味わうことができるのでかなり好きなサウナ室。なお、オートロウリュの際はアロマを使用し、仄かにミントっぽい爽やかな良い香りがする。
衝撃を受けたのは水風呂と温泉。
水風呂は打たせ水ありのシングルと15℃くらいの水風呂。豊平川源流の天然水を贅沢に掛け流し。
信じられないくらい滑らか。基本的にシングルの水風呂は入るとすぐに出たくなるけどこれは違う。1m以上の深めの作りなのもすごく良いけど入っていて出るのが惜しくなるレベル。さらに隣の水風呂と冷冷交代浴もでき、これが信じられないくらい気持ちが良い。結構水温低いはずなのに本当にいくらでも入れる。恐らくこれと同じ水が給水口から飲むこともできる。
温泉については、傷の湯が特によかった。お湯の表面を撫でると波打たずにそのままスゥッと手から抜けるような初めての感覚。この湯だけでも来る価値がある。
半外気浴も豊平川と、雪景色がよく見えて澄んだひんやりとした風が抜けて素晴らしい。
施設だけなら本当に非の打ち所がないレベルで素晴らしかった。
ただ、気になるのはこんなに素晴らしい施設なのに客のマナーが悪い。
黙浴なのにサウナ室内での会話は当たり前、それだけならそんな気にしないけど酷かったのが、アホな家族連れがオートロウリュ中に入ってきて、サウナマットを忘れたのか知らんがしばらくドアを開けっ放しにするという暴挙に出たこと。ちょうど対角線上にいたのであまり大きな声で指摘するとサウナ室の空気が最悪になりそうだったので何も言わんかったけど、恐らくあの場にいた全員が怒りを覚えたに違いない。
良い大人なら必要最低限のマナーくらいは守れ。
施設側も、黙浴を謳うのであれば、定期的にスタッフの見回りをさせるべきだと思う。
施設自体は本当に最高だったので今度は比較的マナーがマシそうな宿泊で行きたい。
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