2020.06.20 登録
[ 大阪府 ]
【痣なす我が名を呼べ】〜無用の赤色〜
息子の学校の用事で千林大宮へ。
暑い!言いたか無いけど暑い!学校へ着く頃にはジーンズが張り付いて歩きづらいくらいの汗。用事が済んだ帰り道、ここから最も近い銭湯を探す。
あった!
という訳で「ニューみよし湯」へとやって来た。
…何か見たことのあるような無いような外観…
もしやの「ナニワ工務店」作か?
中に入ると疑念はますます増えていく。
結構広い入口受付前から脱衣場に入ると、これまた広い。
浴室に入っても広い。
施設の設計思想がナニワ工務店だ…
その時「‼︎」
思わず二度見した!
「バスターライフルあるやないかーい!」
そう、桃谷温泉にある、コロニーをも破壊する威力の打たせ水だ。
しかし、よーく見てみると、湯船側に付いており、単なる打たせ湯として使われている。
ここでナニワ工務店の施工だと確定だ。
とりあえず、打たれてみる。
桃谷温泉と違い、ツインに発射口が分かれていない。
スイッチオン、ポチっとな
ビーチーーゃゃゃやー!!
肩にめり込むほどの水圧がかかる。
ぐぎゃぁぁー!と打たれてグッタリ。
…そうか、二股で威力を下げないと水風呂じゃ辛いのか…
世が世なら、このサウナブームに乗り「サテライトキャノン」として水風呂界に君臨出来たであろう兵器はその存在を痣とした。
肝心のサウナはやはりナニワ工務店の「ロイヤルサウナ」
ストーブは円筒にストーン乗せ、オートロウリュの本格派。1段席、90℃下回る事もあるのに、バッチリ汗をかきます。
3セットいただきました。
今日は土曜日ともあり子供らが水風呂で遊ぶので、トトノイはまた今度かな。
多彩な湯船の赤外線寝風呂。何の赤外線もないただの赤いランプの光を浴び、爺さんが横たわる黄昏時。
[ 大阪府 ]
【ラインスレイブ!】〜メガドレイン〜
狂った様に朝から鳴り続ける携帯。
必死で応えての昼12時。
一滴の野菜ジュースさえ飲ませない昼時のLINE攻撃。
携帯、iPad、Macを駆使して3件一編に返すこと7時間。
「社畜」?そんなんめっちゃ楽な稼業やん。
あぁ、もう疲れてるからどんな批判も受けますよ、ってな具合で、LINEの奴隷のまま新幹線に飛び乗り大阪へ。
道すがら、ずっと質疑、作業、確認でメガ奴隷クラス!
いつものやつ、右目が見えなくなって来ました。
…もうすぐ左目も見えなくなる…疲労のピーク。ずっと「サウナ、サウナ、サウナ…」と唱え、視界が1/3無くなったまま、ここいりふね温泉に来た。
12分3セット、激混みの中決めてチビ露天で昇天。
嘘のように眼精疲労が消えて、いつもの直会。
写真は上げられ無いけど、美人番台若女将と生ビール。
程走る美しき炭酸とのどごし、トトノイと直会の合体。
あと100年は頑張れそうです!
[ 東京都 ]
【ルシフェル】〜おー、つ〜
このセントラルホテル、コロナになってから、使い勝手の良さに反吐がでそう。
・24時間サウナ入り放題
・シェアオフィス借りずにリモートワーク
・どこいくにも便利
・一人飲み天国
という言い訳をしながら、延泊。
朝からサウナです。
あまり人がいないとはいえ、ビジターと宿泊客が入り混じる時間帯。
1セット目が終わるとき、昨日の「お洒落蒸しZ」があらわれた!
一挙一投足を見ながらサ室へ。
案の定、最下段ストーブ横にバスタオルを展開し、座った。
さまざまポーズを取るもサ室に一滴の汗も落とさぬ様相。
(こいつはタフなサ活になるぜ…)
と思いつつ、こちらは最上段10分でアウト。
水風呂、休憩とした後、休憩なしでサ室に入った、お洒落蒸しZと12分計スタート。
…12分。こちらが音をあげてアウト。水風呂に入っていると、お洒落蒸しZが出てきた!
どんな水芸を見せるのか?とくと見てやるぞと、ガン見している四次元。
颯爽と掛水をして、チラとこっちを見、同じ水風呂に並んで浸かった。
………
カウント50秒、お洒落蒸しZがうごいた!
!あろうことか、汗をいっぱい吸った小タオルを水風呂へー!
ジャブジャブ〜と洗うと頭にポーンと乗せた。
呆気にとられて、見ているが気づかない。
そのままカウント1分20秒で出ると、またタオルだけ水風呂につけてジャブジャブして出て行った。
((((;゚Д゚)))))))
ぐぅおらあぁぁ!それアカンやつ〜!!
天国から地獄の使者となり、水風呂にたっぷり汗を流して行った堕天使蒸しZ( ´Д`)
呆気にとられて言えなかった一言は「おー、つけたらアカンで」
人間、万能ではないですね。
僕もどこで誰に見られてるかわからんから気をつけよ。
男
[ 東京都 ]
【夏の終わり】〜イニD〜
朝からサウナ。
出勤前のサウナー達がもうすでに沢山来ている。
みなさん、マナーがいい。
また一人、気になるサウナーが。
年の頃なら60歳中盤、トトノイの座りを横目にした時からの出会い。
「角度」
あの座っている首と肩の
角度だ。
何とも言えない味を出して、深くトトノイに浸っている。
サ室では床にバスタオルを2段目に掛かるように敷き、座っている。
なるほど、もたれても、何しても、これなら汗が床に落ちない。
彼の広い背中を見ながら、100℃の温度なのに清々しい気持ちだ。
出る直前、横に畳んでいた小タオルを手に取ると、ざっと
「し、仕上げに汗をー!」
一気に身体の汗を拭き取ると、サッと立ち上がり、入口の床マットの乱れを自然な動作で直し出て行った。
(か…カッコいい…)
水風呂から勢いよく掛水し、「あぁ」と言う嗚咽をサ室で聞く。
その後、マッチを飲みながらのバスタオル巻き姿も様になっている。
こっちも3セットが終わり、オシャレ蒸しZは帰り支度。
黒のジーンズ、派手目の柄プリントシャツを羽織ると、サングラスにパトリックのスニーカー。リュックを肩で担ぐと、朝の町に消えてゆく。
ブッシュー、グワングゥワンブッシュー
「ヒュー!カッケー!」だ
おいおい、四次元よ。
お前は65歳の時に、あんな漢になれんかい?
違う意味で汗をかく夏の終わり。
[ 東京都 ]
【窮鼠は何の夢を見る?】〜OS〜
前日のあらすじ:オフィシャル禿ダンディズム。伝説の立ち飲み屋「平蔵」でギターの師匠と出会い、前後不覚午前3時まで飲む始末。グダグダの1日をWalking on the thin line、夕方の新幹線に飛び乗り東京へと向かうのであった。
明日の予定を考えると、降りて目の前のここ「セントラルホテル」しかない。
なぜ無いかというと、ただサウナに入りたいだけだからである。
駅降りて目の前、しかも、トトノイ勝率100%。
そんなとこあります?
などと、ここに来た言い訳を誰にするわけでもないのに自分の中正当化する。
22時にホテルについて、明日も仕事あるのに、ここからまだzoom会議。
サウナに向かったのは、もう午前0時だった。
しっかり身体を洗い、広いサ室へ。
まあまあ人はいるが、マナーの良いサウナーと宿泊客のみ。
1セット目から何も無いサ室で、何も無いただ汗をかく時間を過ごす。
譲り合い、順番を守り合う水風呂。
掛水の音がサ室からも聞こえる。
ぐらつくほどの目眩と、今日はこれで終わりでもいいという2セット目の休憩。
わーっなって不安定だった昨日も、キャベツ畑も全部消えていく3セット目。
事件です。
なんの事件にも巻き込まれず、何も無い平日。
こんがり焼けたトーストの表面にバターを塗る様に滑らかにすべる感覚。
ジーっいう音がどこからともなく響くロッカー前でトトノイながら
「明日から本気出せばイイや」
と、活力を注入された。
アシタモガンバルゾー!!
[ 大阪府 ]
【今朝までにくい】〜飲んだくれラプソディー〜
寝不足で拾い出し、計算と眼精疲労の私には、寄り道でに「福水温泉」に。
コンパクトな銭湯だけど、一応全部揃ってる上、サウナが何故か「キく」のだ。
しっかり身体を洗い1セット目
10分で蒸し上がり、サ室を出ると湯船からのスキンヘッド髭の同年代くらいの人が先に水風呂へ入った。
小さな水風呂なので、仕方なく水掛して遠慮しながら入ると
「ぁーづ?狭いのに入ってくんなや?あーっ」と凄んできた。
だまーって身体を縮めて入っていると、さらに「こんな狭いとこ入ってくんなや」と言ってくる。
何食わぬ顔で入り続ける。
こちとら、その目的でサウナに来て、その目的で水風呂入りに来たのだから、それを欠くことは出来ないし、アンタに言われる筋合いわ無いから。
意地になって、手足を突っ張り狭めてきて、いつまでも水風呂に入るツルピカ髭ダンディズム。
水風呂がぬるいのでカウント3分で出る。
ちっちやい露天風呂に腰掛け外気浴してると、水風呂から僕を睨みつけて、メンチ切ってくる(ガン飛ばす)が無視。
冷えすぎをやせ我慢してハゲダンは去って行った。
2セット目も、ウロウロしてこちらを睨みつけ続け、いい年してよくやるなと呆れてきた。
それでも、福水温泉のミニサウナはよく効く。
3セット目にはグワーンとトトノッてきた。
しかし、ツルピカハゲダンディズムに頭は来てて、結局、帰りに立ち飲み「平蔵」で飲み、たまたま居たギター の師匠と3時頃まで飲み明かし、今朝は二日酔い気味…
朝になっても、昨日のあの坊主頭が腹立たしい。
トトノイを返せー!
[ 大阪府 ]
【武装を解除せよ】〜トトノイの呼吸〜
久しぶりの大阪。こざっぱりと散髪し、蒸し暑い帰り道に目指すはここ「桃谷温泉」
ツインバスターライフル復活の情報をえてから、いてもたっても居れなかったのだ。
日曜夕方の風呂屋は割と盛況。
駅近なのと、ここ生野区は家風呂の普及率が悪いという歴史からだ。
もうすでに3人サ室におり、1人は全身タトゥー。
そう、彫り物に煩くないのも生野区の特徴かもしれない。
ロイヤルサウナ1巡目
ここのボナサウナは高温、カラカラなのに環境がそれほどシンドくない。
うまく出来ている。
そして水風呂。
さあ、バスターライフルよ!その力を示せっ!ポチッとな
「ザァァァァわん‼︎」
蒸し立ての身体が揺れる程の勢いで、二本の発射口から情け容赦なく叩きつける水柱!
「…っ!」声もあげられないほどの水量に押され(つ、強ない?な、長ない?)と思うほど。
ビニールカーテンを割って流れ出る冷やししゃぶしゃぶ肉となりプカリと浮かぶ。
2セット目には水に浮きながら「うぅぅ…」と嗚咽が漏れ始めた。
トトノイの呼吸だ。
今日は何かいける気がするよゲイツ!
しかし、夕方も深まるとまあまあ人が来て、子供連れが水風呂でバシャバシャ泳ぐ。
3セット目の水風呂から、子供も騒ぐ外気浴。
自分の子供頃を思い出しながら整わずの終了。
でもまぁ、自分もそうだったしで今日はツインバスターライフルを味わえただけでも僥倖の黄昏…
…大阪勢で集まって来たいな、ここ。
帰りに直会の飲む場所もあるしで、募集中。
名乗りをあげて貰えばさらに僥倖です。
[ 東京都 ]
【やまねこティ!③】〜バスガス爆発〜
前回までのあらすじ:アレがコレでナニだっため、サ室で裸、塩と油でカラリと揚げられるのか?そんな注文の多い料理店疑惑の中、サ活が始まる…
銭湯サウナに多い「サ室乾燥問題」
ここ白水湯も例外では無かった。
油は無くとも乾燥でカラリと揚がってしまうのだ。
92℃なのか?と思うほど熱さを感じない。
とりあえず、このまま1セット。
水風呂は27℃を示している。
バイブラの空気が熱い。
水温が上がるわけだ、水シャワーの方が冷たい。
トトノイスポットも何も無いので、脱衣場で仁王立ちで休憩。
…何か懐かしい感じ…東京住んだ事ないけど。
2セット目はホーム「錦船温泉」で培った技を活かさせてもらう。
タオルに少し水を多めに湿らせ、今日一日中、独房だったサ室でタオル旋風。
おおよそ、70ccの水分をゆっくりタオルから蒸散させる。
その甲斐あってか、サ室の上下温度は均衡化、体感温度も上がる。
汗もいい感じで出るが、乾燥問題で汗すらすぐ乾いていくのだ。
水風呂をトトノイスポットとして長く入り、3セット目。
サ室入った正面にサウナストーブの説明書に気づいた。
ガス式のストーブが何故、電気式より良いかと共に
「サ室断面と温風の流れが図示」
されていたのだ!
テストで答え見せて貰ってるのと同じで、職業柄、その流れに合わせてタオル旋風。
恐ろしく温風が周り、タオルはパリパリに乾燥し棒状に!
その分、だっぱり汗が出て、サウナバスの能力を如何なく発揮させた。
チリチリと焼け、しっとりと蒸しあがり、爆破したようにサ室を飛び出し水風呂へ。
銭湯サウナはトトノウ場所でなくていい…
ノスタルジーな脱衣場で、ウォンピーロングを聞きながらホッコリしたサ活でした。
…キャリーバッグは無事かなぁ…
同年代と思しき番台ムスッコCLUBとの邂逅はまた次回。
[ 東京都 ]
【やまねこティ!②】〜バスガス爆発〜
さっきまでのあらすじ:番台爺とまったり会話をするも釈然としない料金設定に卒寿の祝いを重ねる事で、亡き父に想いをはせる四次元であった…
関東と関西の浴室の基本的な設定は違う。
まず洗い場、カランシャワーの配列が違うのだ。
アホとバカの境界線がどこか論議と同じくらい違いを感じるのだが、もう少し調査が必要なようだ。
そんな真ん中寄りの洗い場は爺達で賑わっている。
しっかり身体を洗い、よもぎ風呂へ。
大阪の古い銭湯(四次元のサ活参照)は同じ様な配列でお茶風呂、よもぎ風呂があるが「無抵抗風呂」がある。
なんだそれ?ですが、三十六度に設定し、体温と同じにして身体の負担を無くすと言う物だ。
ここは、約四十度。
てか、全部四十度やん( ´Д`)
スッパリ上がり、脱衣場で休憩してサ室へ向かう。
古びたサ室は二段。利用者が少ないので、結構清潔だ。
92℃から動かない温度計を見ながら
(湿度が足りないや…)
銭湯サウナの弱点をまびろに見せる。
この風呂屋はやたら注意書きが多い、筆跡からご年配が書いているようだが、幸薄い目の御老体に書けるとは思えない。
まだ、影武者がいるのか?
湿度が足りないサ室に書いた注意書きは3段。
一つ目「サウナで水を掛けない、まかない」
二つ目「水風呂に入る前に汗を流す」
三つ目…「塩と油を使わない」
注文の多い料理店!
まさかの裸で塩と油でカラリと揚げられる場所に来てしまったのか??
ほとんどの曲を歌えるほどの昭和歌謡に巻かれながらサ活は続く…
[ 東京都 ]
【やまねこティ!①】〜バスガス爆発〜
どうしても作らないといけない資料があり、上野のシェアオフィスで缶詰。
金と銀のエンゼルがグルグル回るほど、画面見つめるころには16時を回ってた。
「屈っ」
うかれ漫遊記のオヌスー5師に「白水湯に行け」のミッションもあったので、目がキヨシ的に千切れる前に仕事を片付け「白水湯」到着。
趣のある外観だ。
写真は運営にダムられてますからノーアップ。
荷物をたくさん持って、番台に行く。
どうしたもんかと、番台爺に聞くと、壊れた蓄音機のほうがまだ優秀なくらい不明瞭な言葉が返ってきた。
…こちとら、老人ホームもデイサービスも経営してるんですから、こんな事で動じない。
大きい声で何度でもハッキリと言い、番台爺と会話。
解析できたのは
「そこいらに置いておけ。そんなの盗っていくやつぁいねえ」という事であった。
じぃじがそう言うならと、番台前にキャスターバッグをゴロリと置き
「ほんで、ナンボ?」と聞いた。
しまった!
じぃじフリーズ
大阪弁理解不能でアウアウ言うだけた。
慌てて、「入浴料470円 サウナ代550円」と書いてある紙を見ながら
「これか?これ?」と聞いた。
じぃじは「わからん」と、答え、象の肛門のような目を料金表に向けながら、モゴモゴ言っているだけだ。
いたいけな老人に詐取するようなマネはできるはずない。
両方指差しフガフガっている番台爺に、仕方ないから470円+550円合計1020円を渡す。
丁度がなかったので1050円払うと、じぃじの目は確かに言った
(おつりナンボ?)
「さ…三十円…」
正直、こんな鄙びた銭湯で1050円も払うと思っていなかったが、
「今おいくつですかと聞いたところ「しょーわろくねんうまれ」
と言っていた。
なんか分からんけど、払いすぎても卒寿の御祝いだ!
昭和感たまらん脱衣場に。
これまたお年寄りが結構いますね。
よい雰囲気のまま、つづく〜
…おヌース師よ、これだったのか…
[ 東京都 ]
【平日ワイド・カルマール②】〜アマゾンズ〜
前回のあらすじ:ケロでの畏みロウリュに成功し、鶴光師匠の思い出と共に知らぬ間に上がる四次元のテンション。
早朝2セット目に襲いかかる、謎の組織からの刺客と遭遇するのであった…
意気揚々とサ室に入ると、ハーブオイルの香り、しかし
(あっチィ!)
どこかのペヤングが量を考えないロウリュで水蒸気爆発をさせた温度。
「!」
入口向かって右の奥、一段目に仁王立ちのグレート小鹿がいる!いや小鹿さんがいる訳ない!
左右二の腕脇下までロッカーバンドをはめあたかも「…ギギの腕輪とガガの腕輪!」
足首にはミサンガ首には羽衣よろしくタオルを下げた汗まみれのペヤンガーが立っていたのだ。
小鹿スタイルで両腰に手を当て、一段目で足踏み、あたかも、蹈鞴をふむモッチリ仁王像だ。
フーフー言いながら、たたらを踏むモッチリ仁王を避け、反対側の最上段に座る。
かるまるでは、申し訳ないが、小タオルを2枚使わせて貰っている。
頭に巻く分と、身体の汗を拭く分だ。
これでサ室は少しでも清潔に保てると考えているからだ。
モッチリ魔人は1段目でたたらを踏み続けている、ガタガタ、ガタガタ踏み続けている。
そして立ったまま
「ビシャ!ピシャ!」と汗チョップで辺りに汗を飛ばすのだ!
頭がグラグラしてきた。
決して水蒸気爆発の熱のせいではない。
悪の組織「XXX」が送り込んだ魔人の攻撃にだ。
4分ほど我慢していたら、攻撃の手はさらに激しくなり、八艘飛びよろしく、回転、ガタガタ、汗チョップ!
義を見てせざるは勇無き也。
争いを望まない僕の心に火が
「スンマヘンけど!汗周りに巻き散らすんだけはやめなぁアカンのとちゃうか!」厳しい剣幕でコテコテ大阪弁が飛ぶ。
僕の精一杯だ。
「…ぁ、あと30秒なんで…」
と言い、首から下げた羽衣タオルで体を拭き、そそくさと出て行った…
あと30秒って何やー!
でも、サ室の平和は守られた。
腰が抜けてヘナヘナとなる前に、すでに座ってた僕は、這いずるようにサ室を出て、サンダートルネードでシャッキリ!
その後、気持ちよく3セットを決めました。
それにしても、げに恐ろしきは組織「XXX」。
次々と超人、魔人を送り込み、サ室の平和を乱す。
僕に守り抜くことはできるのかなぁ…
腰抜け中高年は嘆く。
ここでクイズ!
「XXX」の読み方は何でしょう⁈
答えはこの後すぐ!
〜終〜
[ 東京都 ]
【平日ワイド・カルマール①】〜「XXX」からの刺客〜
朝のかるまるは人も少なく、大変落ち着いている。
女性限定もTwitterで出てたので、女性もぜひ利用してみて欲しい。
さてサ活だが、薪サウナ、樽は朝お休みなので、ケロ一本で行くことにする。
一人だったサ室も、追々入って割と一杯に。6分で皆さんに
「ロウリュいいですか?」
心の中で二礼二拍一礼、畏み畏みをまおし、ラドルを左右左の作法で掛ける。
ホーム(仮)錦船温泉で霧吹きからロウリュの適量は身を持って学んだから、目分量で約70cc。
出入りとサ室の広さ、インした人達の経過時間を考えると、バカみたいに熱くはしない方がいいと考えたのだ。
予想は的中し、なんとも言えない絶妙の熱さ!ダービーくんがいたらきっと「グウゥーッド」と言ってくれたか、言わないか。
大満足からの水は6.5℃を示している。
鶴光師匠の「よく出る幽霊が人を凍らせる」話を思い出しながら、30秒でアウト。
外気浴から2セット目を期待していた。
しかし、サ室には先に一人おり、そいつは悪のサウナ組織「XXX」からの刺客であった…
つづく〜
[ 東京都 ]
【平日ナロー・カルマール】〜焼きそばゲットだぜ!〜
今日も長い一日を終えました。
電車でもウトウトするくらい疲れ果てて、ここ「かるまる」にたどり着く。
まずはしっかり洗濯物を洗い、その間、仮眠を取り、意気揚々と浴室へ。
やはり平日。
多いと言えど、休日前後とは比べものにならない。
皆さん、マナーも良い。
譲り合い、讃えあい、何だ?ここはワールドカップか?
と、思ったら、薪サウナを出たトトノイベットで、割と大きな声で喋るペヤンガーが二人ゴロリ。
横のベットしか空いてないので仕方なく寝転ぶと、あるあるのどうでもいい下らない話を世界中のオレだけに降り注ぐ神話のようにベラベラ。
…こちとら不動産のプロなのに、お前の半チクな賃貸知識で自分の引越し延々語られたら、聞きたくもないのに耳に入んねん!喋らん方は、聞いたらその仕事ワードが入んねん!ゔぐぉらー!
と、そいつのアゴにガゼルパンチは打たない。
ワールドカップならぬペヤングのカップ麺にもならない連中をゲットし、今日は2セットで終わり。
サ飯でリッタービール、追いビールでまったりしてます。
だって、夜中も朝も入れるねんもん。
ペヤンガーにいちいち腹を立てる必要もないということです。
それにしても、このかるまるを設計したチームは素晴らしい。
恐ろしい程の見るものへの計算、こだわり、完成度。
特に、あの風呂前の前栽は素晴らしい。
それを実現させた事業主の予算に対する勇気も称賛ですね。
この深さはまた、解説したいと思います。
[ 東京都 ]
【朝顔】〜これは実験です〜
早朝のzoom会議後、チェックアウトまでの僅かな時間で朝ウナ。
朝はヤクルトがサービスで貰える。
いつも乳酸菌を取るため、ミルミルを毎日飲むのに、買えないので、これは正直助かる。
飲み放題だけと、一つだけ取って浴室へ。
明るい浴室で身体を洗い、サ室へ。
1時〜5時はメンテナンスと書いてあったが、ホンマかいなくらいサウナマットが汗でビチャビチャ。
(サービスの基本は人だなぁ…)とサウナセンターのスタッフのサウナ愛を思い出す。
従業員の業務内容と拘束時間、消耗品を考えると、こう言った所に提供サービスを割り付ける事は、結果顧客を増やし、ファンを作る事につながるのに勿体ないなぁと0.1秒考えて、ドカッ、ビチャっと、座る。
それでも最新マシンの性能のせいで、いい具合に蒸しあがるのだ。
ザバーンな一人水風呂。
これはこれで、水が大量に入れ替わるので今の時代にあってるのかな?
明るい空の下、夜とは打って変わっての顔を見せる露天風呂。
狭い空を見上げながら、トトノイ椅子からの景色がやはり残念。
浴槽を縮めても、前後感は作るべきだったと思うなぁ。
立体感と正面の視線の「抜け」がないのが残念。
出かけないといけないので2セットで切り上げる。
※今日の夜中にサ活書いてトントゥはゼロ、同じ日に、今あげたらどうなるのか?
手前のサ活ぐらいからおかしくなってきてるので、これは実験です。
[ 東京都 ]
【コンパルソリーはラルの捨て台詞】〜こんな生活もうイヤ〜
銀座で仕事が終わったのは21時過ぎ。
サウナタイマーは青から赤の点滅に変わる。
ハァハァ言いながら、金春湯へ向かうが、22時終了って早くない??
途中、行くのを諦めた!
ハイブランドが並ぶ道を今日の宿屋へ向かう。
神田はまるで嘘のように静まり返った街になり、22時の時点でいつもの飯にありつけず状態に。
探し回って2日連続の焼き鳥屋でビール大瓶2本を飲み干し、急いで宿へ戻る。
こんな生活もうイヤだ!もっと店開けてくれー
ドーミーイン神田もサウナを1時で使用禁止となる為だ。
23時半、ライドオン。
綺麗な浴室でしっかり身体を洗い、サ室へ。
サウナ専門店ではないので、サ室のメンテは良くない。
マットの交換は全然で、ビート板も無い。
タオルは部屋配給制なので、ビチャビチャのサウナマットに座る。
とはいえ、銭湯サウナに慣れてるので、なんとも無いが、こんな新しくて綺麗な施設が、大阪の場末銭湯サウナと同じ臭いがするのは残念だ。
ただ、サウナの設計とストーブはどうも完璧なようで、98℃で苦しくなく、しかも腹までちゃんとくる熱さ。
湿度コントロールがデジタリーに完璧だ。
4セット決めるも水風呂が一人用浴槽。
16℃の水温が入ると18℃まで上がる。
チラー もしっかり働いてるので勿体ないなぁと思う。
休憩。
外気浴も出来てよくまとまっているが釈然としない。
建築デザインしている人間として、設備設計はなく中々のレベルだけど元設計がイマイチに感じます。
予算の問題とか色々あるので何ともいえませんが。
確かに綺麗だがデザインに「前後感」が無い。
照明計画も照明メーカー任せなのか予算なのか残念な感じだ。
気が利きすぎて間が抜けている。
こう言ったものには時間が必要で、きっと20年後は落ち着いてきていい味出すとは思いますが。
それでもトトノウのはお前のデザインではない、そのサ室の設備性能のおかげ勝てたのだー!
気になる事が多かったのですが、今日はこれでおしまい!
[ 東京都 ]
【ガンヘッド その②】〜熱波フーリング・フー〜
前回のあらすじ:サ活も書かずに一本話を引っ張り、少々酔ったまま、禁じ手のサ活に入るのだった…
白を基調にしたサ室は歴史を感じるも、清潔。
お茶や氷、塩を配備したきめ細やかなサービスは、センターを名乗るにふさわしいサウナだと思う。
まずはしっかり身体を洗う。
そしてサ室へ。
ピークを過ぎたとはいえ、おおよそ6〜7人のサ室最上段に座る。
入口ドアに
「天井が低くなっているのでご注意」
と、書いてる通り、頭から天井まで座って28センチくらいだ。
95℃の温度がガッチリ身体に食い付く最上段、ここでのアウフグースは、やはりたまらないのだろう、受けてなから知らんけど。
水風呂14℃からの、ドア開けっ放し螺旋階段横のベンチに座り
「チリーン」
風鈴と風との中、酔いも手伝って幻覚が見えそうだ…
そして事件は起こった。
2セット目、後から来た若者が隣に座る。
手前、掛水をおっかなビックリでやってた姿からビギナーなのかなぁと見てたが、高温最上段、限界まで我慢してたんでしょうか、慌てて出ようと立ち上がると
「ガンっ!」
凄まじい音と共に、全力で頭を天井に打ちつけた。
ガクンと砕ける膝と、熱くてと、よろめきながら進む全力少年は、フラフラと出て行った。
(ドアに書いてあるけど、サ室無いに書くべきだったな、注意書き…)
3セット目にはほとんど人がいなくなり、ヴィヒタでバシバシ身体を叩いて、4セット目。
フーリンの音と風と共にトトノイ〜…
[ 東京都 ]
【ガンヘッド その①】〜熱波フーリング・フー〜
今週はサウナセンターからのスタート。
週末まで、東京で仕事で疲れ、サウナで癒すの日々だ。
20時過ぎにサウセンに着き、チェックインし、領収書下さいというてると、若者たちがワラワラ来て受付が行列。
オレナンカワルイコトシテル?
さっさとやれオッサンの空気の中、今日は何も食べてなかったので、外へ食べに行った。
理由は、あの若者たちが、サ服を脱いだ瞬間から、ペヤンガーになるのを見るのが嫌だからだ。
(※ペヤンガーはチョイと迷惑な若者のこと)
熱波ラストが21時で後ろ髪を引かれたが、熱波受けて気分悪いよりはいいかと、いく先々で事件に遭遇する私、四次元はガード横の焼き鳥屋で一杯だけ飲んだ。
あまりお腹に入れずにおこうとサウセンに戻り、嫌な予感したので食堂へ行くと、時短要請で22時で終わりだ!
また空腹の夜を過ごすのが嫌なので、食堂でもう少し飲み食いして行くことにした。
アウフグースも終わったので、サ服の人達もワラワラと出て、食堂にも入ってきた。
皆さん、何やら頼んではパシャリ、そしてスマホにサウナイキタイの画面が見え高速でサ活を打ち込む、Twitterに上げる人も見受けられた。
(サウセン、人気なんだなぁ)
と思いながら、少々酔いもまわり浴室へ行くことにした。
つづく〜
[ 大阪府 ]
【日曜日よりの使者】〜ホームの意味とは?〜
このままどこか遠くに連れて行くまでも無く、日曜日は目と鼻の先にある「錦船温泉」です。
何故なら、不景気で土日祝しかサウナに火を入れないからだ。
満身創痍のニュー霧吹きくんを持って、サ活。
サ室はいつも通り頭熱足冷だ。
しかもカラッカラ。
タオル旋風からの霧吹き、ニュー霧吹きくんは熱で歪み、もう70ccは入らない。
効果はあり、サ室環境は良くなるがまだだ。
2セット目
ニュー霧吹きくんから霧が出ずに水が
「チュー」と出る!
マズい、熱で霧吹き先端が外れてきたのだ。
グイと押し込みシュッシュッを繰り返し、タオル旋風。
結構な作業だ。
3セット目
ここで水は約150cc噴霧したことになる。
98℃の室温では、結構先っぽが痛くなってきた。
そして「寝り」で12分。
しかし、まだ湿度が何かしっくりこない。
4セット目
200ccを得たサ室は、もう落ちこぼれではない。
熱々に蒸され、水風呂からの浴槽縁での寝休憩だ…
家から目と鼻の先言うのは、大変な価値だ。
仮にホームサウナを作れば、この規模なら300万円、水風呂はチラー込みで100万円は下らないだろう。
税込み450万円として、450円の風呂代で割れば、1万回入れる計算なのだ。
土日に毎週来たとして、5000週、約104年入れる計算となる。
あえて言おう。
「ホームとは、自分ちにサウナがあるのと同ーじ!」
価値が有る!絶対。
だから、バカと思われても、ここまで工夫を凝らしているのだ。
浴槽縁は家の茶の間かと言うほどのリラックスとトトノイを与えて…
[ 東京都 ]
【隠密同心DA・SI・KI】〜カウント9.5からの逆転〜
夜中3時に目が覚めて眠れなくなった。
サウナに入るしかないなと浴室へ。
それでも3人ほどいる。
少し寝ぼけてサ室に入ると
「アチ〜!」
めっちゃ熱い!こんな熱かったか?北欧って?
誰もいないサ室は110℃をマークしており、ストーブがキンキン鳴っている。
あちこち痛いまま6分。
悲鳴を上げながら飛び出ると水風呂へ。
掛水の段階で「ちべたーい!」
なんだこりゃ?
水温計を見ると10℃と9℃の間だ、見間違いか?
1分浸かり、冷え冷えで休憩。
トゴール浴槽と泡風呂浴槽と洗い場鏡まで一直線で見える場所に椅子を据え座る。
とんでもない量のあまみが出てる。
横を見ると素っ裸でベッドで酔い潰れて寝てる人がいる。
横向きで寝てて丸出し、上野の都会の空の下、この光景はかなりシュールだ。
ガツンとくる温度差で2セット目
先っぽは肩先だろうが膝先だろうが容赦なく持って行こうとする温度は狂気の設定だ。
昼間、人が多いので出入り見越した設定か?ならば深夜は殺人的設定となるゾ。
なんとか8分。
出たら9.5℃
休めば横にシュール裸スリーパー
あまみが凄い。
こんなに出るのは久しぶりだ。
このサウナは、あまみ出し機なのか?
3セット目
あまみは全身に行き渡り、戦いの水刺青のようにくっきり浮き上がる。
(ここで終わる訳にはいかないな)
俺のあまみが光って唸る。お前を倒せと輝き叫ぶ!
売られたケンカは買うもんだ。
4セット目
…いただきました…目の前グラグラ…
シュール裸マンを横目に流れるナレーション
「死して屍拾う者無し」
そして夜明け…
[ 東京都 ]
【みんな遊んでると思ってるだろ!これは仕事なんだ!②】〜 超人出現〜
さっきまでのあらすじ:手桶叩きつけ水浴び細マッチョに散々顔へ水を浴びせられ、2セット目に組織「XXX」の刺客ではないかと疑う四次元であった…
大人の階段登りながら3セット目。
ガラス越しに中を覗き、空いてるか確認。
!一人しかいない!何で?
と思い入るとわかった。
クレイジーロウリャーがサ室を粉塵爆発させて行ったのだ。
燃えるように熱いサ室に座り、先っぽ持っていかれながら、喜んで入ってくる人全てに「アチッ!」を連発させるサ室。
8分耐え、水風呂。
またあいつが来る!超人バシャーンだ。
やっぱり来た!3の3で来たバシャーンが手桶を親の仇のように水面へ叩きつける。
今回、僕以外のひとも水風呂に入ってたので年長者として「すみませんが、もう少し手桶を静かに入れてもらえますか?」と言った。
!殺すくらい睨まれた!
こわっ
閑話休題
皆さん、こいつ、やたらサウナばっか行ってるな?とお思いでしょう。
でも…
「これは仕事なんだー!だから大丈夫だー!」
誰に何を言われた訳でも有りませんが、僕の深層心理に深く擬装を入れて正当化してるだけです。
あーあ、バシャーンで台無し。
今日、北欧に来たのはドリンク無料券に釣られたから。
人間、欲をかいたらあきまへんなー。