千歳温泉
銭湯 - 大阪府 大阪市
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【空に聳える黒鉄の城③】〜光子力は人間乾燥機〜
※前回までのあらすじ〜
怪光線を放つサウナストーブ!
結末やいかん...
時計がないサ室は演歌の長さで計るしかない。
1曲4分半から5分として、2曲で10分くらい。
曲途中としても、大体3番まであるので、1番が終わりぐらいなら、この曲はあと3分続くだろうというアバウトなもの。
足に放たれる怪光線、レンガの隙間はおおよそ30程ある。
まるでマジンガーZのブレストファイヤーで焼かれる機械獣キングダンX10のように、膝から下が溶けて行くようだ。
演歌2曲、サ室を出て水風呂に入ると19℃くらい。
なかなか体が冷えない。
膝から下、足の裏まで熱いからだ。
この膝下が冷えるまで、結局3分以上水風呂に浸かることとなる。
トトノイ椅子はないので、脱衣場の椅子に座り、阪神が3点目を入れるところを見て意を決し、2セット目。
...やはりブレストファイヤーに焼かれ、下半身を失った機械獣は水風呂で再生。
この時気づく。
足の裏まで熱く、長く水風呂に浸かれるということは、このまま水風呂内で
「トトノイ」そうであるということ!
しかも「ああぁ...」トトノイ確変の嗚咽がもれる。
水分補給のため、缶入りポカリとオロナミンを混ぜ、オロポを。
3セット目
何度も焼かれた膝下は、これまで見た事も無いあまみが出ている。
しかし、ストーブはサーモで停まっている。
「こんなことでは負けない!」
意を決し、タオル旋風で室内空気を強制的にかきまぜ、下がった温度でストーブスイッチはパイルダーオン!
不気味な光を放ちながら、禍々しき隙間からブレストファイヤーが発射される。
もう、3回目なので、置いていた手の甲や太ももまでも焼かれて行く...
演歌2曲半、多分12分、サ室を飛び出て水風呂に入り冷やす。
「うううぅぅ...」トトノイ嗚咽とともに、暖かい膝下全体、水中でトトノう...
(そうか、トトノイ椅子いらないんだ、ここ...)
バリエーション豊かな浴槽を楽しみ、最後に
「人間乾燥機」に入る。
ドアを閉める
スイッチオン!
暗くて狭い部屋に電気が灯り、合計18カ所の送風口から風が!
ルストハリケーンのような強烈な風を期待していたのですが、割と優しい風がふんわりと出てきました。
うん...でもとりあえず乾いたよ...ありがとう人間乾燥機。
おしまい。
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