おふろぱーく登別
銭湯 - 北海道 登別市
銭湯 - 北海道 登別市
サウナにマナーやリテラシーを求めてはならないのだ、とわかりはじめたマイレボリューション。食わず嫌いはいけないよ、というわけで今日はここ、おふろぱーく登別へ行ってきたよこんにちは。
扉を開けるといきなり昭和初期の流行歌が耳に届いた。どんなジャンルに属するのかよくわからないが、美空ひばりの幼い頃活躍したであろう歌手達の唄だ。入口右横のテーブルには所狭しと演歌のCDが並べられており、左に目をやると駄菓子屋がある。
加えて、昔、薬屋の入口に置かれていたキャラクターや、オロナミンCでお馴染みの大村崑の看板もあった。僕は完全にテルマエロマエの阿部寛状態で、券売機で490円の券を購入して番台のおばちゃんに手渡した。
暖簾を潜ると昔ながらの銭湯の脱衣場があり、風呂の扉を開けるとケロリンの桶が積み上げられている。利用者は軽く80歳を超えているおじいちゃんばかりだ。
内風呂は1つ地続きで寝湯、座り湯、流れ湯があり温度は42度くらいとやや熱い。仄かに塩素の臭いはするがそれほど気にならない。サウナはドライサウナで雛祭り式3段で10名ほどが座れる。温度計あり、10分の砂時計が幾つかある。
サウナマットはあるがタオルの類は敷かれていなく、その代わり汗拭きタオルが壁に3枚掛けられている。水風呂は老人仕様なのか温水プールよりやや冷たい程度で夏場は物足りない。
サウナは安定の無政府状態で、身体を洗浄せずに入る者、座面に両足を横に投げ出して2人分占拠する者、水風呂で潜る者、汗を拭かずにサウナに入る者、全身和彫りの者、北島三郎の与作を口ずさむ者、排水溝のない床に唾を吐き捨てる者など、実にバラエティーに溢れていた。ここまで来ると逆に気持ちがよい。
整いスペースは内風呂に肘掛けのない椅子が2台、壁と一体になった7人程度座れるベンチ及び脱衣場のベンチがある。惜しむらくは、女湯側に水風呂がない点だ。この令和の時代に、リニューアルしたにも関わらず女性ユーザーを全無視とはこれいかに。
そんなわけで4セットを完遂。水風呂がぬるすぎたせいか身体の火照りが風呂上がりも鎮まらず、帰りの車の中でたまらずクーラーを付けた。20回利用すると1回無料になるスタンプカードをもらったが、これがいっぱいになる頃には僕は人間を廃業しているかもしれない。そんなサウナに出遭った春。次は冬あたりに訪れてみようと思う。
ここは完全にダイバーシティな施設です笑
いやいや、女湯側は水風呂がないんですよ。その時点でなくないですか?
水シャワーもないのでしょうか?💦 なくても雰囲気が気になるので行ってみたいのです笑
もちろんシャワーはありますよ!テルマエロマエの世界を堪能してください笑
そうなんです、ないんですよ、この時代に。水風呂がないサウナなんてなしですよね。サウナとは水風呂である、と言っても過言ではないのに。
確かに水風呂ないサウナはちょっと
自分的には、ぬるい水風呂もなしです笑 夏場は特に。
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