2023.12.18 登録
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雨の降る夜だった。上着の裾が少し濡れて、靴の中までじんわりと冷えていた。そういう時は、黙ってサウナに入るに限る。温かい空気が肺に入り、じっとりとした汗が背中を流れ落ちていく。その感覚が、どこか遠くの記憶とつながっているような気がした。サウナから出て、タオルで顔を拭きながら「これで、ちゃんと眠れる」と僕は思った。そして、静かに眠りについた。
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朝のミストサウナに入った瞬間、蒸気は濃く、まわりの輪郭はすべて曖昧で、自分がどこにいるのか、一瞬わからなくなる。けれど、不思議と落ち着いていた。
外気浴をする時間はなかった。食堂で卵かけご飯と納豆をかきこむ。テレビからは関税のニュースが騒がしい。現実はちゃんと動いているらしい。
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ミストサウナに入ると、蒸気で視界がほとんどきかない。誰かがいても、外からはわからないくらいだ。
けれど、それが不思議と落ち着く。暑いはずなのに、蒸気はやわらかくて、包まれるような感覚がある。
見えないことで、かえって安心することがある。ここは、そんな場所だ。
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あまり褒められたことじゃないけれど、深夜にサウナに行った。フロアは静かで、空気は澄んでいた。サウナ室は清潔で、熱も柔らかかった。誰もいない深夜のサウナは、悪くない。
廊下で酔っ払った男が眠っていた。丸くなっていた。その姿に少し哀愁があって、嫌いではなかった。
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普段の朝サウナは、ミストサウナから始めるのが習慣だ。やわらかい蒸気に包まれて、静かに目を覚ます。
でも今日は、気持ちをキリッとさせたくて、メインのサウナ室へ。熱はまっすぐで、余計なことを考えずにすむ。2回きっちりと決めて、扇風機の風を浴びながら整った。
シャワーを浴びて、身支度を終えたら、イヤフォンを耳に差し込む。音楽を流しながら駅まで歩く。ちょうどいいテンポで、少しだけ背筋が伸びた気がした。
今日は朝から、ちゃんと働けそうな気がする。
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サウナに入る前に、プールで平泳ぎをした。特に理由があったわけじゃないけれど、今日はなんとなく平泳ぎの気分だった。ゆっくりと何本か泳いでいるうちに、体の重さが水に溶けていくような感覚があった。
6階のサウナシアターでは、決まった時間に熱波のショーが始まる。派手な演出ではあるけれど、どこか真面目さがにじんでいて、僕はその空気が嫌いじゃない。ペンギンルームで体を冷ましながら、何度かそのショーを見た。
最後にミストサウナに入って、フェイスマスクとピーリング。湿度の高い空間の中で、時間が少しゆっくり流れていた。
サウナ横の食堂で麻婆豆腐を食べて、部屋に戻ってそのまま眠った。いいサウナの日だったと思う。
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最近のお気に入りは第二サウナ。木に包まれた空間は優しく、じんわりと身体を温めてくれる。対する第一サウナは石に囲まれ、熱が鋭く肌を刺すような刺激的な熱さ。緊張感のある高温が全身を引き締める。
この二つを行き来することで、かつて第一サウナしかなかった頃とは違う、新たな楽しみ方が生まれた。柔と剛、対極の熱が交わることで、サウナの奥深さをさらに実感できる。
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あぁ、極上のととのい。 早めにサウナに入って、じっくり汗をかいた後に観るカウントダウンTVのライブ映像は最高のエンタメ。熱と音楽がシンクロする瞬間、気分は最高潮だ。
今日は女性スタッフが多めで、いつもと違う雰囲気。そんなちょっとした変化も、サウナライフをより楽しくしてくれる。
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