【閉店】時之栖 松之湯
カプセルホテル - 静岡県 静岡市
カプセルホテル - 静岡県 静岡市
静岡ホテル時之栖から徒歩3分。元々ここに行くことは決めてたが、一昨日、突然3月末で閉店することが発表されたので、今日は絶対行くことを心に決めていた。
浴室は木材が多く使われていて、天井の太い梁は見応えがある。浴室中央には巨大な浴槽があり、その回りも炭酸泉や水素風呂があるが、中でも死海の塩の湯が新鮮だった。海水の10倍もの塩が溶け込んでいるので、少し擦りむいていた部分がヒリヒリして痛い。
サウナは2段横並びで、今は仕切りがあるのでキャパは10人。詰めれば15人くらい入るだろうか。
対流式ストーブで温度は82度ほどだが、全くぬるくない。5分おきに少量のオートロウリュがあって湿度が保たれているのが大きい。
毎時00時には従業員によるロウリュがあり、体感温度は一気に上がる。熱波サービスは無し。
また、この手の施設では珍しくテレビがない。
水風呂は一人用の浴槽が3つあり、温度は18度ほど。自分はこれくらいでいいが、いつまでも居れるので水風呂待ちが発生する。サウナを出る時は前の人と間隔を空けないと結構待つ。
ととのい椅子は浴室にはベンチのみ。露天に椅子が5脚、寝椅子が1脚。真っ先に埋まるはずの寝椅子が空いてるので座ると、隣の椅子への水かけがかかることがあり、割と気になる。これが空いてる原因だろうか。
さらに露天には、なんとテントサウナがあり、金土は男湯だけ夜も利用できるみたい。従業員が1人常駐していて案内してもらえる。1回10分で3人まで利用でき、予約表に自分の名前を書いておくと、時間になったら呼ばれる。
氷を1つ貰えるので、持ち込んで口に入れる。テント内は2段になっているのがありがたい。
温度は体感で80度くらいで、セルフロウリュをすると90度くらいの熱さを感じる。ただ、2〜3分おきにロウリュをしないと熱さを保てず、ラドルの位置に座ると自動的にロウリュ係になってしまう。
パチパチと薪が燃える音だけ聞きながら、じっくり蒸される。10分いるともう汗だく。
これだけレベルが高くてサービスも素晴らしいだけに閉店はもったいない。
コロナ影響と施設の老朽化が原因とのことだが、休日だからかもしれないが客は十分に居るように感じた。そうなると老朽化対策がかなり金がかかるのかな。たぶん皆、誰か買い取って続けてほしいと願ってるよ。
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