2023.12.04 登録
[ 東京都 ]
東京のど真ん中、ビルの谷間にひっそりと息づく スパ ラクーア。まるで「ここだけは時間がゆっくり流れてますよ」と言わんばかりの空間。正直、現実はサウナひとつで断ち切れるほど甘くない。とはいえ、せめて束の間、汗と一緒にいろんなモヤモヤも流してしまいたい。
メインの高温サウナは、温度約80℃。じわじわと身体を温め、汗が浮かんでは消えていく。みんな黙々と耐え忍び、まるで人間関係に疲れた都会人たちの避難所のようだ。
隣に座る男性は、虚空を見つめている。その視線の先には何があるのだろう。「このプレゼン、本当にあの方向でよかったのか」「来週のデート、何着ていこう」……あるいは「何も考えたくない」という境地にいるのかもしれない。結局のところ、ここにいる全員がそれぞれの事情を抱えながら、ただ静かに蒸されている。
サウナの後に待っているのは、16℃ほどの水風呂。冷たい水が肌を刺すと、一瞬すべての悩みがリセットされる。…はずだった。しかし、リセットされるのは思考ではなく 呼吸 で、「あっっっっ…!」と声にならない悲鳴をあげながら肩まで沈む。傍らでは常連らしき男性が余裕の表情で肩を並べている。きっと彼はこの水風呂の冷たさと同じくらい、人生の荒波にも慣れているのだろう。
サ室も多く、部屋も広い。混雑しててもゆっくり出来る心のオアシス。それがラクーアまた来よう。
[ 東京都 ]
日曜の夕方、上野のサウナに足を踏み入れた。
いつもとおる通り沿いにあるサウナ、目にはいるが行けていなかった。
今日はチャレンジだ。人生におけるプチチャレンジ、おじさんが能動的に動くのに必要な知恵だ。
中のサウナはシンプルな構造。熱さもそこそこで椅子も多くあり機能的だ。
椅子の上で整い、意識が薄れる中、裸で椅子にいる自分がなんだが滑稽になり笑ってしまった。
サウナーとは客観視してはいけない。そんな存在。
[ 東京都 ]
思いきった四連休、サラリーマンにどっぷり浸かった私にはその休みを持て余していた。
そうだ、サウナに行こう。
今回のサウナはサウナニヒタルだ。
風呂に入るとお洒落な雰囲気、シャンプー等も銭湯とは違う髪に良さそうなものを使用している。
感想が小学生みたいだが、おじさんには良いものとわかるくらいの認識しか出来なかったのだ。
サウナはそこそこの温度で、水風呂も冷たい。外気浴もある。
整い椅子もそこそこの数があり、整うまでの道がしっかりと整えられている。
三回、いつものルーティンを終えて風呂から出ようとするとサウナの扉が開かれている。
気がつけば誰もいない。なんだ?
サウナをのぞくとそこには寿司ずめのおっさんと筋骨隆々のスタッフが立っていた。
急いで中に入ると、アウフグースショーが始まった。
音楽を流しながらアロマボールでのロウリュ。筋肉から放たれる熱波。気持ちがいい。
今日は最後に熱波まで受けれて運が良かった。時間の関係で休憩をせずに飛び出し、外で歩きながらの天然の外気浴。
[ 東京都 ]
大寒波襲来。
外に出たくなくなる言葉だ。
だが、ある一定の人種には別の気持ちが働く。そうサウナーだ。
辰巳湯にやってきた。昔ながらの銭湯サウナだ。
寒空のなか歩き、洗体かは入るとシャワーもかなり熱く感じる。もちろんその後入る湯船も同様だ。
伝統的昔の銭湯、いい雰囲気だ。
ここのサウナは入口で貰った鍵でサウナを開けて入る形式、熱さは充分。外気浴もあり、外に漫画を読めるスペースをおく斬新なスタイル。最近のスタイリッシュサウナよりある意味革新的なサウナだ。
ゆっくり暖まった後、出るとまた極寒の中。自然の温冷交代浴、街中で整わないように気を付けなければ。
[ 東京都 ]
三連休の終わり、コリドーの湯に始めてやってきた。
開店時から気になっていた、日本で地価の一番高い土地、銀座にあるサウナだ。
内装はまるでプールクラブだ。白いタイルに紫色のネオン、銀座を表そうとしている健気な努力が見受けられた。
サウナは悪くない暑さと規模だった。銀座のオアシスに立候補だ。
ただ、外気浴の部分は狭く休むことは難しかった。
そこも都会らしいせせこましさを表現しているのかもしれない。
休憩スペースはお洒落だ。価格と時間を調整していつか休んでみたいものだ。
[ 山梨県 ]
山中湖の湖畔にある一軒のサウナ、cycle にお邪魔していた。
ここは珍しく男女兼用のサウナ、水着を持って入店する。
サウナは一室。洗体をして扉を開けると、柔らかな熱が迎えてくれる。中心のサウナストーンを囲んでなかなかの規模感、そこに集う男女。少し異質な空間が広がる。
汗を流し、湖の冷たい水風呂に飛び込む。頭から足の先まで一気に冷やされ、体がリセットされる感覚。頭まで浸かれる深い仕様だ。
外に出ると、雲をまとった富士山がそびえる。その姿をぼんやり眺めていると、「なんだか自分の頭と似てるかも」と思う瞬間がある。いや、もちろん富士山ほどのスケール感はないが、ツルリとした頂上に親近感を覚えてしまうのだ。
目の前に広がる湖と富士山を眺めながら、穏やかな風を受ける。髪があろうとなかろうと、この風は平等に気持ちよく、頭皮を優しくなでていく。
サウナから上がると二階の休憩スペースで飲み物とデザートを喰らう。
落ち着きとお洒落さ、そして自然の雄大さそんなマリアージュの中、私の意識は落ちていった。
[ 東京都 ]
渋谷という街が持つカオス。その真ん中にぽつんと存在する「サウナパッション」は、その名とは裏腹に、むしろ静寂と孤独を売りにしている。そう、ここはプライベートな個室サウナ。誰にも邪魔されず、ただ自分と向き合う時間を過ごせるのだ。
エントランスを抜けると、受付スタッフがニヒルな微笑みを浮かべて「ごゆっくり」と言う。その瞬間、自分が社会から切り離された存在であることを痛感する。廊下に響く足音すら、どこか自分の人生のBGMのように感じてしまう。
個室のドアを開けると、そこに広がるのは完全なる「自分の世界」だ。コンパクトながらも機能的な空間は、むしろ余計なものをすべて削ぎ落とした美学を感じさせる。無駄にゴージャスなサウナとは違う。ここにあるのは、必要最低限の熱、そして己を浄化するための静けさだけだ。
頼んだ温度に整えられた部屋。追加メニューのロウリュ水も既にサ室の真ん中に鎮座している。ふと天井をみると、模様が語りかけてくるような気がする。「お前、最近どうだ?」と。だが、答える者は誰もいない。この空間にいるのは、ただ自分ひとりだけ。
室内の熱が肌を刺し始めた頃、汗が少しずつ滲む。時計を見る必要もない。ここでは時間さえも曖昧で、あるのはただひたすらに流れる「今」だけだ。孤独と向き合う時間はこうしてじわじわと訪れる。
水風呂――いや、正確には個室内のシャワー。これがまたいい。冷たい水を頭から浴びると、熱が身体を抜けていく感覚があり、同時に「渋谷のど真ん中で、こんなにも一人でいられるんだ」という妙な達成感に包まれる。
最後に備え付けのリクライニングチェアで横になる。目を閉じれば、外の喧騒は遠くなり、ただ自分の鼓動だけが耳に響く。ここには誰もいない。ただ、孤独だけがそっと寄り添う。
「サウナパッション」は、その名前が示すような情熱的な空間ではない。むしろ、ニヒルな微笑みを浮かべながら、都会の喧騒から逃れた者たちにそっと孤独を差し出す場所だ。その孤独に耐えられる者だけが、このサウナの真の価値を知ることができる。
[ 東京都 ]
夜の豊洲、ネオンが揺らぐ水面を横目に、ここは蒸気の国へと続く秘密の扉。豊洲万葉倶楽部のサウナは、都会の喧騒を忘れたい人々を優しく迎え入れてくれる。いや、むしろ忘れさせるというより、蒸気で全てをぼんやりと曖昧にしてしまう。
先制攻撃よろしく強烈なシャワーが頭を襲う。制御出来ない暴れ馬、都会のシャワーは気難しい。
サウナ室に一歩足を踏み入れる。その瞬間、包み込む熱気が「これで日々のストレスは蒸発する」と囁いてくる。ただし、心の片隅では「この蒸気、どうせまた新しいストレスを運んでくるのだろう」と少し捻くれた考えもちらつく。だが、ここではそれすらも許される。
熱気に耐えきれず外気浴へ飛び出せば、目の前には広がる夜景。湾岸のキラキラとしたビル群が、「お疲れ様」と言う代わりに静かに輝いている。
そして、水風呂。冷たさに体が驚くたび、「生きてる」と感じる瞬間。日々の仕事で感覚が鈍った心を、これでもかと刺激してくれる。だが、その後に訪れるあの整い感――重力を忘れ、ふわりと浮かぶような感覚に身を委ねれば、すべては帳消しだ。
豊洲万葉倶楽部のサウナは、ただのリフレッシュではなく、人生を少しだけ遠巻きに眺める場所だ。ネオンと蒸気の狭間で、肩の力を抜くには十分すぎるほど魅力的だ。
[ 千葉県 ]
スパメッツァに足を踏み入れた瞬間、私はここが「人生の救済の地」であると感じた。これから浴びる蒸気の波に、頭が既に茹で上がっていたからそんなことを思うのかも知れない
**サウナ室**
室内は、広くて心地よく、外の世界の喧騒が遠い昔のことのように思える。入っていきなりマライア・キャリーのクリスマスソングが流れ、強烈なロウリュが始まる。いきなりのその熱気に面食らい、私はただじっと座っていることしか出来なかった。それが「デトックス」なのか、それともただ単に生きる干物として疲労を逆に濃縮していたのかわからない。熱気はとても強烈で熱いのが好きな人には刺さるだろう。
**水風呂**
次に水風呂。いや、「水の刑」と呼ぶべきか。入った瞬間、人生の決断を全て後悔する。けれども、しばらくすると身体が慣れてきて、「あれ、意外と気持ちいいかも?」と錯覚する。この体験はまさに人生そのもの。辛いことも、慣れると意外とやっていける、そんな教訓を与えてくれる。ありがとう、水風呂。スパメッツァの水風呂はとても深いのが特徴で、立ったまで肩まで浸かれる。ガンジスの沐浴のように。
**外気浴**
外気浴エリアに横たわると、空を見上げて「ああ、今この瞬間だけが現実なのかもしれない」と感じる。いや、感じざるを得ない。頭上には広がる青空、耳元には風のささやき。人生の意味なんて深く考えなくていい。だって、今ここにいるんだから。どこかアンニュイな空気感の中で、私はただ、存在そのものを享受していた。
**まとめ**
スパメッツァおおたかの森のサウナは、単なる施設ではない。それは、人生の縮図であり、少し汗臭い哲学の場である。「癒されたい」という軽い気持ちで訪れたはずが、気づけば自分探しの旅に出ていた。この場所は、あなたにただ汗を流させるだけでなく、時には自分の心と向き合わせる魔力がある。
行くかどうか迷っている?そうだな…迷う暇があったら、とりあえずタオル持って行け。それだけで十分だ。
[ 東京都 ]
サウナ:10分 × 4
水風呂:1分 × 4
休憩:10分 × 4
合計:4セット
雨の降る豊洲市場、今日もお客さんで溢れているのは変わり無い状況だった。
ドライサウナは広く並ぶようなことはないゆとりのある設計。サウナから出て、水風呂に入り、外に出ると雨が降っている。
整い椅子に座るも雨を強烈に感じる。安寧にたどりつけぬ寒い日。
[ 東京都 ]
夏の熱気がはたと過ぎ去り、冬を感じさせる寒気が舞い込んできた。
寒さとともにホイホイ出てくる我らサウナーはまるでシクラメンのようだ。
今日もそんなむさいシクラメンがおふろの王様に集結し列をなしていた。
気温が落ちたから仕方がないが、サウナの下段は少し冷えていた。
暑さに困るそんなサウナを求める宿命の冬。
[ 東京都 ]
天気が悪いが、気分は上々。
そんなときはサウナに限る。
あらゆる物事感情をサウナに向けて突き進んでいる気がするそんな今日この頃。
新小岩のレインボーに訪れた。
下町情緒溢れる商店街の中心にあるサウナ。サウナは3種類で暑さも十分。
日曜だったが混雑具合も丁度良かった。
風呂も広くなんでもある。いいサウナであった。
[ 東京都 ]
夏の暑さが少し遠ざかり、外気浴のポテンシャルが高まる季節が来た。
都心のビルに囲まれる中にある温浴施設は想像より広く心地よかった。
夏は嫌いじゃない。当たり前だ我々はサウナーなんだから。
暑さを我慢する気持ちよさを知っている。
[ 東京都 ]
サウナ:10分 × 3
水風呂:1分 × 3
休憩:10分 × 3
合計:3セット
一言:天然サウナの日常。感覚が鈍る。
俺はサウナーだ。サウナを感じて勘を戻す。
スパラクーアは高いが全てが揃っている。
清潔な更衣室。多種多様のサウナと温泉。快適な睡眠スペース。
今度はサウナ後にお酒を嗜むそんな経験をしてみたい。
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。