船岡温泉
銭湯 - 京都府 京都市
銭湯 - 京都府 京都市
#新規開拓31
西陣の仕事終わって寄った銭湯です。なぜここで選んだ理由というのは、国の登録有形文化財に登録された脱衣場と浴場。バス停からまた7-10分程度歩く距離、本当に当地居民が暮らしている風景に溶かした銭湯と思います。
情報よると元々は大正12年に料理旅館「船岡楼」の付属浴場がそのはじまり、旅館創業からありました。文化庁の登録有形文化財に銭湯としては京都では初の平成15年、全国では3例目に登録されたそうです。ちなみに、現在も宿を有するらしいですよ。
番台の雰囲気もオシャレ感一切なく。おばあちゃんは簡潔けど明瞭な説明、簡単なシャープソープとタオル買って入りました。その前に休憩室の有形文化財を目に納めた。
天井はケヤキの格天井、漆塗。細かい彫刻も。京都の有名神社今宮神社や上賀茂神社などの祭の様子も。町中の銭湯と思わない装飾!多分料理料亭の時代でVIPを招待するから?
初客なので不安もあるんですが、ひとまず脱衣所。一個のスペースが小さいので、観光客の荷物を一個のロッカーに纏めるは難しい。
浴場入ってすぐ洗面台。その反対側の壁面には豪華なマジョリカタイル。お風呂場は予想よりお湯の種類が多い。ありがたい。薬の湯も檜木湯もあり、何より二代目当主が日本で初めて導入したという電気風呂、これ入るなら自分も歴史のターニングポイントに立ってると感じました。全体的に明るい清潔感が感じられた。
男女の浴室は日替わりで交替だから、その日が使える風呂も1セットしかない。訪問した日の女湯は左側、露天岩風呂には水に濡れると色合いが七色に変わるという貴船石がふんだんに使われていますという情報もありますが、訪ねた時間はやや遅いので外はすでに暗くなってあんまり見えないです。その意味でまた再訪しなきゃ!露天風呂の気持ちはいいです。水の声を聞いて非常に癒された!水風呂の隣はサウナ室のドアに隣接。サウナ室はお風呂場と比べてあんまり言うべきポイントがないですが、まぁ、あることもう十分感謝します。気になるのは、温度計がないので分からないですが、体感温度は高いと思いました!
電気風呂超強い!
窓から石造りの欄干があるこ、事前に調べました。本物の橋だった!昭和7年に市電開通のために取り壊されることになっていた菊水橋を譲り受け千本鞍馬口から移築しました。
お風呂上がってまた有形文化財の脱衣所に戻りました。銭湯あるあるドライは投幣式。全部終わったら唐破風を備えた門から出て、町の夕風を感じられ、最高でした!
では、セット報告:
打たせ湯->檜木湯->サウナ:12分->水風呂->露天風呂->サウナ:6分->水風呂->薬湯->電気風呂->サウナ:6分->水風呂->ジェットスパ
合計:3ラウン
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