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Qanta Shimizu

2020.10.17

1回目の訪問

コロナ禍以降、9月になってようやく一部の施設は再オープンしたものの、換気の関係で軒並みサウナ室は閉鎖が続いているニューヨーク周辺の温浴施設。どこもアウトなのでダメかなあと思ってダメ元で、ニューヨークから車で1時間の場所にあるニュージャージーのロシアンバーニャ「Bear and Birch」に電話したら、サウナ室も完全にオープンしているとのこと。

早速カーシェアリングで車を予約して高速を飛ばして到着。タオルと電子式のロッカーキーを受け取って水着に着替えてサウナ室へ。ここはニューヨーク周辺の温浴施設の中では新しい方だし、とても清潔だが、床にはヴィヒタの葉っぱが散乱していたりするのでサンダルを持っていった方がいい。結構人も入っている。

ロシアンバーニャは相変わらず湿度が高くてめちゃくちゃ熱い。が、Spa 88やRussian & Turkish Bathなどのニューヨークのロシアンバーニャのようにガス・オイル臭さが無く、とても心地よい。

水風呂というか、Ice Cold Plungeは一人用だが、だいたい8-10度くらい、かつ湯らっくす並みに深い。塩素臭さもない。

食事スペースのバーカウンターの横から外気浴スペースに出ることが可能。目の前に広がるニュージャージーの林から吹いてくる乾いて冷たい風を受けながら、大陸的な、心身が溶けていくようなととのいを得られた。

何しろ、世界で一番コロナのダメージを食らった地域の中にあって、ここだけ奇跡的に完全営業をしている上にそもそも素晴らしい施設なので、思わず登録して人生初サ活を書かせて頂きました。世の中が、ニューヨーク近辺が、早く平常に戻ることを祈ります。

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