宮下湯
銭湯 - 東京都 豊島区
銭湯 - 東京都 豊島区
仕事を再開して1発目のサウナは宮下湯。去年の大晦日も入浴させていただいてる、僕の人生で3番目くらいに来ている銭湯だ。
巣鴨の駅からゆっくり歩いて約10分。山手線の線路近くの住宅街の地下にある。自販機とコインランドリーが目印で、夜12時まで営業。個人的にはこのスタイルがザ・東京銭湯という感じ
土曜の18時くらいに入店。人はそこそこで10人くらいはいたような気がする
サウナは770円だっけ?財布に優しければ、店主の人柄も優しい。バスタオルとフェイスタオルが渡されます。
このフェイスタオルの柄が毎回ランダムで面白い。今日は宮下湯オリジナルだった
洗い場は椅子を持ってきて体を流すタイプで、風呂はジャグジー、座風呂、寝風呂、その脇に小さい水風呂がありこれがまた絶品!サウナ室は5人MAXのドライサウナ。外気浴などはなし。
宮下湯は定期的に変わり湯をやっていて、この日は「岩下の新生姜」の湯だった。香りがもろに生姜で凄く爽やかで良かった。ここの浴場はヒートポンプ式浴場で温泉同等の効果があるって書いてるから相性抜群であろう
適度に浸かったあとに水風呂へ。やはり豊島区、文京区の地下水は質が良いらしく、水質が僕の肌にとてもハマる。温度は16℃くらいでずっと入ってられるタイプ。
そして水風呂の脇にある説明文が面白いので是非見てもらいたい。
要約すると、当店の水風呂は地下80メートルから水を汲み上げて作っている、水風呂はストレス解消に良い、代謝も上がると。
その文の下に*印で小さく
「この場所は徳川慶喜公の屋敷跡です!」と書いているのだ!!!
調べてみると、この辺りは大政奉還した後の徳川慶喜が30年後くらいに屋敷を構えていたらしい。
時代の移り変わりに巻き込まれた最後の将軍と、もしかすると時を越えて同じ風呂に入っていたかもしれないと思うとロマンチックじゃありませんか?
だいたいいつも風呂と水風呂メインで、サウナから水風呂の後はその辺の風呂のヘリに座ってぼーっとするのが外気浴代わり。サウナは2回入って40分くらいで退店するのがいつもの流れになっている。
ビンのコーヒー牛乳やヤクルト、コーラとかが置いているので、買ってソファでちょっと休憩して帰るのもオススメ。多い時は週4くらいでも行ってた気がする
江戸幕府から昭和、平成、令和とタイムスリップ出来る銭湯…東京の銭湯文化はこういう店が支えているんだなって気分になる、いつまでも営業していて欲しい名店です。
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