2018.12.09 登録
[ 福井県 ]
福井、二日目の朝であります。
近くを流れる足羽川の河川敷、時折冷たいにわか雨が降りしきる空の下をお散歩致しました。見渡す限り、小生しかおりません。伸びやかに過ごす時間に幸せを感じるのであります。
朝風呂。レベルの高いサウナも水風呂も温泉も、オールウェイズ出してくれるのであります。ぼくはしあわせだなぁーぼんやりとしていたら、朝食締め切りの時間がじわりと。
朝ごはん。大変美味でした。ごちそうさまでした。写真はごく一部であります。
訪れる者、皆しあわせにしてしまおう。と言う福井の策略(?)に、ものの見事に嵌まっているのでありました。
本日も、素晴らしきお風呂でございました。
[ 福井県 ]
野暮用で福井県へお邪魔致しまして、ドーミーイン福井さんに堂々インしたのであります。
と言いつつも、こんな時節に千葉から闖入することを恥じ入りながら、実質ひっそりと。ヨーロッパ軒さんでカツ丼にカルチャーショックを受けた後に、であります。
綺麗なサウナ室。ドライ過ぎないドライサウナは、みんなの憧れの的(※個人の意見であります)。素敵であります。
凪いだ水風呂。まるでそこには水すら入っていないようであり、小生はパントマイムを演じている気分であります。でも程よく冷えているのでありました。
露天風呂にはちゃんと椅子、二脚。椅子二脚! これにより、苛烈なる椅子取りゲームin越前となることを未然に回避。
湯上がりに頂いた夜泣きそば(ララ、ラーメン!?)も、大変美味でした。これが無料なんて、幸福すぎて失禁してしまうところであります。
幸福度ナンバーワンに、あやかれた気がする。そんな福井での夜なのでありました。
本日は、素晴らしきお風呂でございました。
[ 千葉県 ]
奇数日、男湯は羽衣であります。
脱衣場のトイレにて、個室のドアを開けたまま用を足している野獣がおりました。犬や猫でも、排泄中はバツの悪い顔をすると言うのに!
その輩は、ホセ・メンドーサとの死闘を繰り広げた後の矢吹某のようなポーズで……燃え尽きて灰も残らないで欲しいのであります!
気を取り直して、ベリーベリーストロングな高温ドライサウナ。今日も絶好調であります。
突然の寒波に見舞われ、予想だにせず冬の外気浴であります。
心が、身体が、君を覚えているふぅ~
寒すぎてサムクックになるかと思ったのであります。
小生があがる頃、亀の子たわしと虎を混ぜていがぐりで割ったような毛髪の若者二人が、ちょっと戸惑いながら入場しておりました。初々しさ、忘れないで!
そんな今日は平日お得セットで入館したため、
おそば、だべだい!
と言う逸る気持ちにより、今一つキマらない1日なのでありました。
お風呂代とお食事代で1300円は、本当に安いのであります。心配になるレベルでありますが、さりとて蕎麦を食べる手は止まらず。ごちそうさまでした!
本日も、素晴らしきお風呂でございました。
追伸:蕎麦の上の揚げ芋みたいなものは、ゴボウでございます。
[ 千葉県 ]
朝4時、月明かりを頼りにし、人目を忍ぶように家を出て向かうその先は、ほのかさんでありました。
5時からの朝風呂はまだ真っ暗でありまして、なんだか特別感が特盛過ぎて得々セット(?)であります。
露天の椅子はバリ風なアレを模したものに変わっておりました。一円玉の旅烏めいたあのアルミ椅子は風来坊。何処かへ旅立ってしまったようであります。
(台詞:達者でなァ!)
そのおニュー椅子ですが、ガーデン用やカフェ用にはいいと思いますが、生まれたままの姿での休憩用としては今一つだと、個人的には思うのであります。
まず座面が高く、小生のような曇り無きモンゴロイドにとっては足がちゃんと着かない高さであります。靴履いていれば丁度いい高さではありますが。そして背もたれの角度が直角に近いため、いまいちリラックス出来ないのであります。
これだったら、中にあるプラ椅子を外に増やした方がよかったのでは……あと、茶を濁す程度に置いてある雛壇と観葉植物はどこか別の場所で余生を過ごして頂き、そこにデッキチェア置いた方が有効活用になるのでは。
と、勝手に思った次第なのでありました。
ところで季節柄なのか何かのか、サウナ、水風呂と来た後でまたサウナに入って……を繰り返すご仁が非常に多く見受けられます。ほのかさん以外でも、老若を問わずして。あれは体に決して良くないのでは……いやまぁ、好みは人それぞれでありますから。人の数ほど健康法があるのでございます。今は外寒いですし。
よく、水風呂が本番とは言いますが、個人的には休憩中のディープリラックスこそが一番好きな瞬間であり、それまでは前戯のようなものでして……いえ、身体を洗い清めているところから、既に前戯は始まっているのでありますが。
今日は今一つキマらなかったのは、前戯が駄目だったからでありましょうか。うぅーむ。でもぬる湯は気持ちえがったのであります。
などと、ハンモックに揺られながら思うのでありました。ああ仕事行きたくねぇでありまぁす!
本日も、素晴らしきお風呂でございました。
[ 千葉県 ]
お風呂の日に、お邪魔致しました。
千葉劇場にて家なき子を観た後で、休憩中に劇中歌が脳内を流れておりました。
※空と君との間には今日も冷たい風が吹く方ではございません。
サウナ室は満員に近い時もありましたが、何故か露天の椅子はあまり混まない。笑がおの湯さんの七不思議が1つであります。
もしや、小生が見ていたのはトントゥなのでありましょうか……。
湯上がり、誕生日来店特典で頂いたチケットでせうゆラーメン。
懐かしさを感じる味と見た目に、母方のじーちゃんばーちゃんと食べに行ったラーメンを思い出すのであります。あのお店は、大衆割烹だったのか和食レストランだったのか、今となっては遠い日の思ひ出なのであります。
夜空には櫛形の月が綺麗でありました。お風呂からは見えませんでしたが!
本日も、素晴らしいお風呂でございました。
[ 千葉県 ]
平日にお休みをとり、昼頃お邪魔致しました。
浴場に入って射し込む陽光。おや、天国かな?
サウナは平均的な熱さでありますが、何故か汗が止まりません。知らないうちに秘孔を突かれてしまったのでありましょうか。
水風呂はスタンダード。ちょっとカルキ臭いのでありますが、海が近いから潮の香りだと脳内補完であります。
そして楽園(パラディソ)へ……。
外気浴スペースは非常に豊富。デッキチェア、椅子、長椅子、デッキそのもの。隙がないよね。でも、オイラ負けないよ?
個人的に、外気浴中に直射日光あたりたくない勢なものでありまして。日除けの笠を被って風来人が如く外に繰り出すのもオツであります。ごめんなすって!
東京湾を眺めながら、小生は風となったのであります。
千葉(というか全国的に?)は毎年のように温浴施設がオープンしており、嬉しい限りであります。その分、閉店を余儀なくされるお店もあるとは存じますが、栄枯衰退こそが人の世の定めでありまして。それはもう猛烈苛烈なデスティニーであります。
サバとオロポ、大変美味であります。
本日も、素晴らしきお風呂でございました。
[ 千葉県 ]
久し振りのホーム。大海でございます。
サウナ室ではお馴染み相撲。裸の男たちの熱き闘いを見守る裸の男たち。宇宙人がもしこの光景を見たら、全宇宙震撼でありましょう。
ところで浴場に大海と名のつく通り、やはり海なわけでありまして。長椅子の上に俯せになり、ビチビチとうごめく方がいらっしゃいました。魚の霊と憑依合体したのでありましょう。魚(ギョ)!
小生、いつも中華スマートウォッチを手首に巻いているのでありますが、ふとサウナをワークアウト扱いにしたらどうなるかと思い、測定したのであります。
結果、3セットで約280kcalの消費。絶対に嘘であります。信頼と実績の中華クオリティ。小生のしょうもない測定結果も赤い旗の下に集められ、有効活用してくれるのでありましょうか。ぼぼぼくはアアアオハタのじじジャムがすすす好きなんだな。
それにしても、店舗さんおすすめの最難関入浴コースであるおおうみスペシャルと、はごろもスペシャル(響きがくにおくんの技みたい)。どちらもかなりハードなメニューであります。あれをこなせば、かなりのカロリーを消費できると思われます。
どのようなメニューかは、是非皆さんの曇り無き眼でもってお確かめ頂きたく!
こっそりと店内の自販機が刷新されており、愛しのグリーンレモネードも麗しのチルアウトも露と消えてしまいました。悲しくて悲しくて、とてもやりきれないのであります。けれど悲しみに暮れながら飲んだポカリが超絶美味しかったので、何も問題はないのでありました。次回からはセルフオロポでもするのでありますコポォ。
帰りしな、全身が斑模様に包まれており、うちはまだらになった気分でありました。外気浴中に目を瞑れば、マンゲキョーシャリンガン!
本日も、素晴らしきお風呂でございました。
[ 千葉県 ]
深まりつつある秋の日暮れ前、みどりさんへお邪魔致しました。
塩サウナにて、時折いらっしゃる塩をやたらと体に刷り込む御仁たち。
彼らはあれでしょうか、我と我が身をチャーシューにして捧げ、竹岡式ラーメンを拵えようとしているのでありましょうか。
それとも稀代の飲み助で、おつまみが無い時に塩を刷り込んだ自分の体をしゃぶってその場を凌ぐのでしょうか。
……などと、しょっぱい話で失礼致しました。
サウナ室は盛況。回転は早いので、ぼーっとしていればいつの間にか入れたのであります。
数セットこなし、露天風呂へ。
空を見上げれば、茜色に染まる雲。帰ったらジャーマンポテトを作ろうと心に決めたのであります。
本日も、素晴らしきお風呂でございました。
[ 千葉県 ]
本日、男湯は羽衣であります。
18時頃のinにて、ほどよく空いておりました。
連日にてお邪魔致します。
そう、なぜならば!
(筋肉少女帯のMC風にギターが合いの手で入るイメージ)
恥ずかしながら、本日は小生が此岸に生まれ落ちた日でありまして。正に生まれ出づる悩み。
笑がおさんでは、ププレゼント! を頂けるのであります。プレジデントではありませんよ、トランプ氏バイデン氏!
(備忘録:カレー、せうゆラーメン、蕎麦の中からどれかのタダ券が頂けます。期限は1ヶ月!)
さて、久々のはごろもデッキチェアはサム&デイヴもといバツ&テリー改め最&高。宇宙遊泳であります!
湯上がり、誕生日くらいはいいでせうとクラフトチューハイでひとり乾杯。南房総レモンであります。
(お持ち帰りは、保健所の許可云々によりNGとのことであります。ぜんぶコロナのせい!)
ゲッコゲコに下戸な小生は、既にロシア人よりも出来上がっている体たらくであります。
サンマが高級魚となりある意味出世魚な昨今でも、お値段据え置きの秋刀魚竜田揚げ。あまみが出るほど美味しくてみさくらなんこつボイスと共にチビるかと思ったのであります。
アルカホリックの力を持ってすれば、マナーが良いとか悪いとか、どうでもよいのではないかと思い至ったのであります。
※飲酒は湯上がりにしております。念のため。
自分が守るのは当然でありますが、他人様の行いに一喜一憂しているようでは、小生はまだまだということでありまして。ああおお腹空いたので、かか帰ったら仕込み済みの筑前煮を作るんだなと思いましたが駄目そうであります。土を食べませうか。
しからば、自転車は手押しで帰りませう。
本日も、素晴らしきお風呂でございました。
[ 千葉県 ]
本日、午後半休からの大海であります。
明るい時間にお邪魔するのは久々な気が致します、笑がおさん。
淡くとも眩しい西日。深まる秋を感じずにはいられないのであります。
浴場に一歩入ると、そこはまるで――……
オーバー・ザ・レインボー
(三途の川、渡っちゃった?)
老紳士いこいの場でありました。
人はそれなりに多いのですが、サウナ室に響くはテレビの中で張り切るホンジャマカの片割れの声のみ。
(幻聴:パジェロ! パジェロ!)
他方、露天風呂で聞こえるのは、お湯の流れる音ばかり。
段々になった岩風呂では、今日も湯けむり殺人事件。火サスな寝転び方をする紳士が必ず一人はいらっしゃるのでありす。
やはり彼岸にGOTOしていたのではないでしょうか。
Go Go Heaven!!;Or Hell!!
お風呂上がりの空きっ腹に
チルアウト
新蕎麦
なめろう丼
K.O.!!!
本日も、素晴らしきお風呂でございました。
[ 千葉県 ]
本日、男湯は大海。
日曜の午前中はそこそこ空いており、サウナストーブもまだ本調子じゃないだろうとあまり期待せずに入場致しました。
ところが、どういう訳だか奴さん、朝から本調子でよォ……まいっちまうゼ(日活スター風)
時折満員札止めとなりそうなこともありましたが、高熱ドライによる高回転によって、難民が生じる程ではありませんでした。
水風呂もよく冷えており、まぜまぜジジーコントロールは不在。いなきゃいないでちょっと寂しい気がするのは、トムとジェリーの法則であります。
ちなみに、件のジジーコントロールに対し
「やっぱり、いると水風呂の温度下がるね」
と言ってる常連の方もおりましたが、全くそんなことはありませんでした。むしろ適温であります。
マナーの悪さはどうしても目につくため、印象も強く残るのであります。ですが、実際にはそれほど人数が多いわけではなく。日曜の昼前、概ね平和な修羅の国なのであります。
一方、本日ほとんど同じサイクルで回っていた方は、背筋を伸ばしてどっしりと座り、まるで修行僧のようにストイックにして敬虔な佇まいでありました。「サウナ、水風呂、外気浴、隙がないよね」と評したくなること請け合い。
年の頃は小生とほぼ同じであろうとお見受け致しましたが、自らの未熟さを痛感したのであります。
本日も、素晴らしきお風呂でございました。
[ 千葉県 ]
久方ぶりの朝風呂にて、お邪魔致しました。
入場前、小生の三輪車の前を走る仏車はウインカーを出さずに三度曲がりました。仏の顔も三度までってかぁ!? などと、入る前からセルフロウリュ状態となっておりました。カッとなるのはよしとくれ。(自分に言い聞かす)
ほのか蘇我さん、サウナ室は共用マット(ビート板)を持ち込むスタイルなのですが、なんかもうクタクタと言いましょうか、熱にやられて反り返ってしまっております。まるで朴さんのお父さん……もとい、スルメイカをあぶったように。さすがに更新された方がよろしいのでは……。
他方、露天風呂スペースにあるアルミ缶のプルタブを集めてリサイクルしたような椅子ですが、3脚中2脚が傷物であり、うち1脚は半スクラップ状態……先ほどのビート板のこともあり、何だかいたたまれない気持ちになるのであります。台所事情がよろしくないのでありましょうか。ならば一円でも多くお金を落とそうと、牛乳とスポーツ飲料を買うのでありました。
困難に直面したとき、人一人の力というのはとても微リキであります。けれどもそれを大勢が協力して継続するとこで、やがては大きなムーブメントに――……
等と考えたような気もしますが、サウナ、水風呂、トリシティで全て忘れてしまいました。
本日も、よきお風呂でございました。
追伸;会計時にカウンターにて低脂肪乳を頂きました。今だけのキャンペーンだそうであります。謎です。
玄関ホールに佇む夢を叶えてくれそうなゾウめいたガネーシャ像と記念撮影したところ
「あ、そういうのいいんで」
みたいな感じになったのであります。謀らずもぉ~!?
[ 千葉県 ]
小生如きが存在は、大海に浮かぶ木っ端のようなものでありまして。故に本日の男湯は大海。
そんなうら寂しさ漂うこの季節、夜風に吹かれるだけでととのいを迎えてしまいそうになるのであります。
が、それはそれ、これはこれ。
秋の夜空に高く浮かぶ鱗雲を目にしては、サウナに行かずにはいられません。
結論。本日も、笑がおの湯は修羅の国でありました。
ここのサウナを前にすれば、共有サウナマットを占有する方々がいらっしゃっても「持ち逃げニキおっすおっす」などと挨拶を交わす余裕など、灰塵と化すのでありますよやまもとげんりゅうさいどの!
身を灼かれた常連さんも一見さんも、我と我が身を持ってして「バッドマナーは斯くあるべき」と体現しているのであります。
漢は背中で語るべし。なんという素晴らしき反面教師でありましょうか。感極まって瞳からモンスターエナジーとレッドブルが湧き出てきそうであります。
そんな修羅の国の只中にあり、恐らく精神を病んでおられる御仁がおりました。サウナ室や水風呂でゆらゆらしながら御念仏を唱えておられまして……ゆらゆら帝国で考え中?
嗚呼、サウナでも治せぬ不治の病があるのならば、一体どうすれば……。(答え:病院へ)
露天風呂では湯けむり殺人事件な状態で横になっている方がいらっしゃいましたが、あれもまた一種の更年期障害か何かでしょうか……足は動いていたので、まだ息はある模様であります。人としての尊厳は失っておりましたが。
湯上がり、最近はグリーンレモネードから浮気して、チルアウトばかりであります。たぶん、今飲んでおかないと次の復活は来ないでありましょうし……。
正直言って美味しくはありませんが、含有されるヘンプシードが醸し出すTHC的な成分やかほりにより、そこはかとなく伊勢谷U介を追体験出来る気がしなくもないのであります。たぶん合法! 今ならば!
※さすがにTHCは含まれていないと思います。念のため。
食堂には、新そば入荷の文字。ならば食べなくてはなりません。人類有史以来の名コンビ、そばとなめろう。
こうして久々に脳がなめろう状になり、今ならば通りすがりのムカデに噛まれたとしても、恐竜並みの遅さで反応するでありましょう。そう、小生は人類の限界を超えたのであります(※自分比)
本日も、素晴らしきお風呂でございました。
[ 千葉県 ]
朝風呂、10℃の水風呂、無限椅子。
これらを目当てに愛車のトリシティを駆ってやって参りました、新習志野の極楽浄土である湯~ねる様。
漫画喫茶ロードとよくわからないロード、煉獄のような長い道のりが楽しくなってきた頃、コンパクトな脱衣場に到着。狭ければ狭いなりに、なんだか楽しいのであります。
浴場に入ると足元に温かいものが。
「もしかして、私、失禁(もら)してる!?」
と思ったら、優しく吹き出すお湯の歓迎だったのであります。桃鉄で目的地に到着した時よりも手厚い歓迎!
さて洗い場はなんだか監獄チック。思わず番号を叫びそうになったのであります。異常ありません! ヨシ!
一番奥の洗い場だけが広くなっており、さながらボス専用。マンモス西の姿はないかと様子を伺いましたが当然おりせんでしたので、あっしめが不束ながら使わせて頂きました。
ところが、お湯がすぐ止まるのであります。10秒で済ませろと! まるでポリスストーリーのシャワーシーンみたいでありました。いや、それは他の映画でありましたか……記憶が定かでは無いのであります。
肝心のサウナ、もうすこし熱い方がここの水風呂がより活きてくると、個人的には思うのであります。
よく冷えた水風呂を抜けて露天へ行くと、インフィニティーチェアーが。
2セット目まではこの無限椅子に対し「こんなもんか。誇大広告だねぇ!」と、ショッピングサイトのクソの足しにもならないレビューめいた感想を抱いたものであります。えぇ、そんな時期が小生にもございました……。
3セット目、もはや投げやり気味になってやおら椅子に身を投げ出すと、ついに本性を表したのであります。
椅子がぐいと可動し、揺籃の中で天を仰いだのであります。まるで私は……まな板の上の鯉。もう好きにしてえ!
アクロスザユニバース。
偉大なる椅子よ感謝致します。
何も私の世界を変えはしない。
ベッタベタですが、そんな気分でありました。
そういえば、サウナ室で瞑想している風の紳士がおりました。
たぶん、ダルシム使いか片岡鶴太郎フォロワーでありましょう。
5セットほどこなし、他の椅子と寝湯も試しましたが、やはり無限椅子が段チでありました。正しい使い方、大切であります。
重力からの解放(ゼログラビティ)
ストレスの発散(ストレスフリー)
ゼロが2つで、∞
無理矢理にこじつけ、安っぽいことを思わずにはいられないのでありました。
本日も、素晴らしきお風呂でございました。
[ 千葉県 ]
月に一度は食べたくなるのは朝マックでありますが、訪れたくなるのはみどりの湯さんであります。
特に露天の雰囲気がグンバツでありまして、まるで湯治に来たような心持ち。いい旅夢気分であります。
本日も、素晴らしきお風呂でございました。
[ 千葉県 ]
本日、男湯は大海。
温度サバ読みでお馴染みの笑がおさん。今日はサウナストーブが静かな気がしたのですが、熱膨張の関係なのかなんなのか、焚き火のようにパチパチと音を立てて静かに燃え盛っており、しっかりと灼かれたのであります。油断させておいてからの袈裟斬りを喰らった気分であります。
そして安定の温度サバ読み水風呂。肌感覚的にはどう考えても16℃くらいなのでありますが、表示は17℃を行ったり来たり。これにも騙されてはいけません。袈裟斬りからの逆袈裟で、三枚におろされてしまうのであります。
ところで、漫画シグルイによれば、笑うとは本来攻撃的なものであり、動物が牙を剥く様を表しているとかなんとか。
ともすれば、ここ笑がおの湯は、おふろの国ならぬ修羅の国であります。笑いながら怒るかの喜劇役者が如し。
言われてみれば、ロゴマークの笑顔がおはなしのくにに出てきたヤマンバのような口裂けっぷりで……ポマードポマード!(効きません)
一方、水風呂にて
『水を掻き捨てないで! 水温狂うから!』
的な貼り紙があることに、今日気付いたのであります。ずっと潜水禁止の類いだと思っておりました。ちゃんと読まないとダメ、ゼッタイ!
けれども掻き混ぜている当の本人はケロリとしたものでして、一応は人目を盗んで今日も掻き掻き混ぜ混ぜ。相変わらず、洗濯機よりも良く回る、ジジーコントロールは絶好調であります。
「最近はドラム式っつうのが増えてるけどよゥ、俺は二層式(ダブルサイクロン)だからよォ!」
と言っているかは定かではありませんが、景気良くざんぶざんぶと水を掻き出すその音は、サウナ室までも響くのでありました。清涼感!
まぁ確かに、水風呂は透明度が高くてタイルが黒いから、浮遊物が目立つのでありまして。それらを水もろとも掻き捨てたくなる気持ちは分からないでもありませんが……と一応の理解を示しつつ、呪詛の念を5Gで送るのであります
そんな本日は日曜の昼過ぎにお邪魔様。そこそこ賑わっており、友達と気になるナオンの話に花を咲かす若者たちや、病院話に暇がないジジイもとい老紳士たち、サンデーダディ&サンズなどなど、バラエティー豊かでありました。
賑わいの最中であっても、不思議とうるさくは感じず。周りの風呂の水音がいつしかせせらぎに聞こえてくるかのように、鳥のさえずりや木々のざわめきのような環境音になりつつあるのかも知れないのであります。
あまみで身体がうちはマダラよりも斑模様になったところで、空模様を気にしつつ帰路に着いたのでありました。
本日も、素晴らしきお風呂でございました。
[ 千葉県 ]
猛暑に負けじと燃え盛るストーブ。
エチエチ展開よりもアチアチ展開に心踊る、夏の終わりであります。
本日、男たちは羽衣。
水風呂にて、頭冷やして尻冷やさずのトンデモキチ百景を見かけたのであります。
つまり、角度が水平に近いスケキヨ状態だったのであります。さすがに我と我が目を疑いました。熱さの余り、気が狂ったのでありましょうか。
「コイツが水風呂から頭を出したら、ハッテン場のサウナにワープしていますように」
そんな願いをトントゥに祈りましたが、果たして届いたのでしょうか、それっきりそのスケキヨもどきは見掛けませんでした。
そんな妖怪スケキヨモドキや、水風呂をかき混ぜて水温を下げるジジーコントロールなど、相変わらずのモノノケダンスっぷりでありましたが、それ以外は今日も概ね平和であります。
心残りは、外気浴スポットが珍しく盛況だったこと。椅子難民となりかけました。
特にデッキチェアがご老人に大人気で、さながらインスタント棺桶状態でありました。
そんなときはイソップ童話? の酸っぱいぶどうよろしく
「ヘン、あんな硬いとこに寝そべったって、背中と尻が痛くなるだけさ!」
と、心の中で自分を慰めるに限るのであります。
そんな中で怪我の功名と言いましょうか、長椅子に深く腰かけて姿勢を但し、肩甲骨と尾てい骨を壁につけるイメージで座っていると、よい気分になれたのであります。
何だかんだ言いつつ、最後に空いたデッキチェアにちょっとだけ腰掛けたのは、言うまでもありません。
サウナでディープリラックスはできても、賎しい心根までは良くならないのでありました。
本日も、素晴らしきお風呂でございました。
[ 千葉県 ]
まもなく閉館とのことで、2年ぶり2回目のお邪魔を致したのであります。
平日の22時過ぎというのに、客足はかなり多め。皆々、思い出の地にもう一度足を運びたくなり、集ったのでありましょう。かく言う小生もその一人。どうしてももう一度、ここの餃子が食べたかったのでありまぁす!
そしてラーメン半チャーセットを頼み、申し訳なさげについてきた餃子二個を食べたわけであります。
ジューシー&ジューシー。うぬは今より小籠包を名乗れ。と言いたくなること請け合い。でも、こんな味だったっけなぁとばらの花みたいなことを思ったのもまた事実でありまして。味の記憶は当てにならないものであります。
さて店内はと言いますと、10代後半~20代前半のグループが多めでありました。京都人ならば、「ずいぶんと賑やかどすなぁ」と仰るであろう雰囲気であります。
湯けむり横丁みはまさんが開館されたのは、今からおよそ20年前。とすれば、前述の若者グループの多くは、恐らくまだ幼少の時分に親御さんに連れてきて貰った場所なのでありましょう。
子供の頃、親に連れてきて貰った場所が無くなってしまう。それは、とても寂しいことです。まるで思い出も一緒に消えてしまうかのようであります。
そんな思い出を残すために、或いは確認するために、自らの意思と足でもって最後にそこを訪れることで、何か一つの幕を下ろすことが出来るのかも知れないのでありまして。
郷愁は、何も歳をとった人間の専売特許ではないのであります。
などとちょっぴりノスタルジーに浸って水風呂をあがったら……え? タオルが……ない???
取り替え子ならぬ取り替えタオル。しかも、極楽湯×papicoのコラボタオルが!(他店のものを持ち込む厚顔無恥っぷりはこの際スルー願うのであります)
銭湯タオルの神隠しかなぁと不思議に思っておりますと、歩くのすら覚束ない老紳士がその手にむんずと掴むのは、どうやら件のタオルのようでありまして……でも、言えやしねぇ、言えやしねぇよ!
20年弱の歴史を終えるみはまさんと共に、タオルもまた小生の元での役目を終え、新たな持ち主の元へと行くのであります。
最後の最後に、よくも悪くも忘れられない場所となったのでありました。
わずか二回しかお邪魔しませんでしたが、今までありかとうございました。
本日は、素晴らしきお風呂でございました。