鼻眼鏡

2020.09.20

48回目の訪問

本日、男湯は大海。

温度サバ読みでお馴染みの笑がおさん。今日はサウナストーブが静かな気がしたのですが、熱膨張の関係なのかなんなのか、焚き火のようにパチパチと音を立てて静かに燃え盛っており、しっかりと灼かれたのであります。油断させておいてからの袈裟斬りを喰らった気分であります。

そして安定の温度サバ読み水風呂。肌感覚的にはどう考えても16℃くらいなのでありますが、表示は17℃を行ったり来たり。これにも騙されてはいけません。袈裟斬りからの逆袈裟で、三枚におろされてしまうのであります。

ところで、漫画シグルイによれば、笑うとは本来攻撃的なものであり、動物が牙を剥く様を表しているとかなんとか。

ともすれば、ここ笑がおの湯は、おふろの国ならぬ修羅の国であります。笑いながら怒るかの喜劇役者が如し。
言われてみれば、ロゴマークの笑顔がおはなしのくにに出てきたヤマンバのような口裂けっぷりで……ポマードポマード!(効きません)


一方、水風呂にて
『水を掻き捨てないで! 水温狂うから!』
的な貼り紙があることに、今日気付いたのであります。ずっと潜水禁止の類いだと思っておりました。ちゃんと読まないとダメ、ゼッタイ!

けれども掻き混ぜている当の本人はケロリとしたものでして、一応は人目を盗んで今日も掻き掻き混ぜ混ぜ。相変わらず、洗濯機よりも良く回る、ジジーコントロールは絶好調であります。
「最近はドラム式っつうのが増えてるけどよゥ、俺は二層式(ダブルサイクロン)だからよォ!」
と言っているかは定かではありませんが、景気良くざんぶざんぶと水を掻き出すその音は、サウナ室までも響くのでありました。清涼感!

まぁ確かに、水風呂は透明度が高くてタイルが黒いから、浮遊物が目立つのでありまして。それらを水もろとも掻き捨てたくなる気持ちは分からないでもありませんが……と一応の理解を示しつつ、呪詛の念を5Gで送るのであります

そんな本日は日曜の昼過ぎにお邪魔様。そこそこ賑わっており、友達と気になるナオンの話に花を咲かす若者たちや、病院話に暇がないジジイもとい老紳士たち、サンデーダディ&サンズなどなど、バラエティー豊かでありました。

賑わいの最中であっても、不思議とうるさくは感じず。周りの風呂の水音がいつしかせせらぎに聞こえてくるかのように、鳥のさえずりや木々のざわめきのような環境音になりつつあるのかも知れないのであります。

あまみで身体がうちはマダラよりも斑模様になったところで、空模様を気にしつつ帰路に着いたのでありました。

本日も、素晴らしきお風呂でございました。

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