サウナシャン
温浴施設 - 大阪府 大阪市
温浴施設 - 大阪府 大阪市
以前、車で通りしな、気になっていたサウナシャンさんのドデカ看板。
そこから歩くこと100mほどでありましょうか。趣のあるレンガタイル仕立てのビルへお邪魔致しました。
嗚呼、この昭和感とホスピタリティ……またしても、小生の郷里である千葉へ思いを馳せ、名店しきじさんを一人勝手に思い出しているのでありました。
カプセルホテル特有の、窓がない浴場の雰囲気。小生は好きであります。なんかこう、秘密基地感!
さてサウナ、まずは狭い方へ。
出入り口に置かれているクーラーボックスから便所のカラーボールめいた(最低の比喩)氷の球をやおら持ち、ストーブ上の金網へ。
ジワジワと融解してはしたたる雫は、ストーブ上に敷かれた石に触れて蒸発。正に焼け石に水であります(誤用)。これはこれでセルフロウリュ。
サウナ内のハッカの香りが個人的にはとても良く、何故か最初は鼻水が止まらなくなったのであります。
お次は高温サウナ。
しっかり熱くてドライ。砂漠。中に入るなり目に付いたのは、サガットステージの背景で御馴染みの涅槃像。
「釈迦だ! 釈迦がいる! サウナシャカ!」
ただのおじさんでありました。常連と思しき皆様は全くと言っていいほど休憩をとっていなかったのでありますが、大丈夫でありましょうか……。
ハードなサウニングなれど殺伐としておらず、牧歌的な雰囲気。大変過ごしやすいのでいります。
さて、水風呂の雨だれ(記憶あいまい)シャワーと嘆きの壁コンボをキメたら、奥にある冷蔵庫へ。
キリッと冷えたサウナハットや、ガチャピンが南極で振り回したかのようにカチカチに凍ったタオルなどのアメニティを駆使し、休息。飾らず気取らず、いつものととのい椅子がウェルカムでありました。
心の中のこういうのでいいんだよおじさん曰く
「こういうのでいいんだよ」
湯上がり、休憩スペースでWBCを見ながら興奮したりリラックスしたり。試合が中盤過ぎた頃には気分も落ち着き、帰りにもう1セットだけして後ろ髪をセルフ引きしつつ着替え。
きっとまた来ようと誓い、帰路に着いたのであります。
本日も、すばらしきお風呂でございました。
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