2020.05.17 登録
[ 東京都 ]
曜日時間:月曜18時
混雑具合:ナノ混んでた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:500円、大小タオル付き
石鹸洗髪:備え付けあり
進化が止まらないと聞いていても立ってもいられない。湯どんぶり栄湯へは昨年末以来、あの時には恐怖すら覚えた電気風呂も、この強度なら余裕で入れた。
サウナはこんなに熱かったかしらん。どうやらオートロウリュ&オート熱波が終わったばかりのようで、温度も湿度もばきばき。わっしゃわしゃ汗が出た。8人の定員は大体埋まるが、回転がよくて快適に過ごせた。
美泡の水風呂、炭酸泉、ナノファインバブル。きめ細かい泡が細胞に染み込んでいく。その分、頭が回らない。湯どんぶりに入りながら、壁の口上を読んでも全く入ってこない。毎回初めて読む気分。
進化の件は、ナノファインの白濁色にブルーライトが光っているのを確認したのみ。後は全部忘れた。
雨上がりの夜、人の少ない吉原から浅草に向かうとだんだん賑わってきて、様々な匂いもかいだ。五感びんびん、サウナ上がりの散歩が気持ちいい季節を実感する。
歩いた距離 4.6km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:土曜12時、3時間コース
混雑具合:だんだん混んできた
昼に行けば開いている伊勢屋で団子を食べてからコスモプラザ赤羽の階段を下りた。この時間ならCPAも空いている。
赤く、狭いサウナ室。コンパクトゆえ、温度的には決して高くなくても全身で熱を感じる。深く、冷たい水風呂もまた全身を引き締めた。反省房での休憩は長くなる。
90分コースだともらえない、ワッフル地の館内着に着替えて一服。そういえばカプセルイン大塚も90分コースの館内着貸与をやめるとか。たしかにクイックなら着る必要もない。3階のベランダにも灰皿があることを知り、外で風を浴びながら吹かした。
しばらくスマホをいじってから再び浴室へ。だいぶ混んできた。最近は銭湯に行くことが多くなり、サウナ屋の訪問が減っている。しかし週に一度は行かないと、この時しかナイロンタオルで体をしごかないので欠かせない。
赤羽から三ノ輪までテクテクして日の出湯にハシゴ。その後は浅草で友人のライブ見て、テキーラを振る舞う流れになってしゃっくりが止まらない。
歩いた距離 14.1km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:金曜18時
混雑具合:ぎり空いてた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:無料
石鹸洗髪:備え付けあり
雨で空いているかと思ったが山の湯最後の平日、割と賑わっている。自分と同じような一見と常連紳士が入り混じっているかしらん。今日のひょうたんはすみれで紫色の湯船。
からし色のモクタオルを持ってよもぎ漢方スチームサウナに入ると、同じ色のモクタオルの人がいた。思わず「被りましたね」と声をかけ、しばしサウナや銭湯の話をした。ブーストにももれなく当たり、一人になればまたタオルを振り回し、結果ぐらぐらになる。
しゃきしゃきに冷たいシャワーを浴びてカランで休憩。あつ湯と水シャワーの温冷交代浴も挟んだり、水シャワーとぬる湯で段階を踏んだり、山の湯を余すことなく堪能した。
脱衣所で野球観戦しつつ体を冷ます。向かいの席には老紳士が二人ビールを飲みつつ、耳が遠いのか至近距離で談笑していた。「もう明後日だね」と言いながら。
どうもこのまま帰る気持ちになれないので適当にテクテクする。たどり着いたらいつも銭湯。北池袋の小松湯にハシゴする。できたてほやほやのペンキ絵は、横に長い浴室で雄大に構えていた。あつ湯、ぬる湯、水風呂で頭の中はからっぽになっちまってる。
歩いた距離 10.8km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:木曜18時
混雑具合:ほのかに空いてた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:今月は木曜120円
石鹸洗髪:今月は手ぶらセット無料
「阿佐ヶ谷ワイド!!」で見た天徳泉に入ってみたいわね!
番組内で感じのよかった夫婦のうち女将を拝見できた。テレビ見ましたと伝えたかったが、非番で顔を出しただけっぽく、話しこむのもどうかと思ってやめる。
普通の銭湯のようで、ところどころで独特な工夫がこらされている。例えばサウナ室の脇の水風呂は木製で増設された感。超硬水をうたっているが柔らかい。
三角柱の形をしたサウナは奥に座面、扉側の辺にマシン、残る一辺に一人用の座面。この一人用がマシンと相対して熱い。ファンのスイッチを押せば、さながらずっと熱波師に仰がれているかのよう。ほのかにいい香りがして過去最高レベルのスチームだった。
脱衣所を経由して坪庭に出るとスリッパと椅子が2脚あり、外気浴ができる。ここも後から作られた感。雨もまたよし。多幸感に包まれる。
最後は立ちシャワーで締める。開閉扉がついており、しぶきがカランに飛ばぬよう。上からと、横からも噴射口があって全身で浴びる。脱衣所に流れる昭和歌謡にも高揚した。
帰り、阿佐谷南から荻窪をテクテクしている途中で目に入った「タータン珈琲」。ふらっと寄ったらここのコーヒーも芳醇で最高の一日となる。
歩いた距離 4.9km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:火曜18時30分
混雑具合:ごっつ空いてた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:無料
石鹸洗髪:備え付けあり
山の湯の自動ドアはがたんがたんと音を立てて開いたが番台に主人がいない。代わりに足の短くて小さな犬がそこに座っている。拳を出して匂いをかがせた。あまり興味がないようだ。背中を撫でてもつれない態度。そうこうしているうちに主人が戻ってきて金を払う。終わりゆく銭湯に共通入浴券を使用するのは気が引けた。
先週訪れた祝日より人は少ない。軽く体を洗ってよもぎ漢方スチームサウナに入る。ここにはしばらく人が来なかった。タオルを振り回し、ブーストも始まり、砂時計を1周半。しっかり蒸されて髭を剃る。その後のスチームはアフターシェーブローションも兼ねる。
しゃきしゃきの水シャワーを浴びてカランで休憩した。目を閉じて浸っていたらふと、さーっという風呂のジェット音しか聞こえなくなる。怖くなって振り返ると客は一人だけ、サイレントで髪をしごいていた。女湯からも声がしない瞬間だった。その後は一人また一人と常連らしき人たちが入ってきて時が動く。
歩いた距離 5.5km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:日曜17時半
混雑具合:かなり混んでた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:100円
石鹸洗髪:備え付けあり
まずは門前仲町駅から牡丹、永代、越中島、古石場、塩浜をテクテクして枝川の白山湯に入った。爽やかな外観が、海から近い銭湯とマッチする。炭酸泉も一味違う。
そこから潮見、新砂をテクテクして東砂の旭湯にハシゴする。図らずもこれまでの記録を大きく更新してしまった。自己ベストを5キロ近く上回る26キロ弱。鳥人ブブカのようにちびちび更新していたのに、やってしまった感がある。
旭湯のサウナはたった100円。気軽に入れてサウナ室も賑わう。2段6人、時折待ちも発生した。サウナマットがないため直で尻。焼けることはなかった。しかし下段の奥に座ると、今度はストーブが直。温度自体はさほど高くないが、左の膝と肩が炙られる。新しめのストーブはスペースを持て余しながら、暴力的に片面を焼き上げるサニーサイドアップだった。
水風呂から隣のミルキーな風呂に移行。乳白色はぬるめで不感温度に近く、1セットが長くなる。
露天風呂の縁で休憩している人が多い。風も通って心地よかった。ここと、縁側を通って脱衣所奥の喫煙エリアもチルスペースになっている。外の暖簾脇にも灰皿があって助かった。
土地柄、人懐っこい老紳士が多いのか、目を合わせてきては笑顔を交わしたり、うなづきあったり、一見にも優しかった。
歩いた距離 25.9km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:土曜15時半
混雑具合:ほんのり混んでた
ロッカー:中ロッカーあり
サウナ代:200円、サウナマット付き
石鹸洗髪:なし
サウナイキタイでは第二天狗湯となっないるのに、どの看板にも表記は天狗湯となっている。女将に聞いたところ、昔はそう名乗っていたが今は第二を取ったらしい。きっぱりと答えてくれた。天狗湯が正解。
L字2段のサウナは5人までの制限で、待ちにはならないまでも大体埋まっていた。テレビは短辺の後ろにあり、長辺の上段でないと見づらい。グレタ・トゥーンベリのドキュメンタリーが気になって仕方ない。
T字路の右の扉がサウナ室で、外気浴への扉が左。湯気抜きからの太陽が眩しい水風呂を経由し、その扉を開けると坪庭に椅子が1脚あった。そこにはボイラー、踏み石、植物たち。四方囲まれた狭い箱だけに無心になれる。
電気風呂のパルスも温泉の温度もゆるやか設定でなごんだ。浴室内は常連客でひしめき合っている。サウナ室前のフックも譲り合う。
大崎駅からテクテクを始めて品川、大井、勝島、大田区に入って平和島と昭和島、大森にふるさとの浜辺公園と平和の森公園をテクテクライフで塗りたくった。途中雨にやられ、もう降らないと予報で見ただけに、はらわた煮えくり返ったがすぐにやんで安堵する。湿気は残って汗びしょびしょ、海パンで出かけたので帰りはノーパン解禁。
歩いた距離 20.9km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:木曜18時30分
混雑具合:がっつり空いてた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:無料
石鹸洗髪:備え付けあり
今となっては貴重な丸山清人、勝海麻衣の連名壁絵。まだ他にあるのかしらん。山の湯が5月15日で閉じる。様々なものを記憶に残しておきたかった。
浴室真ん中のひょうたん型の浴槽に菖蒲が浮いている。子どもの日の恒例行事。勝負や尚武とかかっていて、たくましく育つよう。効能もどこかで読んだがすっかり忘れた。人がいなければ束をばしゃばしゃと湯船に叩いてエキスを抽出。
よもぎ漢方スチームでも一人になった隙にタオルをばさばさ、上にたまった熱気を撹拌。耐熱、耐水っぽい砂時計を1回転、ぐおーっと音を立てて稼働すれば座面に上がってスタンディングオベーションで歓迎する。
水風呂代わりのシャワーはしゃきしゃきに冷たくて、充分にぐったりする。カランの前で軽く休憩のつもりがしばらく動けなくなった。
入る際に着替え終わった面々が、出た時もまだ脱衣所にいた。漫画も豊富で長居に適している。そんな憩いの場も、再来週からどうするのかしらん。
歩いた距離 5km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:火曜15時
混雑具合:だんだん混んできた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:200円
石鹸洗髪:備え付けあり
江戸川区平井からテクテクして東墨田と八広を塗り潰す。京島の電気湯は口開け前から常連の紳士淑女が並び、末尾で待った。ゆっくり支度をして浴室に入ると、既に湯船は頭だらけ。下茹では諦めてサウナに入った。10分経ってやっと発汗、間髪入れずに2セット目に挑もうとすると、先ほどの湯船にいた人たちはもう何人か上がろうとしていた。さすが下町、早さが違う。
ここまではソロ。汗も出やすくなってきた。水風呂は優しめの設定で辺りを眺めながらゆっくり浸かった。目黒区でよく見るアーチ型のカラフルな天井に日光が当たって、晴天が本当に嬉しい。
休憩は脱衣所にて。こちらの天井も高くて開放的。椅子と扇風機が壁際に用意されており、意識が飛んだ。
3セット以降はサウナ室が徐々に混み出した。2段6人が埋まりかける。黙浴徹底で無音の室内。ストーブの上のやかん鑑賞に興じる。
玄関先に灰皿があったが、建物の外でお願いしますとの張り紙もある。外の石段にも禁煙と記されており、とんちかしらん。
その後は残る墨田区墨田を塗りつくし、テクテクライフにおいて墨田区コンプリート。狸湯にハシゴする。渋い見た目ながら、中島絵師のペンキ絵は2021年11月と新しい。こちらでは普通に一服。
歩いた距離 20.8km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:月曜15時半
混雑具合:ちょこっと混んでた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:150円
石鹸洗髪:備え付けあり
口開け10分前で諸先輩方が賑やかで、おそらく全員地元の常連、楽しそうに話しこんでいた。玄関に灰皿があったので一服しながら微笑みつつ眺める。受付で下足の鍵と共通入浴券、小銭を置こうとして猫の存在に気づく。寝ていてるのか顔は見えず全く動かないので、触りたい気持ちをぐっと抑えた。
2段8人のサウナはほぼ埋まる。ここでも会話が弾んでおり、テレビよりもこちらのほうが気になる。いずれはこうなりたいと思う。サウナは熱すぎず、それなりの広さがあり、立地は繁華街でない。これが地域住民の憩いの場の条件かしらん。サードプレイスの最たるもの。
水風呂はサウナを出てすぐ。外気浴は水風呂を出てすぐ。最初はこの坪庭に出ていいのか分からなかったが、常連紳士が扉を開けて涼んでいたのを見て真似をする。椅子を持ち込んで休憩。デッキには茶色のかりかりしてそうな物体が転がっていたので、かわいこちゃんも来るのかしらん。結果来なかったけれども。
高島平からスタートして大門と四葉をテクテクライフで塗り潰し、赤塚の岩乃湯。その後は徳丸を塗りたくっていたが雨が降り出した。聞いてない。ゆえにアッパーはメッシュのスニーカーだし、折り畳み傘すら持ってないし。雨はやむどころか強くなってきてコンビニにて傘を購入、テクテクも切り上げて第一金乗湯にハシゴする。個人的にイマケン銭湯でここがフェイバリットかしらん。オールドスクールとニュースクールの折衷、壁絵もかっこいい。まだ雨がやんでいないので、西台のほうまで行くつもりを諦めて東武東上線に乗ることにした。そしたら雨がやんでんでやんの。
歩いた距離 20.5km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:日曜15時
混雑具合:常に空いてた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:300円
石鹸洗髪:備え付けあり
思ったより早く、強く雨が降ってきて大誤算。予定ではサウナ上がりにぽつぽつ降るぐらいだと、小さい傘とスニーカーで出かけてしまった。二子玉川から宇奈根、喜多見をテクテク。途中から靴の中が地獄になり、せめて靴下だけでも買いたかったが、宇奈根と喜多見でコンビニが見つからない。結局替えがないまま丸正浴場に着いてしまった。
先週の金曜日も雨にやられたものの、その時は長靴だったので被害は今日のほうが大きい。びしょびしょで脱ぎにくいスニーカーそして靴下。せっかくここで温まってもまたこれをはかなければならないと思うと気が滅入る。しかしそんなことをぼやいても仕方ないのでいざ浴室へ。雨のせいか空いていた。
サウナに誰も入ってこない。大きい音のインストゥルメンタルBGMと2段の座面を独り占めする。横になっちゃったりして。冷えた体に遠赤外線ストーブからの熱がしみ渡り、だんだん眠くなってきた。というか寝た。ストーブの前に靴下を置いて乾かしたいと思いながら。
多摩川のほとり、喜多見の地下井戸水かけ流しの古代植物の成分がうんぬん、メタケイ酸がかんぬんの水風呂が肌をつるつるにしてくれる。カランの前に座って余韻に浸った。
16時半くらいでやっと次のサウナ客が入ってきて、入れ替わりで退室する。銭湯で初めて有料ドライヤーを使用し、靴下の乾燥を試みたが無駄だった。即効で足元が冷える。
歩いた距離 14.2km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:土曜14時
混雑具合:軽く空いてた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:300円
石鹸洗髪:備え付けあり
昼の松乃湯はダークファンタジー感が薄かった。ゴブリンは睨みをきかせているものの、ステンドグラスから日の光が差し込んで明るい。前回は気づけなかったが、やたらと高い位置に鏡が、壁のあちこちに埋められている。最も高いところで3メートルくらいの位置。大きめのオークでも来るのかしらん。
2種のサウナは温度が低くとも違った攻め方でしっかり発汗。長距離型のロッキーサウナは65度。小まめなオートロウリュでじわじわじっとり汗をかく。短距離型の遠赤外線サウナは90度。ストーブの前はひりつく熱さで表面かりかりさっぱり汗をかく。口開けからそれなりの人出。上段はどちらも埋まりがちだった。
若干深めの水風呂に毎回体勢を崩されつつ、中庭のような半露天エリアで休憩。青い空を眺めつつ、空くタイミングを見て炭酸泉に入った。これがあると一気に滞在時間が長くなる。
打たせ湯、電気風呂など一通り済ませ、脱衣所の自販機で炭酸水を購入。100円が戻るタイプのロッカーだと100円のドリンクを買いがち。着替えて中2階の休憩室でスマホをいじる。アプリやらSNSやら、サウナや銭湯に行くとチェックする項目が増えてきた。
大泉、石神井の名がつくところをくまなくテクテクして石神井台のたつの湯にハシゴした。煙突がど真ん中にそびえ立つ。2021年10月と新しい中島絵師の赤富士が優雅。縁側に椅子が置かれていて外気浴ができた。隣の和菓子屋で柏餅を頬張る。
歩いた距離 21.4km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:金曜19時半
混雑具合:ごりごりに空いてた
ロッカー:長ロッカーあり
サウナ代:300円
石鹸洗髪:備え付けあり
江戸川区西小松川町の小松湯の最後の日に雨の中向かった。薬湯がやたらしっくりきて、どうにも出られない。濡れた体が芯まで温まったがが、また濡れた服を着なければならない。別れの挨拶で賑やかだった。
江戸川区松島を蛇行でテクテクしつつ、湯パーク松島にハシゴする。しかしここは葛飾区新小岩。松島から移転したのかしらん。それとも主人が松島さんなのかしらん。雨に加えて風も吹き、ズボンは膝下から色が変わっている。
大きなサウナキーを大きな鍵穴に入れて2段8人のサウナ室に入ると先客は1人だけ。最後まで2人で回した。上段の角と角、定位置も決まって黙々と粛々と蒸す。上に置かれたテレビを見ながら、正面の窓から浴室ものぞく。小松湯でしっかり下茹でしたおかげか、きめの細かいナノファイン汗が肩から腕にびっしり生成した。
向かいの水風呂と、その間に椅子が1脚ある。ここで2セット目の休憩。3セット目の休憩は喉が渇いたので脱衣所に戻り、自販機で水を買いたかったが財布の中まで湿っていて札を入れても吐き出される。どこまでも雨が疎ましい。不快な服をまた着て帰る。
歩いた距離 7.3km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:水曜14時
混雑具合:口開けだけ空いてた
ロッカー:中ロッカーあるけど選択権なし
サウナ代:400円
石鹸洗髪:なし
有給休暇を消化してリニューアルしたての堀田湯に、口開け10分前に到着した。受付でサウナバンドとロッカーキーを受け取る。ロッカーを選べないスタイルだが、続けざまに入った2人組の若者も同じ列で、3人がロッカー隣同士。これはいかがなものかと。番号が縦並びだからか、おそらく並びを把握していないのであろう。互いに気配りしながら狭い場所で服を脱ぐ。
まずどーんと大ぶりの桜花とシンプルな富士のタイル絵に迎えられて浴室に入る。カランの鏡の下にはそれぞれモダンな広告。新弟子募集と打った玉ノ井部屋のものもある。調べたら西新井で、じんのびと永泉湯の間にあった。
薬草サウナは香ばしい匂い。ストーブの上でぐつぐつ煮えたぎっているのはほうじ茶かしらん。沸騰してあふれたお茶がサウナストーンに時折注がれる。
露天の160センチの水風呂は深いが温度優しめの折衷案。浴室内の水風呂は20度後半で冷冷交代浴ができる。あつ湯やぬる湯もあって温度の種類が豊富にあり、様々なルートが楽しめる。
休憩椅子は露天の壁際にずらりと並ぶ。14時半くらいからサウナは待ちが発生するも、休憩椅子にはまだ余裕があった。
はす向かいには堀田ビル。2階の窓からオレンジの法被が見えた。若いスタッフが多く、彼らの休憩室になっていると思われる。堀田さんはこの辺りの地主かしらん。
歩いた距離 12.1km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:火曜18時
混雑具合:案外空いてた
なごみの湯の夜は混んでいると予想していたが案外空いていた。混雑するのはもう少し後かしらん。ボナもロッキーも快適、外気浴にいたっては誰もいなかった。
テクテクするようになってからとにかく雨が嫌い。さらに風が強いとなると憤りを感じる。梅雨でもないのにここのところ雨の降る日が多く、怒りがこみ上げてくる。しかし今日の外気浴ときたら、雨がやんで強めの風だけが残り、気温も暑からず寒からず、一発で仕止められた。
ボナサウナはこれほどまでに湿度が高かったかしらん。恐ろしいまでの発汗促進ですぐびっしゃびしゃ。背中のほうからしゃーしゃーと隠密ロウリュがそうさせる。
なごみのといえば超高濃度炭酸泉。超高密度かと思ったらこちらも空いている。足を伸ばしてゆったり心の臓を締めつけた。
その後は2階で寄り合い。少し久しぶりであることを感じない。楽しく飲んで語って帰りは家までテクテクすると息巻いたものの、酒からの散歩はだるくて仕方ない。言わなければよかった。
歩いた距離 9.4km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:月曜18時45分
混雑具合:めちゃめちゃ混んでた
ロッカー:中ロッカーあり
サウナ代:無料
石鹸洗髪:備え付けあり
銭湯お遍路を始めそびれて、何度もやろうか迷ったが結局やめた。心の中と、エクセルに忍ばせておけばよい。88ヶ所のスタンプノート3冊分、264の銭湯を目指してこれで200浴場に達した。一昨日は荻窪の第二宝湯、昨日は初台の第二かねき湯ときて今日は鵜の木の第二栗の湯。
無料のサウナは3人収容がやっとの広さなので常に満室だった。朽ちかけのサウナ室で12分計だけが新しい。テレビやBGMがない中ひしめき合い、密にならないようと記されていてもそれは土台無理な話。下段に座ると上段横向きの人のいちのもつがとにかく近い。常連紳士たちはそれぞれ近況を報告している。
水風呂はなくとも水シャワーが冷たかった。きりきりに冷やして適当に休憩、カランの前で灰になるポーズ。サウナ室が空くタイミングを見計らいつつ風呂に入ったりしたがなかなか難しい。
電極板が奥にしかない。単体とはめずらしいと思いきや、手前に相方がいて随分と離れている。しかも微弱。余裕こいていたが、目の前の手すりにつかまったらそこにも電気が走っていてのけぞった。ちょっと腰が痛い。
歩いた距離 5.5km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:土曜15時半
混雑具合:だいぶ空いてた
ロッカー:中ロッカーあり
サウナ代:350円、大小タオル付き
石鹸洗髪:パウチもらえる
鷺ノ宮駅で降りて中野区白鷺をテクテクライフで塗り潰し、中野区も100%に達成した。杉並区に入って下井草、清水、本天沼を塗りたくったが第二宝湯の口開けにはまだ時間がある。昔、友人が住んでいた家がこの辺りにあったはず。蛇行して探したが見つからなかった。思えば彼の家には何度も遊びに行ったのに、荻窪から少し遠いこの辺りは民家ばかりで似たような景色、結局一度もたどり着くことはできず迎えに来てもらうのが常だった。今は地元に帰った彼のことを久々に考えつつ、そうこうしているうちに第二宝湯の主人が水をまいていた。
サウナ一番乗り。その後もしばらく少ない人数で回し、快適に過ごす。16時半を過ぎたくらいで人が増えてきた。温度はさほど高くないものの、いびつな形のサウナ室は熱がたまるポイントが数ヶ所あって汗が出やすい。
出てすぐの立ちシャワーはホース、逆サイドのシャワーは打点の高い固定。両方を楽しみつつ水風呂へ。角の少し暗い、柔らかな温度のチル水風呂。電気風呂は逆に強烈すぎてがっつり入れない。びくんびくん体が波打った。
脱衣所の休憩椅子はたくさんある。扇風機で風にあたりながら深いところまで。大女将が生けるのは白、青、黄色にえんじ、桃と、文字通り花を添えてくれた。
その後は上荻、西荻北、松庵をテクテクして天狗湯にハシゴする。深いあつ湯とぬるいミルク風呂、水風呂もあって温度差の段階が長居の元。多幸感あふれる常連紳士と笑顔を交わす。
歩いた距離 18.9km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:木曜20時
混雑具合:最初だけ混んでた
ロッカー:中ロッカーあり
サウナ代:400円
石鹸洗髪:備え付けあり
都か区か。とにかく普通に気になるよく分からない公共施設っぽい建物の中に入って十思湯に。シンプル、クリーン、パブリック。まずは脱衣所の給水機でがぶ飲みして臨む。
浴室はさほど混んでいなかったがサウナへの扉を開けるとほぼ満室だった。サウナ利用者の割合が高い。2段6人、下段の座面が広く、ゆったりと座れる。しっかりフックできるサウナキーなのに手こずる人が多く、無音の室内でかちゃかちゃ響いていた。21時くらいでだいぶ空く。最後はソロで、逆にカランが混んできた。
目の前の水風呂は優しげな温度。オーバーフロウで注がれる壁の滝が冷たく、ここに背中を押し当てる。
浴槽の奥に段差があってここに腰かけるか、もしくは浴槽横の縁が広くてここにあぐらをかくか、椅子がなくとも休憩をとりやすい。ちょっと暗め、湯気でもやがかった中で頭もぼーっとしてきた。
最後はあつ湯、45度とかなり熱い。あつ湯といえば三河島の帝国湯が休業しているらしい。女将が亡くなったと聞いた。先々月はいつもと変わらず番台に座っていたのに。
歩いた距離 4.9km
男
[ 東京都 ]
曜日時間:火曜17時半
混雑具合:やんわり空いてた
早くに着けたので神田セントラルホテルはす向かいの喫煙にてまず一服す。先輩後輩2人組のサラリーマンが仕事の話をしているっぽい。自販機のコーヒーは最安で80円と安く、水分補給も兼ねた。
サウナマットはふかふか、バスタオルは肉厚、アメニティも揃っている。何より冷たい麦茶が至福。サウナ水風呂を2周して更衣室に戻り、バスタオルを巻いてテレビのある休憩室に紙コップの麦茶を持っていく。時間があれば延々ループできる。
初めて来たのが一昨年で、昨年は2回、今日でこれが4度目の神田セントラルなのだが、覚えている顔が数名いた。彼ら常連は毎日のように、そして何年も通い続けているのかしらん。つかんで離さない内神田の人神田。
帰りも先の喫煙所で一服す。また同じ2人組がいた。当然ずっといたわけではないだろうが、90分で再訪して長話をしているようでは仕事ぶりは知れてるなこりゃ。
歩いた距離 7.9km
男
[ 神奈川県 ]
曜日時間:月曜18時
混雑具合:ソロ空いてた
ロッカー:小ロッカーのみ
サウナ代:200円、バスタオル付き
石鹸洗髪:なし
銭湯あるある。大日本プロレスのポスターありがち。先日行った新宿区の東宝湯にも川崎市幸区の小倉湯にもあった。守備範囲が広い。銭湯業界と癒着があるのかしらん。
この時点ではまだ小雨だったが浴室は空いていた。サウナにいたっては利用者なし。マットもからからに乾いていて快適だった。ラジオから囲碁将棋の番組が流れている。薄いエピソードを軽妙なかけ合いでカバーしていた。
サウナのガラス扉からは浴室が見える。上段角に座ってちょうど対角線上に常連紳士がジェット風呂に浸かっていた。続けざまに2セット、その間に彼は微動だにしない。どれだけ長く入るのか、ちらちらと様子を見た結果、その紳士が浴槽から出るとくっきり胸で分けられた紅白を拝めた。
サウナと逆サイドに立ちシャワーと水風呂。20度を超えていてもすっきり冷たかった。カランの前で休憩す。風呂は実母散がぬる湯、ジェットがあつ湯で、温度の段差がありがたい。外の雨音が激しく聞こえてきて萎える。
飄々とした主人に挨拶をして出たらやはり思った以上の雨、そして風。大した距離を歩いていないのに長く感じた。悪天候に対するいら立ちは昔より強まっている。最終的には靴も靴下もずぶ濡れで冷えたし。
歩いた距離 4.4km
男