2023.10.13 登録
[ 東京都 ]
今日は冷たい水風呂を身体が欲していた。
とは言ってもシングルじゃなくて1分程で手足が痙攣するタイプの水風呂に入りたい。
ヌーランドさんは夏に来た時も17度程だったので今日は期待してお邪魔する。
サウナ800円で駐車場が3時間無料というのがありがたい。
そして大好物の黒湯温泉。
スパ銭の様な広さ、少し歩くが露天に椅子が3脚あり、いたれり尽くせり。
おじいちゃん達、親子連れ、外国人、みんなのほほんと黒湯を堪能している。
ここのサウナは広いのでのんびりできる。
遠赤は広いサ室もカラカラにできる3巻。
いつもスパイシーなハーブ系の匂いがするのだが何の香りだろうか。
水風呂を期待してストーブ横の上段で焼かれる。
ここは上段で焼かれるのもヨシ、広い下段で足をのばして、まったりと蒸されるのもヨシ。
温度計はいつも90度だが、やはりストーブの横はカラカラに熱い。
お目当ての水風呂、温度計は12度に届くか届かないかの辺りだ。
心の中でニヤリとする。
水風呂を堪能するために隣の白湯をかぶり汗を流す。
入った瞬間にキーンとくる。
久々のこの温度は身体に染みる。
このために今日はじっくりと下茹でをした。
やはり1分で痺れてきた。
数回ジャンプして痙攣を治療する。
そして3杯程頭からかぶり、小松湯の滝を再現する。
これはたまらない。頭皮も喜んでいる。
今日は外気が20度ちょいだったので、水風呂の後の外気浴もたまらなく良い。
外気によって体温がジワジワと戻っていくのが感じられる。
隣には明らかにととのっていて、あまみまみれの昇天しそうなお兄さんが空を眺めている。
この時よ永遠なれと思ってしまう。
〆はやはり黒湯との温冷交互。
この冷たさだと40度のお湯に入った瞬間にも羽衣の様なものができて、一瞬何も感じなくなるのが不思議な感じだった。
今日はお肌もすべすべ、頭皮もシャキッと、いい湯でした。
そして久々に昇天しました。
[ 神奈川県 ]
秋風が吹いていたので今日は、あけぼの湯。
熱湯は若干の中毒性があり身体が欲している。
最近はいつもより熱いと常連さん達が言っていたので楽しみだ。
とは言っても、いきなり熱湯に入れるのはよっぽどの強者ではないだろうか。
まして今日は少し肌寒いので、サウナに入らずいきなりシングルの水風呂に入るのと同じぐらいきついと思う。
ここのサウナは十分熱いので下茹では不要だが、熱湯でじんわりと下半身を煮てからのサウナが最高だ。
下半身が十分煮詰まったら、10秒程肩まで浸かり速攻でタオルで身体を拭いてサ室に飛び込む。
30秒もすれば玉汗、一気にアドレナリンが分泌される。
5分で満腹になったので熱シャワーを浴びて水風呂ドボン。
20度前後の心地良い水風呂であ“ーと唸る。
休憩はベランダのベンチで。
一気に睡魔が襲ってくる。
〆は熱湯と水風呂で温冷交互。
今日は常連さん達の背中も真っ赤だ。
薬湯のラベンダーの香りに癒された。
水風呂は12月になれば15度を下回るであろうから楽しみだ。
昭和サウナに15度の水風呂とは、、、考えただけでよだれが垂れる。
今日も熱々のセッションをありがとうございました。
[ 東京都 ]
本日は大田区に用があったので銭湯に行くと決めていたので銭湯セットを用意しておいた。
どこに行くかは決めていなかったが大田区は選び放題だ。
大田区は川崎の自宅から近くチャリで10分もあれば到着する。
そして多摩川にはサイクリングロードもあるのでサウナ前の有酸素とサウナ後の風を浴びてチャリを走らせるのは何とも気持ちが良いものだ。
今日はせっかくだから初訪問の銭湯で前から気になっていたハイブリッドサウナの重の湯さんにお邪魔する。
場所は大体頭に入っていたので多摩川下口を目指し環八から裏道に入る。
横羽線の真下を通っていくが何とも言えない世界観だ。
子供達が公園で隠れんぼをして遊んでいる。
近くには金八先生に出てきた様な小さなスーパーがある。
三丁目の夕日の様な世界がまだここにはある。
17時過ぎに到着。
重の湯さんは横羽線の真下にあるのか。
陽が遮られ薄暗い雰囲気が好きだ。
ここも昨日の朝日湯と同様、番台スタイルだ。
マスターから元気良く心のこもった挨拶をして頂く。
初めてなのにここまで優しく受け入れてくれるなんて嬉しくなる。
内装もレトロで素晴らしい。
ベランダに出ると鯉が泳いでいる。
横羽線の真下をとは思えない空間だ。
浴室には見事な富士山、天井は青空色だ。
他の人のサ活にあったがペンキが所々剥がれている。
ぼんやりと眺めると剥がれたペンキが小鳥の様に見え、松林も剥がれているので立体的に見える。
しばしぬる湯に浸かりながら日本人の心を満喫する。
お目当てのサウナ。追加料金なしで入れるのが有難い。
スチームサウナは大好きなのでウキウキしながら入室する。
入った瞬間にこれは良いと思う。
初めての感覚だ。予想していたのと全く違う。
確かにハイブリッドサウナだがスチームサウナの様に霧で霞んでいなく視界はすっきりしている。
遠赤ストーブの横の水がポタポタと落ちている装置が気になり構造を見てみるが、下には石の様な物がありそこにポタポタロウリュしている。
熱い訳ではないが構造がイマイチ分からない。
しかしこのサウナは絶品だ。
マイルドな遠赤に強力な気化式加湿器を入れた感じだ。
ものすごい勢いで発汗が始まる。
スチームサウナの様な発汗だが遠赤のおかげで熱も感じる事ができる。
サ室横の立ちシャワーで冷水を浴びる。
これがまた心地良くかなり冷たい。
フラフラとしながらカラン椅子で休憩。
一発目からととのってしまった。
予想外のととのいに正直驚いた。
このサウナ、好きになった。
自宅から一番近い大田区の銭湯がこんなに素晴らしいとは。
帰り道、大師橋で立ち止まり豪快な風を浴びて外気浴。
たまらないね。
ありがとうございました、重の湯さん。
[ 神奈川県 ]
クレヨンしんちゃんの傑作といえば「戦国大作戦」と「大人帝国の逆襲」
この作品は深く感動した。
知り合いから絶対感動するから観て!と言われて、この歳でクレヨンしんちゃんは観ないよと渋々観て結果的に良かった。
大人帝国の逆襲は街中に懐かしい匂いをばら撒き、大人達がノスタルジーに浸かりすぎてしまうといったストーリーだが、今日は入口に立った瞬間から懐かしい匂いがする。
人生初の番台スタイル。映画でしか見た事がない。
入口を間違えるのは厳禁なので2回確認した。
内装もお見事。松竹の映画のセットかと思う程だ。
人気の銭湯なので混んでいるかと思ったが浴室には5人程でサウナは1人だけだ。
誰も喋らず、湯の音やケロリンを戻す時の音が高い天井に響く。
これは最高だ。既に大人帝国の世界に引きずりこまれる。
私はこの黒湯がたまらなく好きだ。
銭湯で黒水風呂まであるのは有難い。
照の湯以来だ。
浴室には白湯と黒湯がある。
白湯は少しぬるく心地良い。
黒湯は温度高めだ。温度計はあてにならないが、スパ銭の「熱湯」ぐらいかな。
度を越した熱さではないがジンジンとくる良い熱さだ。下茹でのつもりがいつの間にかじっくりと煮込まれてしまう。
タイルが茶色と濃い赤ワイン色なのだが黒湯とのコントラストが美しくて、ついつい長湯をしてしまった。
身体は既に真っ赤だ。
水風呂に入ってからサウナと思ったがお楽しみは後タイプなので我慢してサ室へ。
これまた風情のあるサ室でやはり独特な匂いがする。照の湯も独特な匂いだった。決して臭いという訳ではない。
これも黒湯ならでは。
サ室は2人しかいないので丁度良い。
下段はぬるそうだったから上段に座る。
遠赤の良い熱さプラス黒湯のアロマ。
他の人のサ活にある様に隙間風が気になる。そして上段は少し前向きに傾いている気がする。これもこの渋さならではでご愛嬌。次セットからは下段でまったり過ごす。
今日は下茹でで芯まで火が通ったので長居はしない。
待ちに待った水風呂へ。
20度ぐらいだろうか。バイブラもないので羽衣がすぐにできる。
この黒湯に包まれた重い感じが最高だ。
水風呂からは浴室に掲載されているポスターが見える。
いつの時代のもの?と思いながらまた大人帝国から迎えが来る。
最後に温冷交互を一発かまして令和へと戻る。
縁側があったので覗いてみる。
壁の向こう側には15号の標識が見える。
そうだ、ここは15号の真横だったんだ。
ふと我に帰り大人帝国に別れを告げる。
[ 神奈川県 ]
川崎の秘湯、あけぼの湯へ。
ご存知の方も多いが、ここのサウナは別名、幻のサウナとも呼ばれている。
15時から18時までしか入れないのだ。
この時間帯を狙うのはなかなか難しい。
ちなみにチラー付きだが温度が下がるのに時間がかかる様子だったので16時頃入湯。
この銭湯は思い出がたくさんある。
なにせ人生で初めて入った銭湯がここだからだ。小学生の頃、友達とよく夜遊びも兼ねて来たものだ。
時々、お小遣いが余った時は小学生の身分でサウナに入っていた。
当時は家に風呂のない家がたくさんあった。そしてとても賑わっていたのだ。
この通りの前は、ひとっぷろ浴びて、幸せそうな人々がテクテクと歩いていた。
私の母も子供の頃通っていたと言っていたので60年以上この土地で人々に安らぎを与えてきたのである。
内装と外装も当時のままだが、少し渋さが増したか。
サウナについてくるバスタオルはベランダでの外気浴の為にとっておく。
一番の目的は「熱湯」だ。
とにかく熱い。そして今日は特別に熱い。薬湯とラジウム湯の2種類だがラジウム湯の方が熱い。
同時に湯船に入った常連さんと目が合う、一時の沈黙の後「アチー!、今日は無理だ」と言って出ていってしまった。
今までで一番の熱さだ。
いきなり肩まで浸かるのは無謀なので、とりあえず足を調理する。
温度計はいつもと同じで42度で止まっている。おじいさんの古時計の様だ。
それともラジウムの放射線の影響なのか。
足が真っ赤になったのでサ室へ向かう。
今日は一人か。
開店してから1時間以上経っているので良い熱さだ。
この遠赤ストーブはアイドリングする事なく常にサ人達を蒸してくれる。
テレビも音楽もないこの狭い空間にストーブの音だけが響き渡る。
しばらくして紳士的なおじ様がルームメイトになる。
静かなサ室なのでお喋りが弾む。
これもまた地元銭湯ならではの楽しみ。
近くの銭湯の情報交換や世間話、とても楽しい一時を過ごさせて頂きました。
そしてこの近辺に、あけぼの湯以上の熱湯は存在しないという結論に至る。
水風呂も18度ぐらいだろうか。心地良い。
マスターがサ室を見に来たのでそろそろ終了。
マスターは90歳になるのでサウナマットは最後の人が全て回収してボイラー室まで持って行くのがここでのルール。
「ありがとうございます、助かりました」と優しくおっしゃる。
マスターの代でここも終わりなのはとてもさみしい。
それでも汗まみれになって我々の為に90を超えても頑張っている姿を見ると自然と活力が湧いてくる。
今日は熱湯のおかげで別次元のととのいを味わう事ができた。
とにかく身体が軽いし関節がタコの様に動く。
また来ますね。
[ 神奈川県 ]
本日は地元の知り合いがよく行くという銭湯にお邪魔する。
子供の時からこの場所に銭湯があったのは知っていたが、一昔前は近所に5軒以上あり銭湯巡りなど当時はしていなかった。
今思えば自宅から一番近い銭湯は徒歩30秒程だったので恵まれていた。
川崎大師の横の細い小道を通り抜け夕方到着。
路駐チャリの数が半端ない。
警察の取り締まりがあったので隣のチャリパーキングに停めてくれとのポスターが貼ってある。
2時間まで無料との事。
チャリパーキングも満車に近かったので何とかスペースを見つけて路駐させて頂く。
730円でタオルはつかない。
黄色いサウナマットとロッカーキーを受け取る。
脱衣所に入るとサ室の半分が脱衣所にはみ出している。後付けサウナかな?
更に後付けでできた様なシルキー風呂がある。
この造り「星乃湯」とそっくりだ!
サウナ料金でサウナマットのみつくというシステムも同じだ。
シルキーも浴室とは別にある点も同じ。
他にもあるのではと思い浴室を探すと見つけてしまった。
ジェット風呂が二つあるのだが噴出口の形状が4つのタイプと一点集中タイプ。
これも同じ。
星乃湯の一点集中ジェットはなかなかの威力だが、ここのはマイルド。
星乃湯はバイブラ電気付きの草津湯、すえひろ湯はバイブラ電気付きの薬湯がある。ちなみに本日は檜湯だった。
ここまでくるともはや偶然とは思えなくなってくる。
そして一番驚いたのがサ室の座席の配置まで同じで小型の電気ストーブがおいてある。
一応定員5名となっているが、この形状で5人はきついだろう。
星乃湯では3人が適正だった。
今日は混まない事を願う。
幸運な事に本日は終始自分を含め2名しかサウナを利用していなかった。
サ室の温度計は100度とあるが、これは100度か?と少し疑う。
カラカラではあるが比較的マイルドだ。
サ室のドアの上にも温度計を発見。
こちらは80ちょいを指している。
多分こちらが正解だろう。
じっくり蒸されようと思ったのだが、座席の高さが微妙に高い。
地元のおじさんは足が床につかないと言っていた。とはいえ胡座をかくには少し狭い。
まあ座席が高い分温度も高いから、それでヨシとしよう。
水風呂の前に壁で囲まれた立ちシャワーが2つあり思いっきりシャワーをあびる事ができた。
温度計は泣く子も黙る2度を指している。
んな訳ないと思い入ると22〜23度程。
マイルドなサウナだったので永遠に入っていられる。
休憩は星乃湯と同じくシルキー風呂横と脱衣所に椅子が置いてある。
脱衣所の椅子の前には現場仕様の巨大な扇風機があるので心地よかった。
帰り道、秋風を浴びながらのチャリは最高だった。
[ 神奈川県 ]
土曜日の朝は浅田湯。
何といってもプールが楽しみだ。
門を潜るといつもの女将さんが優しさに包まれた笑顔で挨拶して下さる。
初めて訪れた際は鍵の使い方を親切に教えて下さった思い出がある。
素晴らしい秋晴れ、女将さんの笑顔、良い一日になりそうだ。
土曜日に浅田湯に来たからには、清めが終わったらプールに直行。運が良い事に誰もいない。
「プールの利用は一回15分まで」とあるので急いでいつものプールでのウォーミングアップを行う。とりあえず蹴伸びでストレッチ。温度は温水プールと同じぐらいで30度ちょいだろう。
7メートル程のプールなのでターンの回数が半端ないが10分程ノンストップでスイム。あまり音をたてると恥ずかしいので静かに2ビート。有酸素運動完了。
プール後のサウナは何とも言えない充実感。
サ室に入り石像に軽く一礼。
外気温も低くなってきたせいか、いつもよりマイルドに感じる。
遠赤前の人気席は上下共に常連様達が頑張っていらっしゃるので石像の横で1セット目を始める。
テレビも無い、お喋りもない、平和な空間だ。
プールに夢中で下茹でをするのを忘れてしまったので時計が一周してしまった。
とてもマイルドで居心地が良い。
水風呂は20度。このサウナには丁度良い。水道水水風呂は夏場はぬるいが、これからの時期は楽しみだ。
気持ち良すぎて寝てしまいそうなのでプールに直行。
アクアマッサージで休憩。
これが矢向湯のハイパワージェットに負けないぐらいの強さなのでジンジンとした気持ちよさ。プールサイドのベンチでは爆睡しているお兄さんが。実に平和だ。
その後はしっかりと下茹でを行い、遠赤前の席が空いたのでじっくりと火入れを行い2時間のスイム&サウナ終了。
しかし脱衣所に出た瞬間に私はフリーズしてしまった。
なんと脱衣所のスピーカーからはオルゴールバージョンの「君をのせて」が流れている。
何が何でもエモすぎる。
昔歯医者でおそらく患者の恐怖心を抑える為に流れていたのを聞いたことがあったが、今、このシチュエーションで聞くのは別格だ。
オルゴールのサウンドがサウナによって放出された幸せホルモンを更に上昇させ身にしみるようだ。
そういえば前回も脱衣所には合唱バージョンの「赤とんぼ」「里の秋」「ふるさと」等が流れていて少しノスタルジーに浸かってしまった。
鍵を返却し、女将さんに挨拶をし「お気をつけて」と優しく挨拶を頂く。
女将さんは常連のおじいさまのお悩み相談中だったので邪魔になるまいと、ササっと帰宅。
湯船につかれば口もほぐれて誰かと喋りたくなる事もある。そんな時、女将さんは静かに耳を傾ける。
改めて銭湯のあるべき姿を考えさせられた。
[ 神奈川県 ]
地元の銭湯、山陽館へ。
鋼管通りを抜けると煙突が姿を現し、一人テンションが上がる。
カラッとした秋の夕暮れ、少し肌寒く常温水風呂が楽しみだ。
女将さんからフカフカで柔軟剤の匂いがするタオルを受け取り、下駄箱の鍵を渡す。
脱衣所で気づいたのだがサウイキで予習したのに初めてだったので下駄箱の鍵を渡してしまった。
女将さんは「じゃあこれも預かっておきますね」とおっしゃっていた。
浴室に入り一望すると昔ながらの銭湯だ。何だかホッとする。
ほのかに香るケミカルの入浴剤の香りで癒される。
少し寒かったのでとりあえず湯船に浸かる。
薪炊きの銭湯は久しぶりだ。
やはり何かが違う。明らかに心地よい。
サウナにはまってからは湯船につかるのは予熱の為か筋肉痛の時に温冷交互浴をするぐらいだったが、山陽館のお湯は何かクセになりそう。
サ室の壁は珍しい石造り。
サウナマットが丁寧に敷かれていて、入り口から座席までの1〜2歩分の床にも綺麗にマットが敷いてある。
スロットルを開き気味の遠赤ストーブが音をたてていて、テレビが無く有線だけなのが嬉しい。
水風呂は20度ちょい。チラーがなくてもこの時期は十分だ。
この水温だと強めのバイブラが心地よい。
休憩も露天風呂の椅子で夕焼けを眺めながら秋風を感じる事ができた。
この日は終始貸切サウナだった。
サ室の座席が独特なので後ろ向きに座り両面をしっかりグリルできた。
貸切サウナで両面遠赤グリルとは何とも贅沢だ。
この日はいつもより深い眠りにつくことができた。
薪の力かな。
[ 東京都 ]
何が何でも暑すぎるので、物は試しで新呑川湯に行く事にする。
じつはこの「呑川」を「のまれがわ」と読んでしまい大田区の江戸っ子に笑われた事がある。
個人的には、のまれがわの方が発音しやすいが。
事前にルートを調べてきたが、あまりの暑さにチャリをこぐのがきつくなる。
身体は汗まみれ、喉が渇く。
しまった、サウナ用のポカリだけ持ってきてチャリの水分補給用はもってこなかった。途中コンビニでポカリを購入し爆飲み。こんなんで新呑川湯に辿り着けるのだろうか。
何とか開店前に間に合う。
ビル型銭湯か。
サウイキで予習し、サウナマットが無いとの事なので本日は尻を火傷しないように厚めのバスタオルを持参。更に小タオルを背中に挟む用、汗を拭く用、頭を厳重にガードする用、、、合計5枚も持ってきたのでバッグはパンパンだ。
帰りは水を吸収して重くなるな。
この暑さだったら下茹では不要だと思ったが、せっかく銭湯に来たので一通り浸かる。
お炭酸泉か。銭湯で炭酸泉とは珍しい。しかも独立したシルキー風呂ではないので全体的にシュワシュワしている。
巷では炭酸泉は有名でスパ銭で何度か入ったが未だに炭酸泉の良さが分からない。いつの日か分かりますようにと。
そして炎天下でチャリをこいで待ちに待ったサ室へ。
ドアを開けるとモンスーンが襲ってくる。昔、ペルーの砂漠に行った時の事を思い出した。
カラッカラの熱気だ。
浴室は混んでいたのにサ室は誰もいない。まるで砂漠に一人残された様な感じだ。
上段はやめておこう。
バスタオルをひき、背もたれと背中の間にタオルを挟み、頭も厳重にガード。
それでも熱い。
途中、一人入ってきて上段に座ったがすぐに出ていってしまった。
汗で濡れた床もすぐに乾く。恐るべし。
ここでロウリュしたらどうなるのだろうかと一人妄想しながら5分でご馳走様でした。
水風呂はキンキンの13度。
真夏にここまで冷えているのはユー鶴以来だ。久々の低温水風呂に手足が痺れる。
休憩は露天の椅子で。
高温サウナと低温水風呂で清々しい爽快感。
2セット目も一人、上段を試してみる。
ここまで熱いと下段との違いが分からなくなってくる。
すると、常連らしきおじいさんが、タオルも持たずに手ぶらで入室される。
そしてそのまま床に座り込む。
熱中症か?
いや、この方は座席には座らずにあえて床に座っているのだ。確かにこの熱さなら床でも十分だ。
水風呂に向かおうとすると、ゴォォと爆音と共に浴室の床が大洪水。
何だ?と思ったら水風呂に入っているおじいさんが、蛇口全開で水風呂を薄めていた。初めて見る光景であった。
重いタオルを背負い帰路へ。