乱廻のS

12月8日に訪問。

#サウナ
2段で最大定員12名。室温は天井付近の温度計で90度弱。席は左右に分けれていて、対面で座る造りになっている。上にストーンが置けるタイプのサウナヒーターが熱源となっているが、ロウリュは出来ない。

#水風呂
定員4名ほど。水温計は基本的に外気温由来になる模様。この日はそれなりに冷却感はありつつ、羽衣を纏えば長く浸かっていられそうな温度だった。体感で20度弱。

#休憩スペース
露天にととのい椅子4席と長椅子1席。

#まとめ
浴室から小串浦の海を一望できる好ロケーションが魅力で、夜でも穏やかな街明かりが癒してくれる。料金もリーズナブルで利用しやすい。

11月23日、ナイトサウナ利用。
数ヶ月前から故障で使用不可となっていたブースのシャワーが撤去され、代わりにデッキチェアが置かれて休憩スペースになっていた。
別の位置にオーバーヘッドシャワーも新設されており、また一つ進化したと言えるだろう。
長年利用されていたブースのシャワーは、部品がもう生産されておらず直せなかったとのことで、サンの歴史の長さを実感させられた。新陳代謝を繰り返して、これからも末永く続いて欲しいものだ。

11月13日に訪問。
当初は同施設内の水明荘エリアにある浴場「湯殿 心晶」へ伺うつもりでいたのだが、運悪くこの日から配管のメンテナンス作業が入っており、暫く休業とのことだった。
ちなみに今月頭に訪ねようとした渋谷のサウナ道場も直前に休業となっていたのだが、呪われているのだろうか？

#サウナ
2段で最大定員6名。ガスストーブ式の遠赤外線サウナで、室温は天井付近の温度計で86℃となっていたが、「本当か？」と疑いたくなるほど座面温度は低く、壁に寄りかかることも出来た。自分はサ室内に長く居るのはあまり得意ではなく、普段は長くて1セット10分程度だが、ここは20分入っても体の芯が温まりきらない感覚だった。

#水風呂
ちょうど1人で足を伸ばして入れるサイズの水風呂。檜の温浴槽にも共通して言えることだが、深さがあるにも関わらず段差がないので、入浴の際は注意が必要だ。
それなりに冷えているが、羽衣を纏えば体の末端が冷えることもなく、ずっと浸かっていられそうな温度。体感20℃弱。

#休憩スペース
露天にウッドデッキのテラスがあるが、特にととのい椅子などは用意されていない。対岸のテントサウナ用に並べてあるインフィニティチェアを眺めるしかないのが歯痒い。

#まとめ
日本三大美肌の湯に数えられる嬉野温泉を代表する施設とあって、泉質がとても優れていた。
サウナはぬるめだったが、ゆっくりじっくり入れる人の少ない時間帯であればそれなりに楽しめるかと思われる。
また、浴室は川沿いにあり、露天は特に自然を感じられる開放的な空間になっているのだが、開放され過ぎていて向かいの建物から丸見えなのが気になった。

11月6日から7日にかけて宿泊利用。
関東サ旅を終え、帰宅前にこちらで一泊させてもらった。

#サウナ
ロイヤルサウナと高温サウナの2室。
・ロイヤルサウナ
2段で定員10名ほどのTV付きサウナ。座面温度は60℃と低温で、中央に足湯がある珍しい造りになっている。温度が低い為壁に寄りかかることができ、TVを観ながらじっくりゆったりと入っていられる。

・大型高温サウナ
2段で定員18名ほど。こちらもTV付き。サ室の中心にikiサウナがあり、奥にもストーンヒーターが備わったダブル熱源仕様となっている。座面温度は90℃。サ室内は鉄錆臭い匂いがする。ロウリュ&アウフグースイベントの際はパワフルな熱気を感じることが出来るが、通常時は上段でも熱はマイルド。願わくばイベントの回数を増やすか、定期的にロウリュだけでもおこなって、湿度を高めてほしい。

#水風呂
水深が深く、しゃがんで入るスタイルの水風呂。水温は自前の温度計で18.5℃だった。定員は6〜8名ほど。

#休憩スペース
浴室内にととのい椅子13席。
1フロア上の展望露天スペースにととのい椅子2席とデッキチェアが3席。
露天に横になれるデッキチェアがあるのは嬉しいが、あまりにも動線が長い為、辿り着く頃にはととのえる時間が過ぎているのが残念。

#まとめ
博多駅から程近く、浴室のキャパシティも申し分ない。サウナ・水風呂ともにマイルドな設定の為、初心者の方にもおすすめ。

〜関東サ旅7軒目〜
11月5日から6日にかけて一泊利用。
こちらにはサ活投稿をまだ始めていなかった3年前に一度来て以来2度目の訪問となった。

#サウナ
・ウォーターセレモニーサウナ
2段で定員20名ほどのTV付きメインサウナ。室温は90度弱。毎時00分、20分、40分にオートロウリュが作動する。ここのオートロウリュは他の施設よりもパワフルで、熱波師が行うロウリュ&アウフグースイベント並みの熱気を味わえる。唯一、汗のムワッとした臭いだけが気になった。

・セルフロウリュサウナ
2段で定員8名ほど。室温は80℃台前半。
ヒーリングミュージックが流れており、間接照明を用いたかなり暗めの落ち着いた雰囲気になっている。熱源はハルビア製のストーンタワーが使用されており、セルフロウリュは一度に柄杓3杯まで、最低15分間隔で行うことが出来る。サ室の利用可能時間は朝5時から深夜0時までとのこと。

#水風呂
定員8名ほど。水温は約16℃と心地良い冷え加減で、刺激も少ない。なお、潜水行為は禁止となっている。

#休憩スペース
浴室内にととのい椅子が8席。
露天スペースにアディロンダックチェア2席と背もたれのない腰掛け椅子が2席。

#まとめ
ここのオートロウリュが非常に良く、気に入っていたのでそれを目当てに再訪したのだが、以前は塩サウナだったサ室がセルフロウリュサウナになっていたり、ととのい椅子が増設されていたりと、よりサウナーに嬉しい仕様に進化していた。今回のサ旅で1番ととのえたと言っても過言ではない。

中華蕎麦 とみ田

らぁめん（並）

本当に　勧めたいのは　つけ麺だ　サウナ後に汗　かくのやだもん

〜関東サ旅6軒目〜
11月4日から5日にかけて一泊利用させてもらった。

#サウナ
4段で定員22名のTV付きサウナ。
熱源は多くのサウナストーンを搭載できるメトス社の電気ヒーター、「ジール」が使用されている。室温は98℃。高温多湿で下段の方もしっかり熱気が感じられる。
今回ロウリュイベントに参加することは出来なかったが、朝風呂の際に最初にサ室に入ったタイミングが毎時00分に行われる「ジョウロウリュ」の直後だったようで、2段目までしか座っている方がおらず、3段目の足元に白い塊があると思えば熱さに耐えかねてバスタオルを被ってその場にうずくまっている方だった。何も知らずに空いていた3段目に腰掛けたが、ものの数秒で全身の皮膚の痛みに襲われ、同時に気管が焼けて呼吸困難に陥り、命の危険を感じて最速退室となった。この日一緒に訪ねていたここの近くに住む先輩から「ロウリュで人が倒れて救急車が来た」という話を聞いていたのだが、それも納得出来てしまうヤバさである。タオルも持っていられないくらいに熱くなるので要注意。

#水風呂
定員6名ほど。水温は深夜帯で17℃、早朝14℃だった。潜水や浴槽内で頭から水を被る行為は禁止されている。
地下水を使用していることに加え備長炭で濾過もしており、よく冷えているが柔らかい水質で刺激が少ない。

#休憩スペース
ととのい椅子が浴室内に2席と外気浴スペースに13席。外気浴スペースは手狭で、場所によっては周りの人の行き来に気を払う必要があり、なかなか自分の世界に没頭しづらかった。

#まとめ
ロウリュは流石にやりすぎに思えたが、サウナと水風呂の質は間違いないものがあった。
ただ、こればっかりはどうしようもないことかもしれないが、休日ということもあってか洗い場、浴槽、サ室、休憩スペース、どこを切り取っても混み合っており、パーソナルスペースがかなり狭く設定されていて、なかなかゆったりしにくい印象を受けた。
20時台に浴室に入った際はあまりに混雑していた為、体を洗って少しだけ湯船に浸かってすぐに退出。混雑緩和を狙って深夜帯に再度浴室へ行くも、営業時間中から清掃が始まっており、一部の洗い場や浴槽が閉鎖され、結局混み具合は変わっていない状態だった。

〜関東サ旅5軒目〜
11月3日から4日にかけて一泊させてもらった。

#サウナ
・獅サウナ
獅子にちなんでか、4名×4段の定員16名。室温110（百獣）℃。
TV付きだが音も字幕もなく、暗く落ち着いた環境になっている。熱源はikiストーブで、10分おきにオートロウリュが作動する為、常に高温高湿なアツアツ状態だ。毎時30分には倍の水量が噴出され、ライオン・キングでお馴染みのサークル・オブ・ライフが響き渡る「ライオンロウリュ」が楽しめる。

・瞑サウナ
間接照明を用いたヒーリングミュージックの流れる落ち着いた雰囲気の瞑想サウナ。2段で定員は10名弱。室温は95℃。ストーン式でセルフロウリュ可能となっているが、入り口の説明書きだと「最低5分間隔で一度に柄杓2杯まで」となっているのに対し、サ室内の説明書きだと「最低15分間隔で一度に柄杓1杯まで」となっており、基準が統一されていなかった。
砂時計が15分のものだったのでおそらくサ室内の基準が正しいものと思われるが、柄杓1杯だと体感温度は殆ど上がらず、効果は感じられなかった。

#水風呂
凍と冷の2種。どちらも備長炭で濾過した水が使用されている。

・凍（強冷水水風呂）
水温6℃のキンキンシングル水風呂。奥にオーバーヘッドシャワーも備わっているが、そこから出る水は常温でぬるい。

・冷（弱冷水水風呂）
水温16℃。弱冷水と言ってもこちらも十分に冷たい。

#休憩スペース
サ室のある2階フロアの浴室内に複数のととのい椅子と備え付けの長椅子があり、同時に15人以上座ることが出来る。
なお、サウナのある2階フロア、温浴槽のある3階フロアともに外気浴スペースがあるのだが、残念ながらこの時は工事中でどちらも使用できなかった。

#まとめ
フロントやロッカー室はかなり窮屈だが、浴室は2フロアに分けて動線も良く練られている為、比較的スムーズに人が流れていた。

〜関東サ旅4軒目〜
11月3日に訪問。

#サウナ
3つのサ室がある。
・イズネスサウナ
2段で定員は20 名のTV付きのメインサウナ。室温は約90℃となっている。熱源はその名の通りイズネスストーブで、毎時00分の1時間おきにオートロウリュが作動する。その直後はまるで空気が焼け焦げたかのようなパワフルな熱気が感じられる。入り口の木製扉は少し建て付けにガタが来ているのか、強めに力を込めないと動かない時もあった。

・サウナコタ
本場フィンランドのサウナをイメージして造られたサウナ小屋。下段に2名、階段を登った上段には3名座ることができる。上段からセルフロウリュが可能で、足元のストーンから発せられる蒸気を全身で味わえる。

・バレルサウナ
露天にある樽サウナ。元々貸切専用だったようだが、幸運なことに今月から無料解放されたようだ。奥行きのあまりないL時型座面のタイプで、定員は3名ほど。室温は約80℃となっており、こちらもセルフロウリュが出来る。入り口のドアノブがガタガタで今にも取れそうな状態になっており、開閉には注意が必要だ。

#水風呂
水温約18℃で定員は3名。水深があまり深くなく、肩まで浸かると3人でも浴槽はぎゅうぎゅうになる。水温もマイルドで、回転効率も今ひとつ。アウフグースイベントの直後は足を畳んで同時に6名くらい浸かっていたが、かなりカオスな状態だった。

#休憩スペース
浴室内、露天スペース共に休憩用の椅子が8席ずつ置かれている。椅子の種類は様々で、インフィニティチェアやワイヤーメッシュの揺り椅子、アディロンダックチェアなど、種類豊富。

#まとめ
サ室のキャパシティに対して水風呂が小さいのは正直かなり痛い。しかしサウナの質はどれも申し分なく、快適に汗を流すことが出来た。
リラックスコーナーやラウンジは各所にアロマデフューザーが置かれていて非常に香りが良かったので、浴室内にもそういったものがあると尚良いかと思う。

〜関東サ旅3軒目〜
11月2日から3日にかけて一泊利用。
こちらにはまだサ活投稿をしていなかった3年前に一度訪問して以来2度目の訪問となった。

#サウナ
サ室は2つ。
メインは2段で定員18名のTV付きサウナ。室温は天井付近で115℃とかなり熱い。熱源にはSAWOのタワー型サウナヒーターが採用されており、ロウリュイベントもここで行われる。なお、セルフロウリュ可能とのことだが、以前来た際も今回もラドルやバケツは見当たらなかった。時間帯によって置かれていないことがあるのだろうか。

もう一つのサ室は元々アカスリ用の空間があった場所に造られた新しいサウナで、helo製の電気ストーンヒーターが熱源に採用されている。2段で定員は8名、室温は天井付近で90℃弱となっており、上段は座面が高い設計で、確かな熱気が感じられる。

#水風呂
定員4名ほど。水温10℃台前半とよく冷えており、水質も柔らかい。

#休憩スペース
ととのい椅子17席。デッキチェア3席。

#まとめ
アツアツサウナとキンキン水風呂、そして何より都会のビルの狭間で空を見上げての外気浴は何物にも変え難い特別感がある。
久々に北欧カレーかTVでも美味しいと紹介されていた味噌ラーメンを食べようと考えていたのだが、レストランは夜ラストオーダー近い時間にも関わらず休憩室にずらっと行列ができており、泣く泣く外で食事を摂ることに。
朝食でどちらか頂こうと切り替えるも、HPを確認したところ朝メニューにはカレーも味噌ラーメンもなく、結局断念となった。
しかし最近来られている方のサ活を見たところ、朝にカレーを食している方もいる様子。もしかすると行けばあったのかもしれない。
ちなみに以前全国のセブンイレブンで北欧カレーが販売されていたが、再現度が低すぎて話にならなかったので、まだ本物を食べていないと言う方は是非一度食べてみてほしい。

#サウナ
全5種。
・蒸喜乱舞　
ロウリュイベントが行われるメインサ室。熱源は中央にあるikiストーブとボナサウナの二刀流。座面下にはスピーカーやウーハーも格納されていて、ロウリュの際はそこから流れる音楽とカラフルに光る照明が相まってクラブのような雰囲気になる。

・瞑想　
ネカフェのブース状に仕切られた木製椅子に座って入るサ室。湿度が非常に高いので体感はかなり熱い。
夜明けを思わせる鳥のさえずりがBGMで流れているが、暗い空間ではミスマッチだった。

・手酌蒸気　
壁面にケロを敷き詰めたセルフロウリュが出来るサ室。一度に柄杓5杯までと多めにかけられる分、間隔は長めに開けなければならない。

・戸棚蒸風呂　
40℃の温浴槽と漢方スチームを合体させたサ室。下半身は湯船で、上半身は蒸気で頭の先まで温まる。これぞまさに全身浴。

・昭和遠赤
ここだけ唯一TV付き。カラカラに乾いていて110℃と非常に熱く、顔や耳への負担が大きい。

サ室は全体的に湿度と温度のバランスが上振れしており、体の芯が温まる前に体表温度が上がって入っていられなくなる印象を受けた。
普段サウナで最上段に入る自分は下段に座ればそれなりに耐えられたが、普段から中下段を利用している方だと厳しいだろう。

#水風呂
全３種。
・凍
水温9℃で定員は6名程。

・冷
水温15℃ で定員10名強。備長炭が入っているもののあまり効果は感じられず、肌を刺すような刺激があるため水質改善が望まれる。

・涼
水温22℃ でバイブラ付き。定員は凍と同じく6名程だが、1番利用率が高く、混み合っていた。

#休憩スペース
ととのい椅子は勿論のこと、長椅子や横になれる畳、アディロンダックチェア、冷気浴室など、種類も数も豊富で、同時に60人以上が座れるとのこと。

#まとめ
お喋りOKの1階浴室は騒々しいが、サウナのある2階は黙浴が徹底されており、落ち着いてサ活が出来た。
基本的には満足だが、上記の内容以外にも改善して欲しい点が幾つかある。
まずはサ室で受ける肌や髪へのダメージが大きいにも関わらず、化粧水等のアメニティがないこと。
次に浴室の香りが良くないこと。植物が燃えたような臭いで、聞いた話によると付近に喫煙所があるらしく、その臭いが入ってきているのかもしれない。
最後に世界観が統一されていないこと。前記した瞑想サウナのBGMもそうだが、施設は純和風な造りにも関わらず、クラブのような雰囲気のロウリュ、ピアノ音楽が流れる休憩室と、コンセプトが統一されていない。せめて違和感のない程度には仕上げてほしい。

11月1日から2日にかけて一泊利用。
昨年末以来の関東サ旅はここからスタート。

#サウナ
薙サウナと荒サウナの２つのサ室がある。
・薙サウナ
2段で定員20名のストーン式サウナ。世界初となるサ室の絶対湿度を維持するAIオートロウリュ機能が導入されており、室温は上段で70℃台前半と低めだが、常時湿度が高い状態がキープされているのでしっかり熱い。天井も低く設計されており、ロウリュ後の蒸気熱の巡りも速い。

・荒サウナ
3段で定員9名のストーン式サウナ。こちらはセルフロウリュが出来る仕様となっている。
室温は上段の高さにある大きな室温計だと88℃だったが、それより上の天井付近に設置されている小さな室温計は82℃くらいを指しており、どちらが正しいかは不明。

ちなみにどちらのサ室も入り口と天井が低いので、身長の高い方は頭をぶつけないよう注意が必要だ。

#水風呂
青くライトアップされた視覚的にも涼しげな水風呂。水温は15℃台、ちょうど良い冷え加減と言えるだろう。定員は8名ほどと広めで深さもあり、バイブラも2ヶ所あるので好みに合わせて浸かる場所を選ぶことが出来る。

#休憩スペース
内気浴スペースに深めのととのい椅子が10席。
天井に取り付けられたファンの肌を撫でるような優しい風がとても心地良い。

#まとめ
都市部駅近のサウナということで浴室の面積自体は大きくないが、必要最低限のものが詰め込まれていて、窮屈さを感じない造りになっていた。この規模の施設でサ室が２つ、合計収容人数29名は凄いの一言に尽きる。
カプセルの方も、ロッカーや下駄箱、浴室の扉が全てリストバンドをタッチすることで開閉でき、カプセルらしからぬ高級旅館のような雰囲気でガヤガヤした感じがなく、非常に楽で快適に過ごすことが出来た。
一方で残念だったのは、エントランスや脱衣所までは和を感じさせる厳かな雰囲気のBGMが流れているのだが、浴室は無音で黙浴の呼びかけもされておらず、複数で来ている客の話し声が延々と響いていたことだ。せっかくの雰囲気が台無しになってしまうので、そこは改善願いたい。加えて、洗い場に使用済みの歯ブラシやカミソリが放置されていたりもしていたので、浴室の巡回頻度を増やしてほしい。

昨年12月に敢行した1泊2日の弾丸サ旅で最後に訪問させてもらった。時間が経っており、現状と若干異なる点があるかもしれないので、その点は留意していただきたい。

#サウナ
浴室入って左手にメインのドラゴンサウナ、露天にmedi saunaと潤いソルトサウナの計３つのサ室がある。

・ドラゴンサウナ
4段のストーン式サウナ。定員は一列9人×4で36名。室温計は3段目くらいの高さについていて、90℃弱を指していた。
スーパー銭湯の大型サウナにしては珍しく、間接照明を用いた暗めの造りになっている。
贅沢に5台ものストーンタワーが鎮座しており、10分おきに1台ずつオートロウリュが作動していく。毎時00分には5台一斉にロウリュが作動する名物「ドラゴンロウリュ」の熱気はどこに座っていても強烈だ。

・medi sauna
露天の正面奥にあるサ室。2段で定員は7 名ほど。コンパクトな造りでセルフロウリュができ、室温は約100℃と熱めのセッティングになっている。
尚、セルフロウリュには間隔や量など細かなルールが設けられている。サ室の横に記載があるので、入る前に確認すると良いだろう。

・潤いソルトサウナ
露天左手奥のサ室。定員は10名。濃密なミストに体を包まれじんわりと全身が暖められる。泥パックと塩が常設されており、美容効果も期待できる。

#水風呂
浴室内に森の冷水風呂、メッツァ冷水風呂の２つと、露天に深水風呂がある。全ての水風呂でマイホームサウナ、サウナサンの濾過装置が使われている。

・森の冷水風呂
水温16℃前後。水深108cmでしっかり肩まで浸かることができ、広めの造りで10名近いキャパシティがある。

・メッツァ冷水風呂
シングルのギンギンに冷えた水風呂。ととのいへの最短経路は間違いなくここにある。

・深水風呂
露天のmedi sauna横にある水風呂。水温16℃前後で、水深157cmと非常に深い。

#休憩スペース
ととのい椅子が浴室内に6席、外気浴スペースに19 席、横になれるととのいベッドが17席と圧巻のキャパシティ。外気浴のととのい椅子は全て足置きも付いていて、冷え対策もバッチリ。ととのいベッドにも座面を流せるシャワーが横に付いていて、配慮が行き届いている。

#まとめ
利用料金も手頃で、スーパー銭湯のサウナとしては間違いなく全国トップクラス。混雑だけが唯一の懸念点か。

10月23日、愛媛からの帰り際に訪問。
3ヶ月前に訪問した際はインフィニティチェアが2脚あったが、深めのととのい椅子に変更されていた。ととのいやすさで言うとインフィニティチェアに軍配が上がるが、ここの外気浴スペースは狭いので致し方ないだろう。
それはさておき、サウナと水風呂のセッティングは以前と変わらず良好で、快適なサ活が出来た。BSで放送されている「サウナを愛でたい」の取材も今月入ったらしく、12月放送予定とのこと。今から楽しみだ。

お風呂屋さんの焼きカレー

アツアツの　チーズと卵黄　とろけます

10月21日から23日まで、2泊利用させてもらった。

#サウナ
露天中央に位置する木造の小屋のようなサ室。2段で詰めれば3人は入れそうだが、コロナ禍からのルールが引き継がれており、1人ずつ入るよう張り紙がされている。室温は天井付近の温度計で82〜88℃くらいを行き来していた。12分計はなく、代わりに5分の砂時計がある。
内装はそこそこ年季が入っており、座面の汗が垂れる部分は木が毛羽立っていた。
1点、非常に残念だったのが、四方の壁にびっしりと品のない落書きが刻まれていたこと。田舎の公衆便所より酷い有様で悲しい気持ちになった。

#水風呂
水風呂はなく、かけ水専用の水が大きな甕に貯められている。水温は体感約18℃。一見壺湯に見えなくもないので入らないように注意。

#休憩スペース
露天に長椅子が2脚。

#まとめ
サウナは完全におまけ程度だが、自然を感じられる開放的な造りの露天風呂が非常に良かった。浴槽も多く、温泉目的の方におすすめ。

昨年7月、フィンランドサウナがリニューアルされて間もない頃に一泊し、深夜とチェックアウト前の2度、浴室を利用させてもらった。
かなり時間が経っている為、現状と異なる点があるかもしれないのでその点は留意していただきたい。

#サウナ
メインサウナ・フィンランドサウナ・塩サウナ・ハマーム（岩盤浴）の4室。
今回はそれぞれの細かい詳細は割愛させていただく。
リニューアルされたフィンランドサウナはストーンの位置より座面が高く、セルフロウリュの蒸気を全身で受けることができ、新築とあってケロの香りも非常に強く、文句のつけどころのない出来だった。

#水風呂
23℃と11.7℃、２つの水風呂がある。
23℃の水風呂は定員1名とサイズは小さいものの、お腹くらいまで深さがありしっかり全身浸かることが出来る。体を慣らしたり、初心者の利用におすすめ。
11.7℃の水風呂は深さはさほどないものの、広めの造りでゆったり体を伸ばして浸かることが出来る。天然水が使用されており、温度が低い割に肌への刺激は少なく、気持ちよく入っていられた。

#休憩スペース
長椅子2脚、ウッドチェア8席、鉄製の椅子7席。かなり見栄えは良いのだが、材質が硬いものばかりでお尻が痛くなった。

#まとめ
浴場が浴室と露天の境がない、シームレス構造ならではの開放感が素晴らしい。種類豊富なサ室に加え、メインサウナで頻繁に開催されるロウリュも魅力的だった。
しかし、全国のサウナランキングでも必ず上位に食い込んでくるこちらの施設だが、個人的にはそこまで良い印象を受けなかった。というのも、日中は問題ないのだが、深夜帯のサ室の温度管理が上手くいっていないようで、メインサウナはサウナマットとサウナパンツを併用しても耐えられないほど座面がカンカンに熱くなってしまっており、満足に入れなかった。もっと酷かったのが塩サウナで、木製の腰掛け椅子が座った瞬間飛び上がってしまうほど高温になっている上に、椅子の座面や床にまで塩が撒いてあるせいで、軽く火傷した箇所に塩が付いてずっとヒリヒリしていた。前記した通り休憩椅子も材質が硬いものばかりで、とにかくお尻にダメージを受けるサウナ、という印象になっている。