SAUNA ALKU
温浴施設 - 愛媛県 松山市
温浴施設 - 愛媛県 松山市
9月21日に訪問。
縁あって1年ぶりに松山へ。今年7月にオープンしたばかりのこちらへ足を運んだ。
珍しいことにこちらではシャワーを浴びる際と水風呂に入る際を除いて、サ室内含む館内全てで腰タオルの着用が必須となっている。
#サウナ
2つのサ室があり、一方は黙浴、もう一方は会話OKとなっている。どちらのサ室も座面は1段で定員5名程。熱源はストーンを搭載したハルビア製サウナストーブが使用されており、6分おきにラドル1〜2杯、アロマ水でのセルフロウリュが楽しめる。
・黙浴のサウナ
中央のサウナストーブだけがライトアップされた暗めのサ室。室温は95℃に設定されている。高温多湿との触れ込みだったが、先客が少なかった為か室内は乾燥していて鼻呼吸が出来なかった。
・会話OKのサウナ
暖色系の照明が煌々と室内を照らす明るいサ室。オープンから日が浅いこともあって、木の良い香りが楽しめる。室温は80℃、湿度40%と低温多湿寄りのセッティング。
#水風呂
定員5〜6名の長方形の水風呂。
水温計がついておらず正確な温度は不明だが、体感温度は15℃未満でキンキンに冷えていた。
浴槽のヘリが高くスネを打ちやすい点と、上がってすぐのシャワー付近の床は水捌けが悪く滑りやすいので注意。
#休憩スペース
浴室の1番奥に休憩室(内気浴)があり、アディロンダックチェア10脚と、畳調のマットが敷かれた3名ほど横になれるごろ寝スペースがある。なお、入室の際は水気をよく拭き取り、利用後は座面に消毒スプレーを吹きかけて洗浄をするようにとのこと。
室内は大量のファンが稼働しており、屋内だが風の流れを感じられる。ただ、ファンの稼働音は非常に大きく、流れていたBGMもほとんど聞こえなかった。個人的にはさほど気にならず、話し声が響くより断然良いと思ったが、中にはこの音がうるさく感じる方がいるかも知れない。
また、間接照明を用いた非常に暗く落ち着いた空間になっているのだが、椅子の間隔が狭く、足元にファンなども多い為、少々身動きが取りづらい感じがした。
#まとめ
道後温泉のお膝元にありながら、湯船を設けずサウナ1本で勝負する攻めた施設。設備は申し分なかったが、多数設けられた利用ルールに雁字搦めにされている感があり、やや不自由さも覚えた。
それに加えて、利用時はスタッフの浴室見回りがなかったのが非常に残念だった。
池袋のかるまるのように、スタッフが徹底して呼びかけなければルールは浸透せず、落ち着いた空間は保たれない。ルールを多く設けているなら尚の事だ。
この日は後から来た2人組に黙浴や腰タオルのルールなどガン無視で騒がれた為、時間は残っていたが嫌になって出てきてしまった。
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