2023.09.18 登録
[ 東京都 ]
日曜の午前11時。
東京・大塚。どこか下町の雑踏と異国情緒が入り混じるこの街に、24時間営業のサウナ付きカプセルホテルがある。「カプセルイン大塚(CIO)」。
選んだのは3時間1,900円のコース。都内の駅チカサウナとしてはかなりの良心価格だ。
受付は4階、浴室は8階。浴室は無駄がなくシンプル。湯船で身体をあたためてから、いよいよサウナ室へ向かう。
この日のサ室は、奇跡の貸切。10人ほどが座れる2段構成……と思いきや、実はもうひとつ“最上段”が存在する。
そう、勇者の席があるのだ。
巨大なメトス製サウナストーブがサ室の約1/3を堂々と占拠し、どこに座っても容赦なく熱が届く。そして15分ごとのオートロウリュが、まるで“神の試練”のように降り注ぐ。
2段目ですら肌がジリつくが、3段目は別格。
全身が一瞬で“熱に包まれる”。熱いではなく、「燃える」に近い。
そこから冷たい水風呂へ飛び込む。この日は温度表示なしだが、体感は18℃前後。しっかりと芯まで冷やし、
非常階段の外気浴スペースへ――
バスタオルを巻いて、扉を開けると現れるのは、緑のプラスチックチェアと、大塚の生風。
高層ビルに挟まれたその一角に腰を下ろすと、喧騒と排気が入り混じった**“街の雑味”が、逆に心地よくなる”**。
まさに都市型ととのい。
アマミがばっちり浮かぶ腕。
しっかり熱され、しっかり冷やされた証。
これがCIOの“整いクオリティ”。
⸻
1,900円という価格で、勇者の席・貸切サ室・外気浴まで揃うサウナは他にあるだろうか?
大塚の風を感じながら、またひとつ「通うべきサウナ」が増えた、そんな日曜日だった。
男
[ 千葉県 ]
【サウナレポート】千葉県野田市・湯の郷
— スーパー銭湯の皮を被った“サウナ専用機”
日曜15時、湯の郷の駐車場はすでに9割方埋まっていた。近隣住民の憩いの場かと思いきや、サウナーらしき人々も多く、明らかに“サウナ目当て”の客が多い印象。
入館料は大人880円。いわゆるスーパー銭湯価格だが、油断してはいけない。ここ、ただの銭湯じゃない。運営元はあの「楽久屋」。“分かってる”サウナー向けの設備に仕上がっている。
■男湯サウナは2種類
まずは「禅サウナ」。防音の効いた静寂空間で、ほんのり香るレモンミントのアロマに癒やされながら、じっくり90℃の熱に包まれる。雑音ゼロ。ととのいに向けて意識が集中する、まさに“内省系サウナ”。
続いて「ミュージックサウナ」。同じく90℃だが、こちらは完全に真逆のアプローチ。爆音の音楽が精巣に響くレベルで鳴り響き、思考は強制シャットダウン。脳みそごと汗をかくような体験。
どちらもコンセプトが明確で、ハシゴすることで緩急がつくのが面白い。
■水風呂と外気浴の完成度
発汗後は、備長炭を使用した16℃の水風呂へ。奇をてらわない、ど真ん中のクオリティ。無味無臭、キンッと冷えていて完璧。
外気浴スペースには椅子多数。スペースにも余裕があり、場所取りに悩むことはなさそう。ちょうどよく風が吹き抜け、3セット目には自然と目が閉じていた。
■禅→ミュ→禅の三段構え
この日は「禅→ミュージック→禅」の3セットでフィニッシュ。静→動→静の流れが絶妙で、ととのい方にも深みが増す。音と香りの振れ幅に身を委ねて、心も身体も完全リセット。
■サ飯は向かいの“神道家”
〆は湯の郷のすぐ向かいにある「神道家」のラーメンで。ガツンとくる家系スープが、脱水気味の身体に沁みる沁みる。
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「スーパー銭湯かと思ったら、めちゃくちゃサウナに本気だった」——そんな嬉しい誤算を味わえる場所。千葉県北西部で“本格サウナ”を探しているなら、湯の郷は間違いない選択肢。整いました。
[ 東京都 ]
池袋「かるまる」へ。二週間前に早割を使い、5280円といつもより手頃に宿泊。
施設の核はケロサウナ。熱気が穏やかに身体を包み、ロウリュも適度に制限されているため温度が保たれる。
蒸された後は25℃と6℃の水風呂が隣に控える。ジェット水流が体感温度をさらに下げる。14℃の水風呂はやや離れた9階にあるため、少し億劫に感じる。
カプセルは寝心地よくもやや硬めで、好みが分かれよう。
設備と価格のバランスがよく、また足を運びたくなる場所であった。
男
[ 岐阜県 ]
ヤオツサウナ&スパイス 感想レポート
岐阜の山奥にひっそりと佇む「ヤオツサウナ&スパイス」。サウナ好きなら一度は訪れたいが、場所がなかなかの“一見さん殺し”仕様。初めて行くと、道中で「本当にここで合ってるのか?」と不安になるレベルで分かりにくい。だが、その分、たどり着いたときの達成感はひとしお。
薪ストーブの熱、極まる。
サウナ室には薪ストーブが鎮座し、しっかりと熱を蓄えている。ガツンとくる熱さが特徴で、ロウリュをすれば一気に体感温度が上昇。薪の香りが鼻をくすぐり、まるで森に包まれるような感覚。サウナ本来の「熱」と「香り」を存分に楽しめるのが魅力的だ。
水風呂は、天然の恵み。
サウナ後の水風呂は、川から引いた天然水を使用。キンキンに冷えた水が火照った体を一瞬で引き締める。地下水や水道水では味わえない、自然そのものの冷たさ。温度が低いだけでなく、水質の柔らかさが心地よい。岐阜県生まれのため懐かしい川の匂い。
“一気に整う” の意味がわかる場所。
しっかり熱された身体が天然水で一気にクールダウンされ、外気浴スペースでは山の風を感じながらゆっくりと整う。薪ストーブ × 天然水 × 大自然 のトリプルコンボが揃うと、そりゃあもう整わないわけがない。
アクセスの難しさはあるが、“たどり着いた者だけが味わえる至高の整い” がここにはある。サウナ好きなら、一度は訪れる価値アリ。
[ 岐阜県 ]
大垣サウナにて
私は帰ってきた。旅の終わりではなく、始まりでもなく、ただ帰るべき場所に戻ってきたのだ。大垣の町は変わらず、どこかくすんで、静かで。大垣サウナへ向かう。
館内は古い。しかし、それは決して劣化ではない。長年の時間がしみつき、擦り減るのではなく、磨かれた結果の古さだ。清掃の行き届いた床は、過去の記憶を受け入れながらも、今日を新しく迎えている。私はロッカーの鍵を手にしながら、何度も通ったこの動作をなぞる。
サウナ室の扉を開ける。そこには、文字通り灼熱の空間が広がっている。人が少ない時間帯には、温度計が120度を指すこともある。私はその熱を、誇らしく受け止める。強い熱は、弱い心を燃やし尽くし、余計なことを考える隙を与えない。壁には「我らサウナ人」の張り紙がある。誰が書いたのかは知らないが、そこに偽りはない。ここにいる者は、皆サウナ人である。
熱された体を冷やすために水風呂へ向かう。大垣の水だ。この地に降った雨が、地下を巡り、清らかな冷たさとなって湛えられている。体を沈めると、すべての熱とともに、余計な思考までもが流れていく。澄んだ冷たさに包まれながら、この水を飲めば大垣の小学校で出てきた水道の味が味わえるだろうか。そんなことを考えながら私はここが地元であることを改めて思い知る。
風呂上がりには、食堂で生姜焼きを頼む。皿の上でぶ厚い肉と脂身が踊る。甘辛いタレが絡み、口に運べば、ご飯が進む。これはもう、生姜焼きではなく、大垣サウナの味そのものだ。
私は時計を見て、まだ帰りたくないことに気づく。外に出れば、また日常が待っている。しかし、ここでは時間が止まり、ただ熱と水と生姜焼きが、私を迎えてくれる。だから私はまた、ここへ帰ってくるのだろう。
[ 東京都 ]
サウナセンター鶯谷にて
私は、またここに帰ってきてしまった。いや、もはや帰るというより、最初からここにいたような気さえする。どうしてかと言えば、2024年、私はこのサウナに幾度となく救われた。酔い潰れた夜も、虚無に沈んだ朝も、心を持て余した昼も、私はこの鶯谷の小さな天国で湯に溶け、蒸気に包まれ、己を見失い、また見つけた。
サウナ室は広すぎず、狭すぎず、ただそこにあるべき形で在る。温度も、熱すぎず、生ぬるくもなく、ただ体の芯を正しく揺さぶる温度である。この日の朝は、コーヒー豆のロウリュウの香りが立ち込めた。必要かと思えるぐらいの砂時計、湯気の中で目を閉じると、まるで遠い異国のカフェにでもいるような錯覚を覚える。だが、アウフグースの風が私の頬を打つたびに、私はここが鶯谷であることを思い知らされる。この地にあって、このサウナは、常に一定の水準を保ち続ける。オールウェイズ、だ。
水風呂もまた、冷たすぎず、気取らず、まるで古典的な小説のような確かさがある。奇を衒わないということの美しさを、私はようやく理解し始めている。整いスペースでは、遠くから漂う鶯谷のけばけばしい匂いとともに、一服の煙が揺らめく。ここで煙草を吸う者は、誰も急がない。誰も何も考えていないように見える。けれども、何も考えない時間こそが、あるいは最も必要なことなのかもしれない。
やがて、私は朝のハムエッグ定食を前にする。目玉焼きの黄身が崩れ、白米が黄身を吸う。これほどささやかなものが、なぜか妙にうまい。そして私は思う。ああ、宿泊も安いし、予約も簡単に取れる。つまり、私はまたここへ来るのだろう、と。
[ 茨城県 ]
11月4日
朝10時からビアスパーク下妻にIN
子育て支援カード提示で入館料700円から600円に割引。
前回も書いたけど入館料600円に対してレンタルタオル料金300円って割合すごいですね。
ここは本当にタオル持参を推奨します。
ここは女湯と男湯が毎日入れ替わるタイプですが、個人的にはどちらでもサウナの性能には変わりないかな?
本日は向かって右側が男湯。
早速体を清めてサウナに入ろうと思った所、
目の前に日替わりの赤ワイン湯というものが
ここの日替わり湯って薬湯だけじゃなくて、センスが妙に若々しいんですよね
この日の赤ワイン湯は特に大当たり。
ほんのり香るワインの匂いでついつい長湯。
サウナに入ると先客は6名ほど。
ここではいつも上段に座るのがお約束ですが、なんか今日は少し肌がチリッっときたぞということで温度計を見ると98℃。
出入りが少ないから温度が高くなっているのか、出入りの多さを見越して高めに設定しているのか・・・
それでもたまにチリつきながら1セット目は12分。
汗を流して水風呂にイン。
ここの水風呂は温度計がついていないけど
体感20度ぐらい?
まぁお年寄りがメインの客層だから
シングル水風呂とかジェット水風呂あっても困るしね。
ここの水風呂はいつもより長めに入ってしっかり羽衣を纏うのがポイント。
整いポイントはチェアが4脚、ベンチが2つ。
ちなみに上記の他に隠れチェアが2つあるので来館された方は探してみてください
本日の整いポイントは、露天風呂の岩淵に決定。
絶妙に1人分あぐらで座れそうで誰の邪魔にならなさそうなポイントがあります。
これがベストヒットで露天風呂の水面を見ながらバッチリ整いました。
もう本日は満足したので休憩室に行ってダラダラしても良かったんですが、
せっかくなのでもう1度サウナに。
今度は箸休めみたいな感じで下段に着席。
不思議なことに熱さは上段より感じないはずなのに
汗がダラダラ💦
1回整って代謝が良くなった影響かもしれませんが不思議です。
汗の量に耐えれなくなったので今回は10分→水風呂3分で2度目の整い
今度は最初から下段に座ってみて検証してみなきゃ。
というわけで滞在2時間ほど。
やっぱりここはコスパ抜群ですね
[ 東京都 ]
初かるまる。
月曜カプセル利用で5780円
北欧やニューウィング等と比べるとやや割高
訪れた日はマナーがすごい。
喫煙所、脱衣所までは喋ってる方多数いて不安になったが、一歩中に入ったら一回も人語が聞こえてこなかった。
カランの音、浴槽の波打つ音、シャワーの音、従業員の清掃音、少々の機械音を聞きながら整えました。
ベランダに出れば池袋の喧騒と、多少の下品な匂いを嗅ぎながらここでも整い。
サウナハット忘れたけど、ここのケロサウナはハット要らず。頭からつま先まで満遍なくジンワリ熱が来る。
値段と片道1時間掛かるので、なかなか来れないですがまたイキタイと思わせてくれるサウナでした
[ 茨城県 ]
近所にあるビアスパーク下妻
入館料700円
子育て支援カードで100円引き
タオル持参激しく推奨
レンタルタオルは300円と入館料に比べたら割高感は否めません。
ここのサウナはテレビ無しですが非常に居心地が良い。温度計90℃でロウリュウなど一切ないですが体感温度は熱めに感じます。
地元の人が多いので、サウナ室で語られる地元トークに耳を傾けながら10分も居たら汗がダラダラ💦
水風呂はぬるめなので、長めに浸かってしっかりクールダウン。
外気浴できる椅子は5脚ほど。
これを3セット繰り返して退却。
ちょいサウナにちょうど良い施設です
日程や人数、部屋数を指定して、空室のあるサウナを検索できます。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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30 | 31 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 1 | 2 | 3 |
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
30 | 31 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 1 | 2 | 3 |