なめ茸

幼心の頃、朝一番で到着したはずのディズニーランドに並ぶ行列を見て、「パパ、ママ！早く！早く！早く並ばなきゃ！何してるの！早く！」と強い焦燥を感じたことを覚えている。
プレミアムフライデーの、スカイビルのエレベーターに行列を作る会社員達を見て、久々にそんな感覚を思い出した。
果たしてスカイスパは懐の深さを見せ、彼等を飲み込み、まだ余裕あるサ室、湯殿を拡げて見せるのだった。
セッティングは言うことなし。人が多くてややサウナが温くなりがちだったくらいか。
今日は宴会をさせて貰いましたが、ビールも鍋も美味しく、満足させて頂きました。ありがとうございました！！また来ます。

三都物語。それはサヨナラを言うための旅。締めくくりは名店で。はじめまして。ありがとう。とても楽しかったよ！そして、さよなら。

言葉が、浮かばないんです。

僕は今朝、神戸サウナ&スパさんを過去最高レベルの温浴体験だったと大絶賛しましたが、初めて訪れたニュージャパン スパプラザさんは、負けじ劣らじ、悦びと思い遣りに満ちた施設でした。
清潔感、香り、造り込み。そして何にも増して素晴らしいのはスタッフの皆々様の「満足して帰って欲しい！」という静かな熱が伝わるようなおもてなし。
渾身の熱波、美味しゅうございました。丁寧なアカスリ、サッパリいたしました。
マッサージは時間の都合で出来ませんでしたが、きっと良かったことでしょう。

ビルは老朽化により取り壊されてしまうそうです。仕方ない事だと思います。しかし最期の一瞬まで、ここは煌めいて輝き続けるんでしょうね。本当にありがとうございました。
貴方に出会えて良かった。

これからは、ずっと想い出の中で。

とにかく狂ったようにサウナを巡っている。三都物語なのだ。仕方ない。そのような旅なのだ。

神戸サウナ&スパと双璧をなすともっぱらの評判の、名水の場、クアハウス。
一階には100円で2分間、布引の名水が出し放題の蛇口が設置してあり、地元の方だろうか、大五郎のペットボトル数本へ、せわしく水をわんこ注ぎしておられた。

湯殿、サ室は総じて優しい。
98度程のサ室は湿度も丁度良く、体に負担なく汗がワーッと出る。大きい窓が開放感があって良い。
水風呂はこの施設の醍醐味だ。頭上の４つの吐水口から贅沢に布引の名水がそそがれ続ける。柔らかい水質は滝壺のようだ。19度の滝壺だ。

寝椅子取りゲームには勝てなかった。座椅子でゆったりと、まろやかな意識を攪拌する。

いま好みの施設ではないかもしれない。けれど癒しは確実に、そこにも訪れた。

「そこまで仕上げるには眠れない夜もあっただろうに！」

これが感想だ。
ふざけてると思われるかもしれないが、正直な感想だ。

なにしろ感動するポイントが多すぎて、筆舌に尽くしがたいのだ。
アプローチ。内外の世界観のある作り込み。おもてなし。清潔感。アメニティの充実。入浴する前からこんなに心震えたのは初めてだ。

お風呂も、サウナも、本当に素晴らしい。広く、セッティングもよく、オール外気。天然温泉。14度の水風呂のたまらなさよ。
晩と朝、何セットしたかわからない。

楽しい。気持ちいい。これまで訪れたどの施設より、ワクワクした温浴体験を得た。
理想を超えた体験がここにあった。

いったいどこまでの「温浴客のワクワク」を突き詰める想像力があれば、こんな施設が実現するのか。ここまで達するにはどれ程の情熱が傾けられたのか。考えずにはいられない。

冒頭の台詞はボディビルの世界の賞賛の掛け声だ。
ここまでの施設を仕上げるには、眠れない夜もあっただろう。それほどの完成された施設に出会った。
感動の体験をありがとう。きっとまたいつか来ます。神戸サウナ&スパ。

本当にうまい銭湯を知っているか。

「こんなシュウマイが家で食えたなら。食えます。」はCMの小栗旬の台詞だが、こんな銭湯が家の近所で入れたなら、と願わずにはいられない。入れません。

アッツアツのサウナ。壁のタイルにウッカリ触ろうものなら火傷は必至。火照りきって天然井戸水の水風呂に飛び込む。
柔らかくそして深い。「潜るな」の張り紙もなく、皆さん躊躇いなく頭頂まで浸かっているのでそれに倣う。最高に、最ッ高に気持ちイイ。この水飲めます。
極め付けに露天の外気。小庭園を眺めて。箱空を見上げて。最高。最of高。

これだけ堪能して460円。
こんな銭湯が近所にあったなら。
ありません。

サウナの日。所用と大雨で出立が遅れ、いつもの吉の湯の営業時間に間に合わなかったので、前々から気になっていたこちらにお世話になることにした。
料金460円＋サウナ100円。なお次回使えるサウナ無料券をくれる。バカ安か。コスパの概念が崩壊する。
脱衣室も広々、浴槽も広々かつ種類があり、そして何よりシャワーの出が良くて快適。これは良い。
肝心のサ室だが、こちらは狭い。ふつうに入れば3人、密着すれば4人といった広さ。どうも日によって温度にムラがあるらしく、今日は82度程度。身体に負担なく汗を流せた。
水風呂は広々、深さあり天然井戸水が肌に心地よく快適。体感18度ほどか。
ととのイスは無いので、シャワーの場所で明日ジョースタイルで灰になる。
3セットで程よく整った。

余談・狭いサ室でワキガ紳士と同席になるとめちゃつらい。

諸事情により1セットのみ。しかし夜景が本当に素晴らしい。

どうしたんだろう。最近妻が頻繁に「サウナ行ってきたら？」と勧めてくる。ありがたい。非常にありがたいがこちとらその言葉が発された時点で既にビールに手をつけているのである。もっと早く言って欲しい。いや贅沢は言えないが。

ひとまずチャリに跨って吉の湯へ向かう。いくつか近場の候補を考えていたが、やはり露天に惹かれてしまう。850円でサウナ＋露天風呂＋外気浴はコスパが良いってはっきりわかんだね。

雨は夜からシトシト降り始めていた。外気浴のイスの上に屋根はなく、雨粒が体温を奪う。ととのわない。
しかしこんな日でも、気持ちを切り替えて純粋に露天風呂を楽しむ事ができるのはいい所だ。
ショート3セット。満足して銭湯を後にすると雨は少しだけ弱降りになっていた。

20日前、センチメンタルな気持ちで見上げた、露天からの夜空がずっと心に残っていた。
あの夜とは事情も天候も違うが、チャンスがメイク出来たならマストゴーするしかナッシン。小雨降りしきる中チャリのペダルに力を込めた。
ナムサン！この前より人が多い。そして閉店の22時までは1時間しかない。
既に自宅で子供を風呂に入れた際に自分の身体も洗っていたので、軽くシャワ浴びしてそのままサ室へイン。

サ室も水風呂も前回と同じ。変わったのは急いた自分の心か。どうしても「1時間しかない」との思いから尻が浮いてしまう。
焦って回した3セットに整いは訪れず。整いを主目的とはしていないが、乱れた心のバロメーターのようだ。時間の余裕はやはり大事だと痛感した。

そういえば、前回は気づかなかったがサ室内にアロマの良い香りがする。何の香りだろうか？

ご褒美が連鎖する。妻が「たまには休みに1人でブラブラしてきたら」と仏心を見せたのがご褒美なら、横浜駅で偶然に旧友に出会ったのもご褒美。炭酸泉でボスに出会ったのはまぁ予定調和として、WBSの取材もまた一種のご褒美であった。

サ室は木材の良い香り、かつ無音空間で雑念が入らずリラックス可能。水風呂も常に循環し体感14度程に感じられ心地よい。
そしてなんと言ってもビュー。サ室から、休憩イスから、寝湯から、見下ろすハマの風景。広い視界でのびのびとした開放感を味わせてくれる。

ご褒美アウフを全身で目一杯受けた後は食堂でご褒美ビール。カイジより染みる顔して呑んでいたと思う。

いいご褒美DAYであった。妻と子に崎陽軒のシュウマイを買って帰る。

可能性を追求すれば道は拓かれる。
退社即玉の湯立ち寄りを逡巡の末に諦め帰宅した私に、妻は告げた。「そんなに行きたいなら行ってくれば。」と。神はいませり。
自宅の風呂で身体を入念に洗い、身綺麗かつ身軽なスタイルで、サウナ室に直行できる形で入湯。入サ。
114度の高熱射。キレイになった毛穴から汗がめっちゃ出る。それだけで最高。バイブラ水風呂。最高。45度ジェットバス。最高。
サッパリ2セットで締めて、真っ暗な家に帰宅。妻に感謝。よく寝れそうです。

先月に引き続き今月も土日のみの営業のようだ。なかなかチャンスが作れず、ようやく1ヶ月ぶりに訪問。
少し人は多い気はしたが、訪客は皆地に足ついたのんびりとした銭湯の嗜みっぷりで、そこにはまるで毎日やってましたよと言わんばかりの、あの馴染み深い光景が拡がっていた。
サウナも変わらず110度超、水風呂18度の好セッティング。サウナは無音で考え事に良い。
3セットでシッカリ汗かいてカポーンと湯船に浸かり高い天井を見上げれば、柔らかい多幸感に包まれる。そしてそのまま夢見心地で銭湯を出て２日経つと、そこには灯りも消え沈黙する只の建物があるのみなのだ。
狐につままれたようじゃないか？

昨晩、些細な事で妻と喧嘩し、そのまま今朝から彼女と娘は(タイミング悪く元々予定していた)実家に帰ってしまった。
1日気分は晴れず、ただ痛飲するのでなく、サウナで自分と向き合いたかった。マイ瞑想スポットの玉の湯は2月も土日のみ営業を貫くらしく、それではと、吉の湯にチャリを向かわせた。
綺麗な銭湯だ。ややスパ銭寄りかもしれない。
洗い場が広々としていて気兼ねない。
サウナは露天の一角にあり、それがまた良い。90度手前程で湿度のあるコンフォートサウナでよく発汗した後、冷たい外気に晒されながら水風呂に浸かり、そのまま外気浴が楽しめる。井戸水の壺湯も、熱めだが柔らかい湯に包まれて心地良い。
星空を見上げ冷静になれた。妻に謝る言葉が浮かんだ。
サウナだけでなく、トータルで自身をほぐしてくれる湯場だった。

東高円寺 香藤湯。
全体的に小ぶりな地元密着型の銭湯で、サウナも水風呂もコンパクトサイズ。
TVなし、ヒーリングミュージックが流れるサウナ室は集中できる。サウナ時計がないので久々に砂時計で時を計測した。
水風呂は他の方が書かれているように、バイブラ効果で体感は18度くらいに感じます。休憩スペースはなし。
2セットで良い汗かきました。

三軒茶屋 駒の湯 初訪問。
地元に根付いた銭湯サウナ。15:30OPENで16時に訪れても既にギュウギュウ。広くはないサウナ室は満席。しかし木材が新しく、香りが心地よい。
76〜78度程度だが湿度が高く、10分もいればしっかり汗をかく。水風呂は16度ほど。キュッと冷たく心地よい。
肩が触れ合うほど詰め詰めのサウナ室で、常連通しのゴルフの会話と、BGMの演歌を聞きながら目を閉じる。
年の瀬にふさわしい、暖かなサウナ体験だった。三茶の街へ飲みに繰り出そう。

阿佐ヶ谷玉の湯。初来訪。昨晩のリベンジ。
古き良き銭湯の佇まい。中も綺麗。地元客で賑わっている。
サウナは110度超のハード設定。TVなし、狭めの空間で集中できる。水風呂は17度前後、流水量多く柔らかめ。程よく整った。良い年末締めサウナになった。近所だしまた来たい。
与件1:お風呂は45度超。なかなか熱い。
与件2:お絵描きオッケー。狭いサウナ室の静寂の中、全身和彫りのお兄さんと2人きり。目を閉じるしかないので逆に集中できました。