リーベルホテル大阪
ホテル・旅館 - 大阪府 大阪市
ホテル・旅館 - 大阪府 大阪市
郊外で出会えるような、静寂のサウナ。
遠いと勝手に思い込んでいたが、梅田から電車で30分もかからない。
駅を出ると正面がリーベルさん。高級感溢れた正面エントランス。
ホテルに入ると、左手に大きなチェックインカウンターがある。このカウンターの左側面がスパの受付だ。
愛想の良い担当者さんだと、偶然さんではないが、8割ととのう。きょうは残念。
カードキーを受け取り,カウンター後方にあるエレベーターで3Fへ。エレベーターを出て左にスパがある。スパ入口右の読み取り器にカードキーを当てると扉が開く。
正面が休憩エリア。シティタイプの絶景が広がる。ほほぉ〜(*⁰▿⁰*)
ロッカーは縦長のものも多く、スーツを着た蒸さリーマンには嬉しい。
浴室手前にフェイスタオル,バスタオルが置いてある。カミソリは扉右のラック。
そして扉の奥、左脇に冷水器。
初めてこちらに伺った時、それはそれは驚いた。
綺麗に、そして清潔に維持された浴室の何と静かなことか。無音の浴場(その時は)。
体を洗い,サウナマットを持ってサ室へ足をふみ入れる。「おぉぉ・・」感動で思わずため息が漏れた。
木の香り漂う、静寂に包まれた厳かな空間。例えるなら、由緒ある教会に入った感覚。
TVなく、そして音楽もない。
ただ、ひたすらに静かだ。
私が入った時、サ室は貸切状態で、聞こえる音は、ストーブの弾ける音と己が吐息のみ。感動で息が詰まった (´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
窓から外気浴場からの光が差し込む、夕暮れ時の柔らかな光がサ室を満たす。全てが完璧だ。
体が熱せられ鼓動が最高潮に達した時、めまいにも似た高揚感に覆われる。 あっ、のぼせか。
きょうは残念ながら、おしゃべりをする2組の若者ペアと、「ふー!ふー!」と息を吐くおっさん、腹の脂肪をムチャムチャともむ人がいて、静寂が裏目に出た。
それから、ケツが熱い。サウナマットは多めに持って入ると良い。出口脇のラックにそのマットは取っておき、何度も使う八尾スタイル。
水風呂は狭いが、体感17℃と私好み。
露天エリアにはイスが4脚。
腰をかけて静かに呼吸をすれば、ほら、じわじわと「いいですね〜」の波が寄せてくる(о´∀`о)
ミストサウナも良い。マウント富士さんのミストに近いが、こちらは間欠ミスト。
ミストが止まると熱い雫が滴る。
世の中、至る所が人工音で溢れている。私にとって静寂は大変貴重だ。この神聖なサ室に将来、TVが設置されないことを切に祈る。
あまりに贅沢でもったいない時間を過ごさせて頂いた。感謝。
コメントすることができます
すでに会員の方はこちら