2020.04.11 登録
[ 兵庫県 ]
ポエム投稿が途絶え、早半年。
サ活は決して途絶えた訳ではない。
サウナで汗が湧き出て、このクアハウスの水風呂さながら、ポエムもオーバーフロー状態である。
私の地元、神戸には水がある。
白鶴、菊正宗、剣菱など多くの酒蔵が乱立する神戸は水が良い。
そんな水を体感できるサウナが神戸クアハウスである。
立体駐車場を改装したという人を引き寄せない外観。
看板にはデカデカと神戸ウォーターの文字。
全館すべての水が神戸ウォーターである。
パステル調のグリーンの階段を上がると浴室がある。
昭和レトロなタイル貼りの浴室だが、銭湯とは異なる不思議な空間である。
身体を清め、二種類の温泉に浸かる。
有馬が近く、温泉どころの神戸は温泉も良い。
水分補給に蛇口を捻り神戸ウォーター。
もう一つ蛇口があり、そこからは冷たい温泉が飲める。
浴室真ん中の神戸ウォーターの滝は水風呂に轟々と流れ落ちる。
水風呂に入る男たちは皆、恍惚な表情である。
リニューアルしたばかりのサ室に入る。
L字型のサ室は一部が横になれる構造である。
サウナはオートロウリュ完備で今時の適湿サウナであった。
一面ガラス張りであり、ガラスの奥には恍惚男が見える。
恍惚欲求を必死に堪え、適湿サウナに10分。
待ちに待った水風呂である。
美味だった。
サウナで失った水分を皮膚から飲んでいる感覚だ。
ここまで柔らかい水はしきじ以来である。
優しい何かに包まれて、いつのまにか私も恍惚男の一員となった。
階段を上がり、屋上に行ったのだろうが記憶にない。
神戸ウォーターを身体から飲みにまた来たい。
またこのサウナイキタイ。
[ 千葉県 ]
こんな熱い夜はかつてなかった。
千葉、船橋。
幼い天使の彫像が施された外観がラブホテルを連想させるジートピアは、ラブホテルの建設が予定されていたが、訳あって今のサウナになったという。
かつての名はモンシャトー、私の城を意味する。
今の名は、ジートピア、ジェントルマンユートピア、男の楽園と言ったところだろうか。
サ室は2つ、昭和の良きオールドストロングな高温サウナとヴィヒタが吊るされた高湿な低温サウナである。
オールドストロングにお邪魔した。
久々の高輻射のドSな責めに皮膚が驚く。
この懐炉のサ室はすぐに汗は出ない。
暫くすると、身体中から汁が溢れ出す。
ドM本領発揮で意識朦朧、水風呂へ向かう。
S責めが一転、水風呂は優しく包んでくれる。
船っ水と名付けられた名水は水風呂から溢れている。オーバーフロウは掛け流しの証であり、ジートピアの拘りであろう。
ヴィヒタで身体を鞭打つ。甘いひと時だ。
鞭打った身体が火照る。
いつまでも鞭打たれたい。
甘い香りに心微睡む。
外へ出る。椅子に腰掛け、白樺の丸太に足を乗せるスタイルのようだ。静かな風が私を誘惑した。
その誘惑に身を委ね、皮膚表面の全ての感覚を敏感に感じる。やがて、身体の奥まで敏感になった時、一気に落ちた。
誘惑に負けた。悶絶の嵐である。
嵐の再来を期待し、低温サウナを楽しむ。
吊るされた乾燥ヴィヒタのスモーキーな香りがサ室を満たしている。
セルフロウリュのために改良された旧型ストーブは、激しい熱霧を降らせることこそないが、心地よい湿度を生み出す。
旧式昭和ストーブは令和でも通用すると実感した。
優しく蒸された私は休憩中に驚いた。
先程のS責めのせいか、イキ癖が付いていたようだ。
悶絶嵐の再来だった。
宿泊予定は皆無だったが、ジートピアに取り憑かれ、ジートピアで熱い夜を明かす事となったのである。
今回、白樺スポーツさんのウィスキングを受けられなかったので、次回はウィスキングのために訪問しようと思う。
またこのサウナイキタイ
2021.03.05訪問
[ 愛知県 ]
NO MIZUBURO
NO SAUNA
旧態依然のお役所さながら凝り固まった私の考えと脳みそをとろけさせてくれたのがサウナラボであった。
"アンチ水シャワー、アンチアイスサウナ"
熱狂的なトランプ支持者の如く、こう唱える。
一方でゴッドファーザー信者でもある私は、
創造神の成す業に風呂なしでも望みを捨てきれずにもいた。
栄の雑居ビルを上がる。
受付は長い廊下の奥に位置する。
長い廊下の左、リラクゼーションルームにはサウナストーンを見立てたクッションがストーブのカゴに置かれており、サウナ愛が感じられる。所狭しに置かれたサウナグッズはサウナ心を擽られる。
廊下の右手はサウナ、ニヤニヤが止まらない。
男女利用可能なため、受付で巻き布、ポンチョ、サウナハットが貸し出される。
メインサウナに失礼する。
ポンチョスタイルでの入室も可能だが、輻射浴表面積の増加を企み、巻き布での入室。
"#洒落蒸し"などと投稿しそうなキラキラレディースも皆、巻き布であった。
映えポンチョを脱ぎ捨て、輻射浴表面積増加狙いとは驚きである。
"ロウリュしても良いですか"
湿度が上昇する。
アロマが香る。
フィンランドを感じる。
熱々本格サウナの完成だ。
洒落蒸しレディースはサウナから出ない。
アスティル新橋の熟練オジサウナーに見えてきた。
洒落蒸しは私より前からサ室にいた。
洒落蒸しより早く出るわけにはいかない。
私がサ室を出た後に
"あの人早くイっちゃったね"
そう言われるのだけは避けたい。
洒落蒸しが去った。威厳は保った。
サ室を出る。
アイスサウナはじわじわと快感を呼ぶ。
一歩ずつ着実にととのいに向かうのが分かる。
ECO FURNのECO CHAIRに腰掛け、休む。まるでフィンランドの森の妖精である。
ゆったりと時間が流れ、快感を楽しむ。
今度は女子禁制、ロフトサウナに向かう。
梯子を登り、当然2階へ。
"アロマ水が2階から落ちてきた"
伊坂幸太郎の重力ピエロを凌ぐパワーワードである。
吹き抜け構造の一階のサウナストーンにアロマ水を滴らせる。
熱い蒸気は2階を襲う。
そのまま水シャワーへ直行、
チラーの効いた冷水に脳内トリップ
再び森の妖精となったわけである。
洒落空間でのサ飯にはアフォガードを選択。
スプーンがロウリュ用の柄杓型になっており、
アイスクリームにコーヒーをロウリュできてしまう。
随所にサウナ心擽る仕掛けが施されており、ゴッドファーザー愛が深まってしまった。
またここのサウナイキタイ
2020.12.27訪問
[ 兵庫県 ]
神戸三宮。
神戸といえば洒落た港町を想像するだろうが、
神戸三宮は洒落とは真逆である。
神戸一の繁華街であり、夜になれば客引きが徘徊する雑多な街である。
私はこの雑多な繁華街、三宮が好きであり、
私の地元、神戸の誇るべき繁華街と自負している。
そんな三宮に由緒正しきフィンランドサウナが存在すると知り、この地を訪れた。
浴室に入った途端、このサウナ、尋常ではないと心躍った。
西洋、古代ギリシャを思わせる白い柱の奥には、西洋の中庭風の屋外ととのいスペース、屋外水風呂が見える。
左側に見えるメインサウナには、デカデカと"アウフグース"の開催時間が書かれている。
20分毎?
近頃の関東サウナはアウフグースとなれば、フルチン行列というなんとも言い難い滑稽な光景必至である。
関東のフルチン勢も歓喜の渦であろう。
メインサウナの奥、屋外にはもう一つ小屋がある。
フィンランドサウナだ。
フィンランドのsauna kotaを彷彿とさせる凝った造りは、洒落神戸に相応しい。
メインサウナをメインディッシュにとっておく。
前菜にフィンランドサウナに入る。
適度な湿度に私の脳内はフィンランドだ。
セルフロウリュをする。ストーンからのアロマ蒸気に身体が喜ぶ。
流行りの適湿サウナに悶絶寸前、サ室を出た。
サ室前のヴィヒタで身体を叩く。
白樺の良き香りに心ときめき、
水風呂イン。
脳内のフィンランドがとろける。
全身の力が抜ける。
さすが、老舗サウナ、温度設定は上級者向け。
11.7℃と低温だ。屋外だから尚更冷たく感じる。
丸太でできた木の椅子に腰掛け、外気浴。
神戸三宮の雑多な繁華街とは真逆、
気分は神戸マダムである。
そんなこんなで神戸マダムはイってしまったのである。
一旦、とろけた脳みそは戻らない。
本格熱々メインディッシュでも見事なまでの
神戸マダムイきを繰り返す。
熱波を浴び、洒落神戸を感じ、神戸福原のソープ街でも稀な程、神戸の夜を堪能してしまった。
そんなこんなで、また、
ここのサウナイキタイ
2020.12.5訪問
[ 三重県 ]
一言:
轟々と流れ落ちる滝に打たれたい。
"飛雪"という名に相応しい白い飛沫を浴び、
深緑と一体となり、ととのうことを
想像しながら、山道を走る。
川縁を縫うように走った先に
飛雪の滝キャンプ場は位置している。
受付を済ませ、まだできて新しいであろう、木の香り漂うコテージで着替えを済ます。
2月の滝はサウナーにとって強敵であろう。
眼前に広がる滝に緊張と未知のととのいに心臓が
大きく鼓動する。
テントサウナに入る。
適度な湿度のサウナは薪の香りでいっぱいだ。
守り神トントゥのサウナストーンからの目線を感じる。
ロウリュをする。
皮膚がじわじわと攻め立てられる。
薪の弾ける音。
ゆらめく炎。
ロウリュの蒸気に視界が曇る。
遠くから聞こえる滝の音に導かれるように外へ出る。
川に入る。冷たい。
ウェルビー福岡の強冷水風呂よりも冷たいであろう。
5℃、いや、3℃であろうか。
滝は遠かった。
もう意識が飛びそうだ。
滝を諦め、私の愛するコールマンのインフィニティチェアに腰掛ける。
冬の冷たい外気を打ち消すかのように、
身体から"温かい"が溢れてくる
身体から"気持ちいい"が溢れてくる
すっと瞼を開く。
滝が見える。
ととのった
不覚にも1セットでのエクスタシーだった。
もう一回、いや、もう二回。
再びサウナに入る。
なぜ、サウナーはセットをこなすのだろうか。
サウナにいるときは社会の輪廻と別次元に存在している気がする。
セットをこなし、非日常のサウナ世界の輪廻をループしているのかもしれない。
こうして、非日常の輪廻を経ることにより、快楽を得ることこそがサウナである。
このサウナはいつもよりもより遠い、非日常の輪廻をループできる気がした。
そして、その1番遠い輪廻が滝なのかもしれない。
先程は行手を阻まれた滝へ向かう。
非日常の輪廻にいる私にとって、滝に到達する事は容易かった。
そして、滝に打たれた。
どうやってインフィニティチェアに戻ったか記憶にない。
気づいた時には白い滝の飛沫がライトアップされ、
すっかり辺りは暗かった。
サウナは非日常の輪廻であり、大自然はととのいを加速する。
社会に生きる我々にはサウナでの輪廻は必要である。
また、ここの サウナイキタイ
サウナ:15分×3
水風呂(川):1分×2
水風呂(滝):1分
休憩:5分 × 3
合計:3セット
2021.02.21訪問
週末のみ営業!奈良大阪からは通行止めで迂回あり
[ 東京都 ]
一言:
ビル風は嫌われる。
寒い冬に嫌われるのは当然、
その突風は大切にしていた傘を折り、
人々を悲しませる。
ビル風を待ち望むのは
淑女のスカート内部のコンテンツを拝みたい
変態紳士ぐらいであろうというのが通説である。
もしかするとサウナーも変態なのかもしれない。
だって、ビル風すらもエクスタシーに変えてしまうのだから。
サウナーであればあるほど、
マルシンスパが好きであり、
変態に違いないと確信している。
ここのサウナは小規模でその名の通り、
まさしく、"アジト"である。
8人が限界のサウナ、4人ほどしか入れない湯船、湯船よりも大きい水風呂、そしてととのいスペースである。
足早に洗体を澄ませ、サ室に向かう。METOS社のikiストーブはサ室に見合わず大きい。温度計は108℃を示しており、上段は結構な温度であった。
セルフロウリュを行うと、上段から下段へと熱気が流れ、サ室内は均等に熱くなる。
皮膚が焼けるように痛いほどの風が来る。
この熱波が、受け身では我慢できずに到達できない所まで私を押し上げてくれる。
もう限界です。あちくて痛いです。やめてください。
そう心の中で叫びながらもう1分。
サ室を出る際、体に当たる空気も熱い。
水風呂へ急いだ。
いつもなら、掛水をするが、
この熱々を水風呂ダイブまで取っておきたいと
掛け湯をしてダイブ。
冬の外気浴は寒いので
水風呂は水通し程度に我慢した。
全身をよく拭き、非常階段らしき、バルコニーに向かう。
バルコニーの1番奥は丁度、ビルの角になっており、ここが特等席である。
想像以上のビル風だったが、水風呂を抑えたお陰か、心地いい。
ビル風もっと来い。
変態紳士ばりにビル風を欲している。
変態紳士万歳なビル風が吹いた。
瞬間、頭がとろけた。
エクスタシー。
全身の皮膚が立ち、脳天がビリリと揺れる。
"気持ちいい"が延々続く。
目を開けると、大都会、東京の夜景が広がる。
この何千、何万という光の中で1番幸せな場所にいる気がした。
ビル風で淑女のハプニングを狙う紳士に教えてやりたい。
そんなことしてる暇があったら、
ここのサウナに通えよと。
また、ここの サウナイキタイ
サウナ:10分 × 3
水風呂:1分 × 3
休憩:10分 × 3
合計:3セット
2021.02.26訪問
[ 京都府 ]
一言:
私はしきじを教えてくれた大学時代の後輩を師匠と呼んでいる。
師匠にサ法を学び、サウナにどっぷりハマってしまった。
そんな師匠が愛してやまないホームサウナが
ルーマプラザである。
今回、師匠のホームサウナにお邪魔させてもらったわけだ。
ルーマプラザは古都京都に相応しい圧巻の貫禄であった。
もし平安の世にルーマプラザがあったなら、
清水の舞台から飛び降りるなど、そんな稚拙な考えなど微塵も考えなかったであろう。
清水の舞台を彷彿とさせる3段のロッキーサウナの最上段の真ん中に座った。
気分は雛人形のお内裏様といった所であろうか。
雛人形を長く出して置いておくとお嫁にいけないとはよく言うが、
雛人形も一瞬で退散したくなるほどの熱さだ。
これぞ、ロッキーサウナと呼ぶべきストーンの量である。
雛人形とは異なり、ウォッシャブルな私は水風呂を堪能する。
水風呂を出た私は天国への螺旋階段を上る。
全裸での螺旋階段は多少滑稽だがそんなことはどうでも良い。
水風呂という三途の河を超えた私はGOTOキャンペーンで一刻も早くヘヴンしたいのである。
螺旋階段の先は京都を一望できる秘密の花園であった。
ユネスコにバレたら一瞬で世界遺産確定であろう。
コールマンのインフィニティチェアに腰を据え、
1ヘヴン目を終えた。
サ室に戻る際、屋上に塩サウナと水風呂を発見した。2セット目以降は、塩サウナ、水風呂、ロッキー、水風呂、ヘヴンを1セットとした。
3セット目には、秘密の花園の秘密、ヤニカスだけのハッピープレイスを味わうこととなる。
というのも、ルーマプラザには屋上ととのいスペースに喫煙所がある。
サウナという合法ドラックにさらに煙草を加えて、合法ドラックfeaturing合法ドラックが可能なのだ。
ヘヴンで意識朦朧、頭の中がサンダートルネードしてしまった。
脳内の快楽エキスが脳内をダメにした。通称"とと脳汁"である。
師匠、サウナを教えてくれたことに感謝しています。
また、一つ楽園を知ってしまった。
またこの花園、サウナイキタイ
サウナ:10分 × 3
水風呂:1分 × 3
休憩:15分 × 3
合計:3セット
2020.10.05訪問
サ活溜まってるから早く書かなきゃ…
[ 神奈川県 ]
一言:
「有難うございます。」
熱波師への感謝を告げ、サ室を去る。
これは単なる形式上の挨拶ではない。
熱波師の一振り一振りの想いを感じ取ったサウナーの敬意がこの一言にこもっていると私は思う。
「もっと下さい」
「おかわりを下さい」
心の中でアウフグースを欲する。
限界まで灼熱に燃え上がったサ室ではサウナーたちの心の声がこだましている。
もうこれ以上の熱波を受けたらカラダがダメになる。
そう感じ、サ室を出る。
サ室目の前の水風呂はキンキンだ。
完全に温まりきったカラダが一瞬にして冷える。
意識が朦朧としながらととのいイスに腰掛ける。
三種類あるととのいイスは店側の心意気であろう。
よくある白いビーチタイプの椅子。
上からミストがかかり、青森のヒバの匂い漂う椅子。
コールマンのリクライニングチェア。
今日の私はリクライニングチェアに横たわった。
ピリピリと皮膚が立つ。
体の奥底から気持ちいいがこみ上げてくる。
そして、落ちていく。
体全体が白いところへ落ちていく。
何もみえない。何もわからない。
次に記憶が鮮明になるとき、
目の前には横浜の夜景が広がる。
ととのった。
こんなロケーションでととのえる施設はここ以外ない。
灼熱のアウフグース、キンキンの水風呂、ととのいイスからの眺め、どれをとっても素晴らしい。
またこのサウナイキタイ。
①下段アウフグースありフィンランド 10分
水風呂 1分 休憩 10分
②塩サウナ 10分 水風呂 1分
フィンランド 12分 水風呂 1分
休憩 10分
③ 上段アウフグースありフィンランド 15分
水風呂 1分 休憩 10分
2020.06.21訪問
[ 神奈川県 ]
一言:
サウナのエクスタシーはイクものではない。
クルものだ。
我々サウナーはサウナの神様を呼び寄せる儀式かの如く、淡々とセットをこなす。
今日も今日とて、サウナの神様がクルのを期待しつつ、セットをこなした。
今日は3セット目以降、神様が顔を出した。
ここのサウナの神様は休憩を長めに楽しんでいる時にやって来る。
休憩後半、今日は神様が来ないのかと落胆していたところ、やって来た。
じわじわと快感が押し寄せて、それがだんだん大きくなる。その快感を受け入れる。
さらに快感が大きく押し寄せてきてなにも考えたくなくなる。
そして、サウナ以外では感じることができないエクスタシーが体全体を駆けめぐる。
その波が引いた時、静かに目を開ける。
ととのった。
ここの神様は焦らすのが上手だが、一旦その気になったら一気に攻めて来るようだ。
私はここの神様が大好きだ。
またここのサウナに来ようと思う。
もうすでにここのサウナイキタイ
サウナ:8分 10分 12分 15分
水風呂:1分 × 3 3分
休憩:10分 × 4
合計:4セット
男
[ 静岡県 ]
一言:
私のサ活はここから始まった。
サウナ、水風呂ともに受け付けられなかった私に新たな快楽を教えてくれたのがしきじだった。
静岡旅行に行くとサウナーの友人に伝えると、
しきじに行かないと後悔すると強引な勧誘を受け、しきじに向かうこととなった。
しきじの浴室内に入ると通常の銭湯と異なる神聖な雰囲気に驚いた。轟々と水風呂へ流れ落ちる湧水の滝、左側に鎮座する2つのサウナ、そして何より中央の白い椅子には、何人ものサウナーが快楽に逝っている。
初心者の私はその滑稽な光景に笑いが込み上げてくると同時に、あのエクスタシーを体験したいという気持ちがよぎっていて驚いた。
体を洗い、サウナに入った。サウナには何人もの古参のサウナーと思しき方々が座っておられ、緊張した。サウナ内は想像以上に熱かった。
ネット記事を参考に、初心者ながらにセットをこなした。
想像以上の熱さのサウナを終え、天然水の水風呂に浸かった。
冷たくない…
体と水の境界線がわからない。
息が冷たい。
次第に頭がフワフワしてくる。
気持ちいい。くる。
そう感じ、水風呂から上がり、
快感に浸る猛者たちが鎮座する白い椅子に腰掛ける。
頭のフワフワが徐々に大きくなり、頭の中が真っ白になった。これがサウナでイクということなのか。
その後、セットを繰り返し、何度もサウナでイッてしまったのである。
こうして、私もサウナーに仲間入りした。
サウナイキタイ。
フィンランド:7分 × 3
水風呂:1分 × 3
薬草サウナ:5分 × 3
水風呂:3分 × 3
休憩:10分 × 3
合計:3セット
男