HIRO3000

2025.01.25

1回目の訪問

今まで全国津々浦々有名なサウナから無名の銭湯サウナまで、
いくつも訪れてきた。
けれど、ここはそのどれとも違っていた。

旅館の中のにあり自然と同調しつつも確かにここに存在する。
それがこの場所の価値を、さらに際立たせているように思える。
旅館には、圧倒的な非日常感がある。
その空間に身を置くだけで、僕たちはほんの少し浮遊感のようなものを感じることができる。
まあ、実際に泊まったわけではないのだけれど。

まずサウナへと向かう通路がまたいい。
細長く、控えめな灯りに照らされた廊下を抜けると、
こじんまりとした脱衣所にたどり着く。
そして暖簾を潜り抜けると山と一体化したような浴場だ。
夜に訪れたのは、間違いなく正解だった。
周囲の暗さが、一層この場所の雰囲気を際立たせている。

特筆すべきはサウナの特異さ
男女のサウナ室は壁で仕切られ、その中央に巨大な薪ストーブが鎮座している。
両側から勢いよくロウリュが注がれ、サウナストーンがじゅっと音を立てる。
蒸気は容赦なく広がり、熱は逃げ場を失う。
サ室は段々と上へと登っていく構造になっており、自然と温度が保たれる。
薪ストーブはやはり尊い。

窓の外には、御船山の森が広がっている。
窓は天井にまで伸びており、森だけでなく星空までもが視界に収まる。
この構造は、あとで訪れる「整い部屋」にも生かされている。

水風呂は、武雄温泉の源泉を冷やしたものだ。
露天のジャグジーも魅力的だが、何より印象に残ったのは地下の温泉水プールだった。
壁も床も、すべて青いタイルで覆われている。
そこに足を踏み入れると、まるで洞窟の奥深くへと迷い込んだかのような気分になる。
水面にはいくつかの浮き輪が漂っている。
それに肩を預け、目を閉じる。
完璧にととのうとは、こういうことだと思った。

外気浴をするのも悪くない。
けれどせっかくなら二階の「整い部屋」へ行ってみるべきだ。
そこでは、三種類のデトックスウォーターが飲み放題で、
平飼い卵のプリンが食べられる。
ほんの少し塩をふり口に運ぶと、甘みが際立つ。
失われたミネラルが身体に戻ってくるような確かな感覚があった。

そして、この部屋の特徴もまた薪ストーブだ。
屋内なのに、本物の薪が燃えている。
煙は巨大なダクトで吸い込まれ、空気は澄んでいる。
聞こえてくるのは、薪がはぜる音と、炎が静かに揺れる気配だけ。
炎の前に足を伸ばす。
サウナで冷えた身体が、ゆっくりとほどけていく。

ここまで書いて、「一体何文字になったんだ?」と少し気になった。
まだまだ書き足りないがどうやら文字オーバーのようだ

HIRO3000さんの御船山楽園ホテル  らかんの湯のサ活写真
HIRO3000さんの御船山楽園ホテル  らかんの湯のサ活写真
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2025.01.25 20:47
1
羨ましいですね🙏🙏🙏
2025.01.30 15:39
0
海 道さんのコメントに返信

絶対に行く価値ありでございます!
2025.01.30 15:44
0
HIRO3000さんのコメントに返信

ありがとうございます😊
返信1件をすべて見る
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