太平館
銭湯 - 神奈川県 横浜市
銭湯 - 神奈川県 横浜市
サウナイキタイほかで情報を調べていてがぜん興味が湧いてきました。サウナ&水風呂なし? 番台形式? レトロ銭湯なのに熱めの黒湯? サ活投稿が6件?
15:31 IN
16:30 OUT
番台のお爺さんに¥500を支払ってイン。そう言えば神奈川県の統制価格が変わっていたなあと思い出す。
番台さんが見守ってくれてるから貴重品は心配ないと思って、そのままロッカーへ荷物を預ける。もちろん鍵つきだけど。本当に昔ながらの銭湯だ。
カランのお湯はかなり熱くて、誤って手や足にかけてしまい「アチッ」と。BGMなし。座ジェットのシューという音だけが響いてくる静かな浴室に客は3人。窓から日光が燦々と入ってくる。明るい時間帯に入る銭湯には自由な雰囲気があって、解放感で満たされている。
黒湯は深いバイブラと、普通の深さのバイブラ(一部のみ)の2つ。どちらも少しだけ熱めでした。ヌルッとしていて、そう言えば綱島は昔から温泉地で宿場町(東京の奥座敷)として栄えたことを思い出す。温泉地の名残りは今も綱島にはありますね。ほかに白湯の座ジェットが1つあって、こちらはピリッとした熱湯でした。
深い方の黒湯に肩まで入って限界まで温まってから、カランで水を汲んで掛け水を。少し頭がクラッとして立ちくらみしてしまったけど、身体を拭いて内気浴を。今日は3セット(?)できました。
16時を過ぎたあたりから常連さんたちが沢山いらして、番台のお爺さんと大きな声で挨拶されていました。もう長く、この地域の生活の一部になってきたのだろう。銭湯がある風景って、なんだか素敵だな。昔はこんな銭湯が街のいたる場所にあったんだろうな....まるで昭和で時間が止まってしまったような脱衣室で佇んでしまった。
とかくスピードや効率ばかりが優先されてしまう現代。たぶんその流れは今後も一層、加速されてゆくのだろう。犀は投げられたのだ。動き始めたメリーゴーランドを止めることは、もう誰にもできない。スピードの恩恵を受けられる面もあれば、勿論そうでない面もある。
そんな事をつらつらと考えながらカランでケロリン桶に熱湯と水を注いでいたら、少し時間を持て余している自分に気がついた....私は....こうやって桶が満たされてゆく時間さえ長く感じるようになっていたのか....
「スローダウン(落ち着け)」....と無意識に呟いていた....「スローダウン」....
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