山城温泉
銭湯 - 京都府 京都市
銭湯 - 京都府 京都市
日曜16時入店。まんぼうなのに出張。宿は3日前に開業したばかりのOMO3。大浴場はついてないが銭湯を巡ろう。仁和寺通りに入ると、赤くて丸い温泉マークが手招きしてる。
ここのお店は学生さんの下宿代免除する代わりにお風呂を掃除してもらっているという。わたしが今大学生なら大好きなお風呂をお掃除して無料で暮らせる場所があるなんて。すてきなアイデア。
受付には子どもたちの大群。10人くらいの小学生が店主さんとワイワイ喋っている。450円払い女湯の暖簾くぐる。京都はシャンリンボディソ備えなし、タオルはレンタル料払い返却時に一部が戻るのが一般的。どうやらこちらは無料でタオルが借りられるらしいが持参します。
清潔第一をうたうお風呂だけあり、古いけどピッカピカ!間違いなく好きなタイプ。抜けのよいレイアウト。落ち着いた配色のタイルに彩られ、左右と中央にカラン、奥に浴槽。その奥のビニールカーテン抜けると露天(シャワー、水風呂、ぬる湯)、サ室というレイアウト。まずは支度し薬湯へ。この日は天然薬草を乾燥させた漢方的なお湯。40度くらいで優しく温まる。
サ室はストレート向かい合わせ概ね12人でパンパン。この日はマックス4人。テレビあり。90度くらいの遠赤ストーブ。すごい湿度高い…と思ったら皆さんマイバケツ持ち込みがデフォで座面や床やストーブにバシャバシャ水かける。ストーブ壊れないか心配だがいかんせんこちらは外様、バケツマダムたちは皆様大常連。余計なお世話で空気を乱してはならぬと黙する。
大体10分でサ室を出て水風呂へ。正しい表現は忘れたが京都言葉で「容赦なく冷たいから注意しな!」といった主旨の貼り紙が添えられている。温度計はなく7〜8度くらいとの説あり、ドキドキしながらイン。ああ冷たい!自分の体感では9度。しかも深い!多分1メートルある。ドボン。入って瞬時に出てもキンキンに冷えとる。そのまま露天スペースの風呂椅子で外気浴。屋根なく雨降り打たれるがそれも趣。
そんなん3巡し電気風呂へ。電極板の間に段差…左右ではなく前後で電気に挟み撃ちされるタイプだ。こわごわ挟まれると強い強い。自分史上ベスト5には入りそうなバキバキ感を腰と腹に感じる。刺激を受けてお腹がすいてきたので先を急ごう。
知人の写真家さんがデレク・ジャーマンを撮影した展示を誠光社で鑑賞。手のひらサイズのすてきな写真集とついでに木彫りの熊についてのZINを衝動買い。3号系統で四条烏丸に向かい「たつみ」で夕飯。美山のワラビ天ぷら、お浸し、香住産のエテカレイ一夜干し、ハイリキレモン。立ち飲みは苦手だけどここは好きな酒場五本の指に入る。安くて美味しくて旬が楽しめて最高です。
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